~2025年9月
徒然なる日記
大切な事は。
2025-08-21
デイサービスは様々な役割があると思います。
リハビリ、レクリエーション、介護負担の軽減、社会的な繋がりを保つ事・・・などなど。
時々利用者さんに対して「デイサービスで何をやっているのですか?」と言う質問をする方がいます。
う~ん、その質問は僕にとってはナンセンス。
何故ならば、デイサービスでは「何かをやらないといけない」訳では無いからです。
やりたくない事をやらされるのは、誰しも嫌ですよね。手芸やレクリエーションが好きな方は良いと思います。しかし全ての人が手芸やレクリエーションが好きな訳ではありません。
ではそうなると、デイサービスでどう過ごすのか。
それはスタッフの関りが大きいと思うのです。何かを「する」のではなく、どう「関わるか」が重要な利用者さんもいるのです。
デイサービスに行きたくない。
と言う理由の一つに、皆で歌ったりレクリエーションをするのが嫌だと言うケースは多くあります。まるで幼稚園のような扱いだと感じてしまうのかも知れません。
確かにグループワークや歌は何となく幼稚園などのイメージを持ってしまいます。
まぁそんな事は無いのですが。あくまでイメージ。
デイサービスに行ってしまって参加してしまえば意外と楽しめたりする事もあると思います。
ろまん亭では・・・
出来る限り一人一人に合った対応を心掛けています。何か趣味があればそれを活かせるようにお手伝い。もちろん体操やストレッチも行います。
しかし一番重要なのは、利用者さん一人一人に「どうかかわるか」なのです。
利用者さん達には出来る限りスタッフが声掛けをして一緒にお話をして。話題によっては一緒に歌う流れになったりして。決して「〇〇しましょう!」と言う促しではなく、話しの流れで一緒に歌ったり作業をしたりするのです。
だから本人も「やらされる」では無く「何となく一緒にやる」ような感じ。そんな流れを作りつつお話も沢山して。もちろん時には拒否もありますが、最終的には本人の意思の下、何かを行えるのです。
強制ではない、本人の意思。
一日のスケジュールはほぼありません。その日のその時の雰囲気で何をするのかが決まります。当然「何もしない日」もあります(笑)
「何もしない日」だとしても会話は沢山します。会話の流れでタブレットを使って映像を楽しんだり、スタッフが歌を聞かせたり。
「何かをしている」のですが本人が明確に「何かをした」と言う感覚にはならないのです。何故ならば自然な流れで行うからです。
誰かに「デイサービスでは何をしているのですか?」と聞かれ「何もしていないよ。」と答えたとしても、それは自然な流れで日々変化しているから明確に「〇〇をしている」と答えられないのです。
スケジュールが決まっていて「今日は〇〇をしましょう!」と言う流れであれば、明確に答えらえると思います。
ろまん亭は常に流動的であり、その日の雰囲気によって臨機応変に対応をしています。明確ではない、流れに任せて過ごす時間。
それが家族的な雰囲気を醸し出すのだと思うのです。
そう言った面では、高齢な方や認知症の方にはとても良い環境だと思っています(^-^)
実際に現在は高齢の利用者さんが多く、更に認知症の方も多いです。「〇〇しましょう!」と言うよりも、その瞬間に出来そうな事を提供する、流動的な対応が理想だと思っています。
大切な事は「〇〇をする」ことでは無く、我々スタッフが利用者さんと「どう関わるか」だと思います。
しっかりと関わる事によって出来る事が変化はするものの、本人に負担なく出来るようになるのです。
利用者さんと密接に関わるろまん亭。
家族的、家庭的な雰囲気は、そんな「自然の流れ」を大切にしているろまん亭ならではの対応なのです(^-^)
臨時入浴です♨
2025-08-20
昨日とは別の要介護5の利用者さんです。こちらの利用者さんは排便をある程度ご家族がコントロールしています。
月曜日と木曜日が排便予定。
しかし当然の事ながら、必ず月曜と木曜に排便があるとは限りません。そんな時は一日や二日ズレる事もしばしば。
ろまん亭以外に二カ所のデイサービスを利用しています。月曜日はろまん亭利用、木曜日は別のデイサービス利用です。
さて、先週はと言うと。
木曜日に排便がありませんでした。翌日金曜日はろまん亭利用でしたが排便無し。土曜日もろまん亭利用で排便あり。そして明けて月曜日は排便無し。
月曜日にお尻をチェックすると、便はまだ上の方。恐らく火曜日か水曜日に排便がある可能性が高いです。
排便の日は出来るだけ入浴を予定したいと思っています。排便の日は早朝ご自宅で便失禁のケースが多いからです。日中はトイレでの排便が出来ているのですが、やはり便失禁があった時は入浴をさせてあげたいと思っています。
今週の月曜日には排便無し。昨日も排便なく・・・今朝、ご自宅で便失禁があったそうです。しかも二回。二回目はやや緩い便だったそう。
だとしたら更に入浴しなければ・・・♨
何となく三回目もありそうな様子。案の定、午前中に三回目の排便がトイレでありました。恐らくこれで今回の排便は終了でしょう!!
では・・・午後に入浴を予定する事にしました(^-^)
今回は臨時での入浴です。
実はこの利用者さんが利用する際は入浴用の着替え等を用意しておいています。今回のように予定日以外での排便があった際、対応が出来るようにです。
サービス利用は基本的にケアプランで作成されています。しかし、イレギュラーな事が起こるのは介護現場のあるあるです。いつ何時、入浴対応になるか分からないのですから、備えておく必要はあると思っています。
臨時入浴ですから、時間の調整は必要になって来ます。例えば送迎の担当を変えるとか、トイレ誘導の順番を変えるとか。
物理的に臨時対応が難しい場合もあります。そんな時はご容赦頂くのですが、極力対応するように心がけています。
便失禁は陰洗や清拭だけではキレイに拭き取れないものです。ある程度キレイになっても、鼠径部や皺の間に汚れが残っていたりするものです。
入浴で全体的に洗うのが一番確実にキレイになる方法。
便失禁の際はやはり入浴対応したいですね。
今回は無事に排便もあり入浴も出来てさっぱりしたと思います。
イレギュラーな事が起こっても、極力対応をするように調整する。
デイサービスに於いて難しい面もありますが、利用者さんやご家族の為に何とか対応する必要は大いにあると思っています(^-^)
連勝記録更新中!!
2025-08-19
ある要介護5の利用者さんです。生活全般が全介助。
排泄も定期的なトイレ誘導をしています。
午前中は入浴がある為、そこでパット交換になります。ご自宅から入浴までにほぼ確実に失禁がある為です。
そしてそこからは食後に一回、帰宅前に一回トイレ誘導。食後のトイレ時では摘便で排便を促しています。胃腸の動きが良いのか、摘便ではスムーズに毎回排便出来ています。
なんの連勝記録かと言うと。
入浴時にパット交換します。次のトイレは食後。
食後のトイレ誘導で摘便をするのですが、その際に排尿がある時と無い時があるのです。
それが・・・先週から食後のトイレと帰宅前のトイレでしっかり排尿があるのです!!入浴後から帰宅まで失禁無し!!
実はこれってすごい事なのです。
定期的に誘導はしていますが、失禁はいつ起こるか分かりません。それが毎回トイレで排尿あり。パットに失禁しないのです。
これまでも比較的失敗が無かったのですが、先週一週間は日中ろまん亭を利用している間に失禁ゼロ!!
この記録はまだまだ続くのでしょうか??
そして今週は・・・今週初回の利用日も失敗なし!!
連勝記録更新中です(^-^)
そうなると・・・トイレ誘導も一段とやり甲斐があります。そしてズボンとパンツを下ろす時にちょっとしたドキドキ感があります(笑)
・・・あぁ、失敗しているかなぁ・・・
緊張感の中、下ろします。そしてパット確認。
この一週間少々、汚れの無いパットをみて心の中でガッツポーズ♪♪
「〇〇さん、すごいです!!失敗しませんね!!」
ちゃんと声掛け。
例えリアクションが無くても、声掛けは大事な事です。
ずっと失敗しない・・・と言う訳には行きませんが、出来る限り失敗しないままトイレに誘導したい所。失禁しないに越した事はありません。
暑さがぶり返して来ています。しっかりと水分摂取し、しっかり排尿。暑いので失禁は避けられるのであれば避けてあげたいですね。
パンツ内が蒸れてしまうので。。。
果たしてこの連勝記録がいつまで続くのか??
毎回のトイレ誘導、ちょっとしたドキドキ感のある誘導です(笑)
必要であり、大切な事。
2025-08-18
デイサービスは利用者さんを預かる事だけが仕事ではありません。ご家族の介護負担の軽減やストレス解消のお手伝いも含まれています。
実はご家族とのコミュニケーションは必要であり、とても大切な事だと思うのです。
在宅介護は24時間365日。
毎日介護をしていたら疲れるしストレスも溜まります。
一生懸命介護をしているのに、時には暴言があったり全く言う事を聞き入れてくれなかったり。
認知症による思い込みや幻視、幻聴での対応。
我々のように聞き流せたり、納得させたり出来れば良いのですが、家族介護は意外と難しいのです。
ほんの少しでもストレスが積もり続ければ、大きなストレスになります。そうならないうちに発散する事が大切です。
その発散先に我々がいるのです。
勿論毎回とは行きませんが、時間が取れそうな時はご家族とのコミュニケーションを大切にしたいと思っています。
利用者さんに若干の被害妄想があり、送迎時になかなかお話が出来なご家族がいました。先日たまたまその日は時間にゆとりがあり、利用者さんのお部屋に迎えに行く前にご家族とお話をさせて頂きました。
う~ん、なかなかストレスが溜まっている様子。
一生懸命介護をしているからストレスが溜まるのです。もう少し手抜きの介護をすると良いのかなぁ。とは言え、すぐさま我々のような対応をするのも難しい。
在宅介護は介助者がいて成り立っています。その介助者の状態を安定したものにするには、お話をする事が必要であり大切な事なのです。
介護者は自分を責めてしまったり、出来ない自分を不甲斐なく感じてしまったり。時には怒りをもってみたり、もしかしたら自分が意地悪をしているのかも・・・と勘違いをしてしまったり。
どちらかと言えばネガティブな発想になってしまうケースは多く見て来ました。
決してそんな事は無いのです。自分を責める必要も無く、不甲斐ない事も全く無い。怒るのも当然だし、意地悪なんてしていない。
自分を悪く思う必要は全くありません。
日々自問しながら生活し、介護をするのはとても大変な事です。きっと辛いと思います。ご自身の体調が不安定なら更に尚更。
送迎時のちょっとした時間ですが、話しを聞く事によって気持ちが少しでも楽になったり軽くなったりすると良いなぁと思っています。
なので、送迎スタッフには時間にゆとりがある時はご家族ともしっかりとコミュニケーションを取るように話してあります。
我々はあくまで日中の限られた時間。第三者でもあり、介護の専門家でもあります。
ご家族は24時間365日。専門家ではありません。
我々と同じような対応はとても難しいと思います。だとしたら、余り一生懸命になり過ぎず、手抜きの介護。そして時には利用者さんと離れる時間を持つ事が有効な対応方法だと考えます。
その為のデイサービスであり、ショートステイなのです。
一生懸命介護をしている人ほど、辛くなってしまう現実。それは出来れば回避したいです。一生懸命介護をしている人が報われるような環境を作れれば最高ですね。
心のケアをするのは難しいですが、我々は出来る事をしてご家族の負担軽減に繋げられればと思います。
利用開始してから約一年半。
今回初めて時間をかけてご家族の気持ちが聞けたので、とても有意義だったと思います。ご家族の気持ちを知る事で介護にも繋がる事が増えて行きます。
利用者さんだけではなく、ご家族とのコミュニケーションも、必要であり大切な事なのです。。。
送迎は。。。
2025-08-16
送迎はデイサービスの仕事の一環です。
ろまん亭での送迎は、利用者さんをご自宅から送迎車に乗車させてろまん亭まで移動して居室までと考えています。帰りの送迎はその逆。
玄関口でお迎えするケースもあれば、寝室から起こして車いすに移乗させての送迎もあります。
どんなに大変なケースでも、色々と工夫をして送迎しようと心がけています。
現在複数のデイサービスを利用している方がいます。
ろまん亭以外のデイサービスからちょっとした提案があったそうです。
それは・・・
要介護5の利用者さん。お迎え時は寝室のベッドから車いすに移乗して出発です。寝室のベッドから玄関先の事業所の車いすまでは歩行介助にて移動。
その歩行介助での移動について提案があったとか。
要介護5です。自発的に歩く事は不可。支えながらの歩行です。脱力系では無いし、足も比較的出る方なので介助のやり方によっては比較的スムーズに移動が出来ています。
しかし女性の介助だと少々危なっかしい。
ろまん亭以外のデイサービスは女性スタッフさんが対応をしているようなのです。女性スタッフだと二人介助では無いと安全性が保てないと言う事になったそうです。
では二人介助で送迎・・・となると、そこに人員を配置しなければならないと言う問題が生じます。人員を割ければ良いのですが、なかなかそうも行きません。
ベッドから玄関までの歩行介助で安全性が確保できないので、ベッドから車いすまでの介助は出来ません・・・と言われたそうです。
そうなると、ベッドから玄関の車いすまでの移動はご家族が対応するしかありませんね。これはご家族の負担が増えると言う事。
果たしてその判断が良いのかどうか。僕は疑問に感じます。
自分たちが対応すると安全性が確保できないからやらない・・・だからご家族に対応して欲しい。
これは万が一の時の責任が取れないと言う事になります。ご家族の対応であれば、万が一の問いはご家族の責任。
そんな風にも捉えられます。僕には違和感しかありませんが・・・
そしてそれを言ってしまうと介護全体が出来なくなる可能性も出て来ます。要介護5ですので、基本的に危険は付きもの。
その危険を出来るだけ軽減するような工夫、努力は必要だと思うのです。
介護度が高くなれば高くなる程危険は伴います。移動や移乗だけではなく、飲食時も同様です。誤嚥が危険だから飲ませない、食べさせない・・・と言う訳には行きませんよね。
危険を伴いながらも出来る限りの工夫と対応をして、それでもダメなら別の手段を考える事。
それが大事だと思うのです。
「大塚さんは男だから出来るのです」・・・と言われてしまえばそれまでですが、僕も大変な利用者さんの送迎を一人で対応して来ました。
難しいケースなら難しいケースなりに工夫やご家族の協力を得て対応。そうやってお互いの信頼関係を築いて行くものだとも思っています。
「あの時は大変だったけど、何とか乗り切りましたね!」と、ご家族と言い合えるような間柄になると嬉しいですね。
安全性が確保できないから対応出来ない。
それはご家族が何となくショックを受けてしまうのではないかと心配になってしまいます。
何せ我々は介護のプロです。そのプロが「出来ない」と言ってしまうのはナンセンス。出来ないのであれば、出来る事を最大限で対応する必要があると思います。
安全性を確保できないから、ベッドから玄関先までの対応はご家族でお願いします。
・・・では無く、玄関先まで歩行介助が難しいので、ベッドから玄関先までは車いすで対応させて下さい。そしてベッドから車いす、車いすから事業所の車いすへの移乗は対応します。
今回の件に関しては、これが正解なのではないでしょうか。
全く関わらない、ベッドから玄関先までは全てお任せします。では、仕事にならないし、プロと呼ぶには少々違和感を感じてしまいます。
我々の仕事は利用者さんだけではなくご家族の介護負担の軽減も含まれます。出来る限り利用者さんの介護に関しては関わるような対応をするべきだと考えます。
「ろまん亭さんも同じようにして頂いて結構です。」とご家族から言われました。
「いやいや、何を仰いますか。ろまん亭は今までと同じ対応をさせて頂きます。歩ける間は出来るだけ歩いて頂きましょう。」
そうお答えすると、「そう言って下さると有難いです。普段歩く事は殆どないので、少しでも歩ければありがたいです」と。
それがご家族の本音だと思います。
その気持ちに応えたい!!
確かに物理的に難しい事もあります。しかしこれまでも様々工夫して乗り越えて来ました。そしてこれからも困難なケースであっても、スタッフ一同で案を出しあいながら工夫して。
利用者さんとご家族のお手伝いが出来れば良いなぁと思います。
「安全性を確保出来ないから対応不可」
同業として少し寂しくも感じ、少し残念にも感じてしまいました。
せめて・・・ろまん亭が関わる時は少しでもご家族の負担が無いように努めたいと思います(^-^)
*他のデイサービスを非難している訳ではありません。各事業所によって考え方が違いますので、上記はろまん亭の考え方を書かせて頂きました。ご了承下さい。

