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ふれあいと和みの家
≪大利根ろまん亭≫


●有限会社ゲン
〒371-0822
群馬県前橋市下新田町329-11
TEL.027-252-7735
FAX.027-252-7782

≪大利根ろまん亭≫
介護支援事業
≪大利根ろまん亭≫

ろまんの風~徒然日記

このホームページ作成が平成23年。今までの歴史の中様々な利用者さんと出会い、そして別れて・・・ろまんな風では現在の心境や感じた事、進行形で起こっている事柄を綴りたいと思います。時々昔を振り返ったり・・・『ろまんな風』を覗いて見てください。介護を通しての私の心境の変化や成長が垣間見れるかも知れません・・・(^〜^)

徒然なる日記

90代、応援します!!

2025-03-28
 現在ろまん亭の利用者さんで90歳を超えている方は三名います。内一名は今年99歳。まだまだ元気です♪♪他二名は94歳と95歳。こちらもまだまだ元気♪♪

 さてさて、三月も下旬になりました。

 三寒四温。

 三日寒くて四日暖かい日が続いて春から初夏へと移って行くのですが・・・

 急に寒くなったり急に暖かくなったりすると、ちょっと不安定になってしまう事があります。

 先日は雪が降ったかと思えば暖かい日が来て。気圧の変化や気候の変化で皆さん少々不安定になっているような日もありました。

 90代の利用者さん達も同様です。

 先日は99歳と95歳の利用者さんが前日の夜に「眠れない」と言う事で、ちょっとペースが乱れてしまいました。

 朝のお迎え時にご家族から前日夜の状況を聞いて、本人の様子を見ると・・・やはり眠気が強い様子でした。99歳の利用者さんは血圧も普段よりかなり低め。

 こんな時は少し横になって頂くようにしています。静養室で約一時間弱横になりました。

 少しずつ落ち着いてきたようなので皆さんがいる居室へ移動。その後は普段の様子となり、ひと安心です。食事もしっかりと食べられました。

 もう一方95歳の利用者さん。やはり前日の夜に眠れないと言う事で、何と暗い中外に散歩へ出たそうです。直ぐに戻って来たようですが、眠れないと言う事でご家族が眠剤を半錠服用させたそうです。

 朝は何となくぼ~っとしていたようですが、ろまん亭に到着する頃には普段の様子に戻りました。

 ・・・が。

 恐らく外に出る緊張感で目が覚めていたのでしょう。昼食後は眠気が強くなった様子。この方はランチタイム利用なので、食後13時半頃に帰りの送迎。

 ご自宅に到着してすぐに横になって寝ていました。やはり前夜の眠剤が少し残っていたのかも知れません。

 ちょっとした事で変化が出てしまうのが利用者さん達です。特に高齢となると、急変だってあり得ます。利用時は様子をしっかりと見守り、些細な変化も逃さないように心がけています。

 折角90代まで頑張って来たのですから、目指せ100歳!!・・・でしょうか(^-^)

 ろまん亭が開設して約25年経ちます。その中で100歳を迎えた利用者さんはまだ一人だけ。現在利用している90代の皆さんには穏やかで安心安全な中で100歳を目指して頂きたいと思います。

 その為には生活のリズムを整えて本人のペースを守り無理をさせない事。常に臨機応変に対応して行く事が大切だと思います。

 デイサービスへ来たのだから何かをする・・・では無く、平穏無事にのんびりと過ごして頂くのが今のろまん亭のスタイルだと思います。

 一緒に喋って一緒に笑って。

 そんなごく普通の時間を過ごして頂ければ幸いです。

 そうそう、そして美味しい食事を皆で楽しく。これも大切な事ですね。

 90代の皆さん、応援します!!

 勿論他の利用者さん達も応援しています!!

 少しでも長く住み慣れた地域に住まう事。

 そのお手伝いがろまん亭のモットーなのです(^-^)

重なった日(^-^)

2025-03-27
 これも介護あるあるでしょうか。

 特定の介助が複数名重なる事がしばしばあります。

 例えば連続して複数の利用者さんの失禁。眠気が強くて皆さん一斉にうたた寝。食欲があってご飯のお替りが複数名だったり。

 そして今日は・・・排便が重なりました!!(笑)

 定期的な排便の方もいましたが、お尻をチェックしたら便が下りていた方、珍しく日中に排便がある方・・・実は四名の方が排便ありでした(笑)

 しかも午後の一定の時間に集中。幸い時間までは重ならなかったので、それぞれゆっくり排便して頂きましたが(笑)

 定期排便の方は摘便。お尻チェックをした方も摘便。

 う~ん、今日は便付いていました。

 時々こう言った事があるのです。これが時間が重なってしまうとさぁ大変!!便器は一つしかないので、優先順位を付けて誘導するしかありません。

 摘便の方はやはり後回しでしょうか。

 胃を全摘している利用者さんが居るのですが、この方は便意があるとすぐに排便になってしまうとご家族から伺っていたので、この方の排便は最優先。

 基本的に失禁が無い方なので、失禁させる訳には行きません。

 摘便の利用者さんに関しては、「ちょっとトイレに行きますが皆さん大丈夫ですか?少し時間がかかるかも知れません。」と、事前にお伝えして。

 皆さんが「大丈夫」と答えたらいざ摘便へ~!!

 トイレだけは重なるとちょっと大変なのです。

 これは一般の民家を使用しているから起こる事だとは思いますが・・・(^-^;

 バタバタしながらも無事に皆さんの排便が済みました。お腹すっきり♪♪

 そうそう、珍しく午前午後と一日二回の摘便での排便の利用者さんが居ました。一日二回の摘便は初めて。二回ともしっかり排便あり。これでご自宅での便は安心です。

 トイレ介助は家族介護の中では一番ストレスになってしまう、最たる介護です。デイサービスを利用しているのであれば、何とかしてデイ利用中に排便を促したいといつも思っています。

 複数名の排便が重なりましたが、うまい具合に順々に済ませる事が出来てひと安心な一幕でした(笑)

諦めも肝心♪

2025-03-26
 朝の送迎時。日中独居の利用者さんです。デイを利用する日は送り出しのヘルパーさんを利用しているのですが・・・

 要介護3の女性利用者さん。

 朝到着すると・・・送り出しのヘルパーさんが悪戦苦闘しています。どうも本人が全く動く様子がない模様(^-^;

 この利用者さん、時々頑なになってしまいます。一旦頑なになってしまうとテコでも動かない方。

 普段はそれでもあれこれ話しをしていると自然と動き出して下さるのですが、僕が到着した時の様子を見る限り、今日は全くダメな日の様子でした。

 「おはようございます!!〇〇さん!!」

 と、挨拶をしても目も開けません。片手で「帰れ」の動作。

 時々超強烈な拒否が出る事がある方。こんなには粘っても時間の無駄になってしまいます。送り出しのヘルパーさんに、

 「今日のこのリアクションは全くダメな日ですね。時間を空けて迎えに来てみます。」

 そうお伝えして一緒に退室する事にしました。

 そうなんです。この方は一旦超拒絶すると動きません。なので時間を空けて再度お迎えすると、その時は全く別人になっている事が多いのです。

 粘らずに諦めて一旦撤収。そして時間を空けて再度お迎え。

 30分少々時間を空けて再度のお迎えをしました。すると・・・やはり朝とは別人です!!

 「おはようございます、〇〇さん。お迎えに伺いましたよ。」と言うと、「そう、じゃぁ行かないとね。」

 何とも素直♪♪朝のあの拒絶は一体何だったのでしょうか?眠気かも知れませんし、実際に体が怠かったのかも知れません。

 事実は分かりませんが、二度目のお迎えではスムーズに出かける事が出来ました(^-^)

 介護は粘った方が良い時と諦めて再トライする方が良い時があります。ある程度お話しをしている内に何となく動いて下さる方の場合は粘る価値があります。しかしある程度お話しをしても全く聞き入れる様子が無い場合は一旦諦める事も大切なのです。

 その代わり、時間を空けて再度誘導。時間が空くと気持ちも変化している可能性があるので、粘り続けるよりも効率が良いケースって結構多くあるのです。

 今日の方の場合は正に後者。粘らずに再トライが有効な方。

 勿論ある程度のリアクションがある時は粘れば誘導出来るのですが・・・今日のように全く受け付けようとしない時は諦めも肝心ですね。

 動き出してしまえばこちらのもの。その後は普段通りに過ごす事が出来ました。

 利用者さんの性格や行動パターンをしっかりと把握し、必要な時は粘り、不必要な時は必要以上に粘らない事も大切なのです。

 まぁ二度手間にはなってしまいますが。

 二度手間になるのなら、出来る限り効率よく対応したいですよね。

 なので~時には一旦諦めも肝心、最終的に対応出来るように工夫も必要なのです♪♪

この利用者さんだけは読めません(^-^;

2025-03-25
 要介護3の男性利用者さんですが、現在は区分変更をしています。恐らく要介護5が出ると思われる方。

 多くの利用者さん達とお付き合いをして来ましたが、大抵の利用者さんにはそれぞれのルーティンやパターンがありました。日頃はそれ程体調に波もない方々が多かったです。

 しかし・・・

 この利用者さんだけは全く読めないのです。体調の好不調も日替わり。失禁状態も日替わり。反応も日替わりで。

 連日利用しています。

 これまでは日曜日のご自宅での水分量が少なく、月曜日は排尿がほぼ無かったのですが、昨日は全く違いました。朝から大失禁。お昼頃も大失禁。帰宅前のトイレでも排尿あり。

 これまでの月曜日にすると尿量が多過ぎます。尿量が多かった為か、足のむくみは解消されてしましたが・・・(笑)

 大失禁ばかりの昨日に比べて今日は・・・何と失禁無し。そして午前午後でちゃんとトイレで排尿出来ました。

 う~ん、読めない(^-^;

 パターンが読めない利用者さんの場合は様子を随時見守ります。怪しいなぁと思ったら何某かの働き掛けをして様子見。大失禁があったので、都度お尻が濡れていないかをチェックします。

 かと思えば失禁なしでトイレ排尿。

 体調も好不調が激しいです。

 ぐったりしている日があれば反応が良く、体の動きも良い日があって。それがランダムにあるのです。

 こうなるとその日その日で対応を変えて行かなければなりません。朝の様子を見てどのように接するかをスタッフと打ち合わせ。

 ぐったりしているのであれば横にして様子見。反応が良ければ座位で対応・・・などなど。

 意思疎通が出来ているようであれば話しかける頻度を多くし、意思疎通が出来なければ必要時に声掛けをする。

 その日の状況に合わせて臨機応変な対応が必要なのです。

 住環境も整えました。栄養状態も悪かったので、改善出来るようにご家族にアドバイス。そのお陰か、最近は栄養状態も安定して来ているように感じます。

 何にしても波が大きくて読めません(笑)

 日替わりの状態の利用者さんは多いですが、ここまで変化が大きいのは珍しいパターンです。

 良い経験にもなりますが(^-^)

 流動的に臨機応変に対応。

 この利用者さんに限らず、他の利用者さん達にも同様に、その時々に合わせた対応が出来るように努めたいと思います♪♪

久しぶりの~(^-^;

2025-03-24
 3月から利用が始まった方です。要介護3。アルツハイマー型認知症です。

 入浴や更衣に強い拒否があると言う事でしたが、確かに拒否はあるものの、対応が出来ない程の拒否では無いので順調に入浴も出来ています。

 更衣に関しては初めからそれ程の拒否が無いので、前情報よりも安定して利用出来ています。

 しかし・・・先日の利用時の事です。

 昼食中に「トイレに行きたい。」との事、トイレ誘導します。

 すると・・・何と便失禁!!しかも下痢便(^-^;

 ろまん亭では便失禁はよくありますが、下痢便失禁は本当に久しぶりです。

 下痢便失禁の場合、結構な汚れになってしまいます。後ろも前も汚れるので、陰部洗浄をしないとキレイになりません。その場で陰部洗浄をして一式更衣。

 これですっきりさっぱり~で、食事再開。無事に食事も完食しました。

 食後にお茶を飲んでいると・・・またまた「トイレに行きたい。」との事。

 これはもうお察しの通り、下痢便の続きの可能性が高いです。下痢便失禁の対応を想定しながらトイレ誘導。

 するとやはり・・・下痢便失禁でした。

 しかしまだ汚れは然程ひどくなく、便座に座った途端に多量の下痢便が出ました。流石にこれだけ出れば、後は大丈夫でしょう!!・・・と言うくらいの量が出ました。

 二回目は何とかトイレに間に合ったので、汚れも一回目よりもひどくありません。とは言え便失禁。二回目も陰部洗浄をして一式更衣しました。

 便失禁は他の利用者さんでもよくあることです。しかし下痢便は本当に久しぶり。対応方法を思い出しながらの介助となりました。

 便秘の利用者さんは多いのですが・・・

 念の為に検温。特に熱発もないようなので、一過性の下痢のようでひと安心です。

 当の本人は・・・

 流石認知症で要介護3です。一式の介助が終われば全てリセット。便失禁なんてどこ吹く風~♪♪

 まぁそれはそれで有難いのですが(笑)

 日頃余り対応しない介助なので、改めて良い経験になりました。

 ただ、手際の良さは流石のろまん亭スタッフです。(自分含めて・・笑)絶妙なタイミングでの声かけ、陰部洗浄の手際の良さは利用者さんのストレスも少ないはずです。

 様々な経験から対応時の連携はなかなかのもの。

 必要な時に迅速に対応できる事は本当に有難い事だと思っています。

 これからも様々なハプニングが起こると思います。そんな時にスタッフ同士で素早い連携で対処出来るように、日頃からコミュニケーションを取って行きたいと思います。

 久しぶりながら、良い経験をさせて頂きました♪♪
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