本文へ移動
1
1
6
5
0
7
ふれあいと和みの家
≪大利根ろまん亭≫


●有限会社ゲン
〒371-0822
群馬県前橋市下新田町329-11
TEL.027-252-7735
FAX.027-252-7782

≪大利根ろまん亭≫
介護支援事業
≪大利根ろまん亭≫

ろまんの風~徒然日記

このホームページ作成が平成23年。今までの歴史の中様々な利用者さんと出会い、そして別れて・・・ろまんな風では現在の心境や感じた事、進行形で起こっている事柄を綴りたいと思います。時々昔を振り返ったり・・・『ろまんな風』を覗いて見てください。介護を通しての私の心境の変化や成長が垣間見れるかも知れません・・・(^〜^)

徒然なる日記

食事の工夫が必要かも。

2025-04-24
 要介護3の女性利用者さんです。

 最近少しレベルが低下しているように感じます。気力が低下しているようでもあり、体調もやや不安定な様子。

 受診を勧めているのですが、主治医からの指示だけで実際に診てもらっているようではありません。早めの受診をお願いしているのですが・・・

 さて、実は食事も少し進みが悪くなっています。何とか自力で食べられていますが、見ていると食べる気力も低下しているように感じます。

 齢94歳。

 咀嚼力が低下してもおかしくない年齢です。

 よくよく見ていると、柔らかいものは比較的進んで食べているようです。もしかしたらやはり咀嚼力が低下し、少し固いものが食べられなくなっているのかも知れません。

 食事の工夫が必要かも知れませんね。

 柔らかめのおかずにする、刻んで提供する。

 まだまだしっかりしている面もあり、実は食事介助は強い拒否。

 「介助されるくらいなら食べない。」

 そんな気持ちが伝わって来るような拒否なのです。それでもお腹は空いて来ます。多少なら仕方なしに介助で食べて下さるのですが、基本は拒否ですね(^-^;

 どんなに時間がかかっても、出来る限り自身で食べられるような食事の提供を考えてみる事にしました。

 プリンやフルーチェ、杏仁豆腐などはよく食べます。まぁ甘いから・・・と言う事もあると思いますが、時々刻んだおかずも割と食べて下さっていた記憶があります。

 つまりはやはり咀嚼力の低下の可能性が高いと言う事でしょうか。

 ちょっとだけ我々に甘えて下さると楽なのですが・・・現在の利用者さんの中では一番「頑な」な方。一度思い込んだらテコでも動かない事が多い方。

 難しい一面はありますが、食事はしっかりと食べて欲しいと思います。度々書いていますが、「命は食にあり」です。

 色々と工夫をしてみて、スムーズに食べて頂けるように努めたいと思います(^-^)

 食の攻防ですね~☆

誰に対しても。

2025-04-23
 介護度が高かろうと低かろうと、認知症があろうと無かろうと。発語があろうと無かろうと、誰に対しても僕は「褒める」ようにしています。

 特に認知症で発語が難しく、声掛けをしてもリアクションが出来なかたに対しては大袈裟なくらい褒めるようにしています。

 当然笑顔で。

 送迎車の乗降で介助が必要な方であれば、無事に乗降出来た際は「〇〇さん、頑張ってくれてありがとね!!無事に乗れ(下りられ)ましたね~♪良かったです!!」と、毎回声掛け。

 ちゃんと相手の目を見て伝えています。

 返事はありません。

 ・・・が。

 時々ふっと表情が柔らかくなったり、微妙に笑ったような表情になったりする事があるのです。

 前々からこの徒然日記でも書く事がありましたが、認知症の方々は訴えや発語が出来なくても、「感じている」と思うのです。

 常に介助をする時は笑顔を絶やさず。しっかりと相手の正面で目を見つめて。すると目の奥で何となく僕を認識しているような感じがするのです。

 あくまで「感じがする」だけで、実際は分かりませんが(^-^)

 それでも、きっと通じている何かがあると信じています。

 介護度が高い、重度の認知症であっても感じる事があるはずです。例えリアクションが無くてもいいのです。とにかく只管笑顔で褒めて笑う事。

 ちょっと失敗したら、「〇〇さん、ごめんね~。下手な介助で。」と言ってみたり。「もっと上手く出来るようにするからね!」と伝えてみたり。

 実際に働きかけなければ何のリアクションもありませんが、何かにつけて声掛けをしていると、笑ってくれたり表情が緩んだりする瞬間は必ずあるのです。数回に一回あるかどうかくらいですが、極たまにリアクションがあったりするのです。

 そのリアクションを見逃さず、「何、笑ってくれたん!!ありがとね!!」と、そのリアクションに対しても反応するようにしています。

 認知症だから分からない、忘れてしまう。

 確かにそうかも知れませんが、それでは介護をしていても詰まりません。どこかで必ずリアクションがあるかも~と思いながら介助をしたり、実際リアクションがあれば嬉しい気持ちにもなります。

 そんな楽しみを持ちながら、日々の介助に励んでいるのです。

 大変な状況程楽しんで取り組まないといけないと思っています。

 どんな時でも笑顔を絶やさず。よく笑いよく喋る。

 それも介護の現場では大切な仕事の一環なのです(^-^)

まるで別人??

2025-04-22
 ある要介護5の利用者さんです。男性。

 この利用者さん、突然謎の熱発をしてしまう方なのです。原因不明。熱発が始まった当初はコロナやインフルエンザの疑いもあり、即静養室で個別対応。

 しかし調べても感染症では無く、単なる熱発。解熱剤と抗生剤が処方されるだけでした。実際服用すると解熱し、解熱すると特に変わりない様子。

 状態がとても不安定な方なのです。

 熱発の他の原因としては水分不足も疑われます。特に休み明けは熱発が起こり易く、お休みの日は水分が少ないケースが多いからです。

 さて。

 実は昨日も熱発がありました。37.5度から38・8度と高熱です。即静養室対応。

 通常なら帰宅案件なのですが、先にも書きましたが水分不足や何某かの炎症から来る熱発と判断。自宅に帰っても食事は食べられないし水分も摂取不可なので、デイサービスで食事や水分を摂取した方が良いと判断しました。

 体調的には熱発だけでは他は何の症状もありません。食欲もあるし水分摂取も良好。

 一体この熱発な何なのでしょうか。

 解熱剤と抗生剤を服用して少し早めに帰宅しました。夕方からは訪看さんが入ります。訪看さんにも状態の報告。

 そして今日。

 すっかり解熱し、普段と変わりないと言う事でお迎えに行くと・・・

 顔色も良く、反応も良好です!!

 昨日とはまるで別人!!

 う~ん、分からない。これまで多くの利用者さんと接して来ましたが、ここまで不安定な方は初めてです。

 発語も多く、こちらの声掛けも理解して下さっている様子。食事も水分摂取もスムーズでした。

 やはり休み明けが鬼門でしょうか。

 とは言え、やはり熱発は細心の注意が必要です。例え熱発だけで他の症状が無いと言っても他の利用者さんに影響しないようにしなければなりません。

 熱発の際は静養室で個別対応。

 ご自宅では介護力が無いので、出来る限りデイで対応をします。まぁ熱発以外に例えば意識レベルが低下しているとか食欲がない、水分摂取が出来ない・・・などの症状があるならば救急対応なども視野に入れています。

 これまで同様に熱発だけならば、この方に関しては個別対応で必要な介護を提供して早めに帰宅・・・そんなパターンにしています。

 採血をした結果、炎症反応が通常の倍くらいの数値だったので、熱発はその影響が大きいと考えています。感染症ではない可能性は高いです。

 前日と今日はまるで別人。

 主治医が変わるので、早めにその原因を突き止めて頂けると有難いと思っています。

 要介護5です。体調が日替わりなのは仕方ない事なのですが、体調が安定していれば意思疎通もある程度出来るので出来る限り良い状態を保てるように対応出来ればと思っています。

 熱発だから即帰宅!!

 ・・・確かに必要な考えですが、状態や状況に合わせて的確な判断をして対応して行きたいと思います。

 他の利用者さんとスタッフが安心して過ごせるように心がけます☆

月曜日は・・・(^-^;

2025-04-21
 現在のろまん亭の利用者さん達は高齢+介護度高めです。日曜日のお休み明け、月曜日は。

 ちょっと心配な利用者さんが数名います。

 ここ数か月間を見てもやはり月曜日に不安定になっているケースが多く、そこから週末にかけて回復。そして日曜日でまたまた不安定に・・・

 そんなパターンの利用者さんが居るのです。

 先ずは一人目。

 恐らく日曜日はトイレに一度も行っていないと思われる方です。当然の事ながら月曜日の朝のパットとパンツの汚れと来たら・・・目も当てられない状態になっています(^-^;

 失禁で漏れ出ていてズボンまでびしょびしょなのです。そして今朝はそれに輪をかけて便失禁もあり。その便が柔らかめだったので大惨事です。

 送り出しのヘルパーさんと一緒に更衣をしてお尻を清拭します。ある程度キレイになったところで出発ですが・・・

 う~ん、朝一から厳しい状況でした。

 もう一人は・・・謎の熱発がある利用者さんです。

 恐らくこの熱発は日曜日の水分不足が影響している可能性が高いのです。加えて白血球の数値が高く、恐らくどこかが炎症を起こしている可能性が。水分不足と炎症の影響での熱発と思われるのです。

 勿論すぐに静養室で個別対応。水分を多めに摂取し、横になって頂きます。食事は食べる意欲あり、多めの水分摂取で排尿もあり。尿色も問題ありません。反応もあるのですが、何せ熱が下がらないのです。

 ご自宅に帰すにしても、夕方までは介護力が無いので、ギリギリまでデイで過ごして頂く方が安心。そして幸いな事に今日から訪問看護を利用します。

 送ってから訪看さんに連絡して今日の状況報告。後は訪看さんに任せるしかありません。状況の報告をすると「もしかしたら水分不足が原因かも・・・」との事。

 果たして。

 上記のお二人は毎日利用しています。日が経つにつれて状態は安定して来ます。ある程度安定するまではちょっと心配ですが、様子を見ながら対応をしていくしかありませんね。

 今週も少しずつ回復してくれると良いのですが。。。

 お休み明けはちょっと不安定になってしまう利用者さん達。少しでも早く回復するように対応して行きたいと思います。

 週の初めの月曜日。

 皆さんが変わらずお休みを過ごしてくれる事を願っています。

午後は送迎ラッシュ??(笑)

2025-04-19
 現在の土曜日は七名の利用者さんが居ます。要介護度で言うと要介護2が一名、要介護3が三名、要介護5が三名の比較的介護度が高い利用者さんが揃っています。

 なので、現時点では土曜日は満員御礼♪♪

 利用している七名の方が全員個別送迎なので・・・朝はまだ似たような時間でのお迎えなので、約一時間に集中しているのですが、帰りの送迎はバラバラ。

 13時半一名・14時一名・15時二名・16時二名・16時半一名と、何だか午後は送迎ラッシュ。二台の送迎者をフル稼働です。

 その間にトイレ誘導や午後の入浴を入れ込むので、土曜日の午後はなかなかタイトなスケジュールになってしまいます。

 介護度が高い方々なので、スムーズに行かないケースもあったりするので、そんな時は時間がズレてしまう事しばしば。

 段取り通りに進めば何だか気持ち良い進み具合(笑)

 他の曜日でも利用時間はそれぞれな為、基本的には個別送迎ですが土曜日程忙しくはありません。土曜日は送迎しつつの介助が入るので、そこがミソ(^-^)

 段取りよく、スタッフ同士の連携をしつつ。ちょっとした時間に洗濯物を干したり食器を洗ったり。ある程度先を見越しての行動は必須です。

 ベテランスタッフ達なので、そこは上手く回せています。ありがたや~ありがたや~♪♪

 一人送って戻ったらすぐにトイレ誘導したり水分摂取介助をしたり。完了してまた別の送り。

 ちょっと忙しい感じではありますが、特に不都合なく進められています。

 いつかはハプニングに見舞われる事もあると思いますが、そんな時も変わらぬ対応をして行ければと思っています。

 ちょっとバタバタくらいが楽しい時もありますね(^-^)

 さてさて、実は今日はこれから夜の支援にいざ出陣!!

 要介護5の利用者さんの主介護者がぎっくり腰だそうで(^-^;夜間の更衣のお手伝いです。主介護者と利用者さんの二人住まいなので、緊急の際は時々応援しています。

 まぁ自分に時間がある時のみとさせて頂いているので、緊急時に都合が会えばのお話し。

 大変な時はお互い様。

 さぁお手伝いへ行ってきます!!

 皆さん良い週末をお過ごし下さい♪♪
TOPへ戻る