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ふれあいと和みの家
≪大利根ろまん亭≫


●有限会社ゲン
〒371-0822
群馬県前橋市下新田町329-11
TEL.027-252-7735
FAX.027-252-7782

≪大利根ろまん亭≫
介護支援事業
≪大利根ろまん亭≫

ろまんな轍~介護史~

・・・・・・轍・・・・・・

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独居高齢者への対応

2011-06-27
 利用者さんの中には当然独居の方も多くいます。この中でも特に印象に残っているのがKさん(女)です。

 若かりし頃は今で言えばキャリアウーマンです。プライドが高く、曲がったことが大嫌い。嫌いなことには口で攻撃します。だから会話には大変神経を使いました。

 利用中Kさんが気にしていそうなことがあったり、誤解をしているような雰囲気があったらその日のうちに話しにご自宅まで伺います。すると話しが長い長い・・・2〜3時間なんてザラです。でもそうして話しを沢山聞いていると気が晴れてくるようで、最後は上機嫌。そうすれば次の利用も周囲に対して良い雰囲気です。こんなことが何度も繰り返されましたが、本当に我々を信頼してくれているようで、トラブル無く過ごすことができました。

 面倒見が良く、本人の機嫌を上げておくと周囲に対しても優しくしてくれるので神経をとにかく使い続けました。

 独居の方は被害妄想や悪いことを考えがちです。そんな不安定な状態を出来るだけ緩和してあげることも重要な仕事のうちだと教えて頂きました。

「ありがとう」の強さ

2011-06-24
 大正一桁生まれの利用者さん、口癖は「ありがとう」でした。何をしても「ありがとう」なんです。この言葉を家族にも惜しげもなく使っていました。

 この「ありがとう」とは、言われる側としては嬉しいものです。些細な事でもお礼を言われるような事でなくてもとにかく何かしてもらうと「ありがとう」なんです。言われた方はやはり気持ちも良いので、更に気にかけたりします。そう考えると「ありがとう」の言葉の強さに今更ながら驚きます。

 つい日常では「すみません」などの謝る言葉を多く使ってしまいますが、どんな時も「ありがとう」の方が良い事を教えてくださいました。

 言われてみれば納得な事ですが、身を持って体験するとかなり実感でき今日まで実践しているつもりです。

 この利用者さん実際家族からも大切にされていました。自分にとって嫌なことでも「はい」と素直に答えるその姿勢にいつも感動していました。

 普段教えてもらえないことをしっかり教えてくださったSさんには今でも感謝しています。

会話を楽しむ♪

2011-06-22
 利用者さんとの会話も慣れてきました。その頃になると認知症の方との会話も増えてきます。

 一般的に認知症の方の会話のイメージは「繰り返し」です。この繰り返しに対して家族は「もう何回も聞いている」や「うるさいな〜」などと否定的な返答をしてしまいます。実際これは余り良い対応とはいえません。・・・が、家族の方達がそのような対応になってしまうのは仕方ありませんし、我慢をしてしまうと家族のストレスが大きくなってしまうので無理はしないほうが良いと思います。

 そのためにデイサービスや他のサービスが存在するのです。

 僕らプロフェッショナルは何遍同じ事を繰り返されても何遍でも同じ事を答えます。決して否定せずに話しを合わせて行きます。そして最も良いのは認知症の方達の世界観を共有することだと思います。

 自分も認知症の方の想像の中に入り込んで物語の一員になって話を進めると、認知症の方も「話の分かる人」として少しずつ認識してくれます。もちろんそれには時間もかかるし、ダメな場合もあります。でもしつこくしつこく繰り返し繰り返し対応しているといつか受け入れてもらえるようになります。

いえ、今まで殆どのケースで受け入れられました。そうすると誘導もしやすくなるので良い事づくし♪

 会話を楽しもう!!!

一番最初のお客様〜4

2011-06-20
 編み物や折り紙、ビーズに刺し子・・・手芸は何でも興味を持ちます。感受性も豊かです。明治生まれの方って素晴らしい!なんて思っちゃいます。

 言葉も沢山知っています。僕らの知らないことを沢山教えて頂きます。言葉遣いも丁寧なので、こちらも丁寧にあわせます。勿論田舎言葉のほうがしっくりくる方には田舎言葉で対応しますが(^^)

 何事に対しても感嘆の声を上げてくださるので、スタッフもつい良い気分になってしまいます。「なるほど〜、こうして人に対応すれば良い印象が残るんだな〜」また一つ勉強させて頂きました。

 これは介護だからではなく、人と繋がっていく為の大切な事なんだと感じます。このSさんからは山ほど色々教えて頂きました。これもひとえに利用者さんと密接に接することにより得られたものであります。

 利用者さんと密接になることにより様々な事を勉強できるんです。そんなことを教えてくれた方でした。

 これがろまん亭のスタートとなる最初のお客様の印象です。今コミュニケーションを大切にしているのは、このSさんのお陰なのかも知れません。

 さて、次回からもう少し介護・介助について様々な今までの事例を挙げながらお話ししたいと思います。

一番最初のお客様〜3

2011-06-15
 会話が出来なければどうしよう???

 ここで考えました。「う〜ん、何か教えてもらおうか?」

 Sさんの趣味は詩作り。他には毛糸の編み物です。編み物なんてしたことがありません。でも何もしないでいても仕方ないので、敢えて挑戦します。

 最初はガーター編み。なかなか真剣に教えてくれます。「あれ??良い感じじゃない?」

 自然に会話をしながら教えてもらいます。Sさんも孫くらいの僕に真剣に教えてくださいます。
「そうか、なにも排泄介助や入浴介助だけが介護ではない。こうした心のコミュニケーションも大切なんだ。」と気づかせてくれました。

 ここからは挑戦です。如何に教えてもらった編み方で如何に良い作品を仕上げるか。Sさんは良い作品は期待していないでしょうが、びっくりさせたいではありませんか!!

 日々基本を習います。おしゃべりしながら。この頃になると自然に会話が出来ます。編み物だけではなく、その方の今までの歴史なども沢山お話できます。なんだかSさんも嬉しそう。

「これが介護の醍醐味か!!!」
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