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ふれあいと和みの家
≪大利根ろまん亭≫


●有限会社ゲン
〒371-0822
群馬県前橋市下新田町329-11
TEL.027-252-7735
FAX.027-252-7782

≪大利根ろまん亭≫
介護支援事業
≪大利根ろまん亭≫

~2023年9月

このホームページ作成が平成23年。今までの歴史の中様々な利用者さんと出会い、そして別れて・・・ろまんな風では現在の心境や感じた事、進行形で起こっている事柄を綴りたいと思います。時々昔を振り返ったり・・・『ろまんな風』を覗いて見てください。介護を通しての私の心境の変化や成長が垣間見れるかも知れません・・・(^〜^)

過去の徒然日記はこちらから

徒然なる日記

その位が良いですね~(^-^)

2022-11-01
 要介護5の利用者さん。今年の夏頃から利用が開始しました。

 もちろん全介助。立位保持が難しいのですが、座位は保てます。利用は十分可能。

 さて、排便なのですが・・・

 利用開始当初は二日に一度、坐薬を使用してのものでした。ご自宅ではポータブルトイレに誘導して。坐薬を使用しているので自力で出る時もあるし、摘便する時もあります。

 ろまん亭ではもちろんトイレに誘導して、自力もしくは摘便で排便を促していました。二日に一回の排便、量も丁度良かったです。

 しかし・・・秋口にショートステイを利用した後・・・何故か毎日排便を促す事になってしまいました。毎日坐薬を使用しての排便。やはり自力の時もあれば摘便の時もあり・・・

 しかしながら量はほんの少し。これだけの量で毎回坐薬を使うのはどうかなぁ・・・と思っていたのですが、担当の訪問看護師さんからは「毎日でも大丈夫です」と言われ、ほっとしたような、それでも毎日はどうなのかと少々疑心暗鬼になっていました。

 ただ、ご家族の希望もあり、毎日なら毎日で良しとしています。

 その後別のショートステイを利用したのですが、そこからまたまた状況が変わりました。

 「毎日の排便では無くても良い。」

 ご家族にそうお伝えしたところ、ご家族も納得して下さって(^-^)二日に一回の排便に戻りました!!

 そして今日はその二日に一度の日。朝のお迎え時に坐薬を入れたとの申し送り。ろまん亭に到着し、しばらくしてトイレ誘導です。

 便座に座って頂き、様子を見ていると・・・なかなか出ません!これは摘便かなぁと思い、お尻チェック。するともうそこまで便が「こんにちは!」しています!!

 この状態だと、本格的な摘便よりも自力の排便を促す摘便が良いと判断。利用者さんのお腹を押しながら、便が出易いように軽く肛門の辺りを刺激します。

 自力と摘便補助のダブルの効果でスルッと丁度良い量の便が出ました(^-^)

 う~ん、このくらいの量と形なら利用者さんもすっきり気持ち良いだろうな~と、思える排便介助でした。

 送り時にご家族にも報告。

 「やはり基本は二日に一度くらいが良いかも知れませんね。量といい形といい、ご本人もすっきりしたと思います!」

 ご家族も納得して下さいました♪

 毎日の排便は良いと思います。しかし毎回坐薬を使うのは少々気が咎めてしまいます。要介護5なので、毎日使用してももう問題ないとの事でしたが、少量の排便の為に坐薬を使うよりは、しっかり出そうなタイミングで使用した方が良いと感じます。

 しばらくは二日に一度の坐薬使用の排便介助になりそうです。

 良かった~♪♪

 もちろん朝の時点で便が下まで降りて来ているようなら、例え連日でも排便介助をするべきだと思います。量が少ないようならば二日に一度で♪♪

 排泄のコントロールはとても難しい介助です。介助者が思うように行かないのも排泄介助。適切な対応で利用者さんにもご家族にも負担が少ないように対応してあげたいと思っています。

 現段階では二日に一度がベストでしょうね~(^-^)

軽い拒否がある時は。

2022-10-31
 今日は爪切りのお話です。

 爪切り。全く気にしない方であれば、「爪を切らせて頂きますね。」と言って、すぐに切り始められるのですが、軽い拒否がある方の場合は何やかんや言いながら切り始めたりします。

 軽い拒否と言うのは爪切りが嫌な訳ではなく、「男の人に爪切りしてもらうのが申し訳ない」とか「恥ずかしい」と言う理由からのケースが多いと感じています。

 まぁそんな軽い拒否を回避するために、最近編み出した技があります。それは・・・

 「僕も切るので一緒に切りましょう!」と言うお誘いです(^-^)

 自分の爪を切るついでに、利用者さんの爪も切ります。と言う理由。これだと意外と拒否が無かったりします。

 「ほら、僕の爪を切るタイミングで〇〇さんの爪も切ると丁度良いのですよ~(笑)」と、お互いの爪を見せ合い、爪切りスタートです。

 爪を切れば「あ~、さっぱりした。ありがとね!」となるのです。

 だから軽い拒否は爪を切るのが嫌なのではなく、「申し訳ない」「恥ずかしい」などの理由から。その気持ちを和らげれば問題なく爪切りが出来るのです。

 遠慮する気持ちは分かりますが、伸びた爪を切ってしっかり保清。この「保清」と言う事は利用者さん達にとって、意外と重要な介助なのです。

 これから寒くなると着衣の着脱が面倒くさくなります。自然と着替えをしなくなり、肌着が汚れてしまい・・・しかも同じ服を着続けると言うケースも多く出て来ます。

 まぁある程度は仕方ないと思いますが、やはり適宜着替えと洗濯をしてあげたいと思います。そこにも遠慮の気持ちが入って来てしまうのですが・・・

 そこを何かと納得して頂ける理由を付けて、支援します。

 着替えたり洗濯をろまん亭でしたりすれば、それはそれでさっぱりと気持ち良いのですが、そこに辿り着くまでが少々工夫が必要だったりします。

 爪切り。

 特に女性の利用者さんは男性スタッフに切ってもらう事を遠慮しがちです。遠慮されなくなるように、少しずつ慣れて頂きたいと思います。

 「僕が切る時に〇〇さんの爪も切り頃なのですよ~!」

 そんな殺し文句でスムーズに爪を切らせて頂いているのです♪♪

独居さんのトラブル。

2022-10-29
 昨日利用した方。要介護1で独居です。

 お迎えに伺うと・・・

 「ちょっとさ、コタツが暖かくならないんだよ。」と言うので、上がらせて頂きコタツチェック。

 すると、電源を入れても暖かくなる様子がありません。「確かに暖まらないですね。」しばらくしても確かに暖かくなりません。コタツのつまみを調節しても、コンセントを差し替えてもうんともすんとも言いません。

 これはもしかしたら壊れてしまったのかも・・・そう思いました。エアコンは付いているので、こちらも一応確認。すると暖房で温度設定が19度になっています。

 あらあら、このままでは暖房を点けてもそれ程暖かくならないなぁと、温度設定を26度に変えておきました。これで寒くはならないでしょう。しかも自動にしたので安心♪

 さて、コタツが壊れてしまったのはトラブルですが・・・コタツが使えないのは実はこの方にとって大きな問題なのです。

 それは・・・この方は布団で寝ないでコタツで寝ているからです!!

 いくら「布団で寝て下さいね!」と言っても、利用時に聴いてみると「コタツで寝たよ!」と元気いっぱいに答えます(笑)

 ・・・こりゃダメだ・・・

 生活習慣もあるので、仕方ありませんね。

 ・・・と言う事で、今の時期はコタツが無いと寒い!!朝晩が冷えるので、コタツはマストアイテム。もし壊れてしまったのならば、買い替えないといけません。

 だからと言って、利用者さん本人が買いに行ける訳も無く。大抵の場合はちょっと遠くにいる妹夫婦が手伝ってくれるのですが、今回は急ぎの問題です。

 朝晩の冷え、点かないコタツに寝ているのでは気の毒。

 なので、今日の仕事上がりに一緒にホームセンターへ行く事にしました!!そしてコタツを新しく新調します。ついでにコタツの敷布団もボロボロなので買い替える事にしました。

 この利用者さんは経済的にはそれ程問題ありません。キーパーソンに確認を取らなくても、本人の意思決定で大丈夫。本人も「自分の事なんだから、いちいち連絡しなくていいよ~。」と言う事で、僕がお連れする事にしました。

 もちろんボランティア~♪♪

 ご自宅には使えなくなったホットカーペットの上にコタツ敷布団。その両方を取り除いて新しい敷布団を敷いて新しいコタツを設置する事にしました。

 敷布団も新調出来てきれいさっぱり。本人も大喜びです。

 本音を言えば、お布団で寝て欲しいのですが、何せ本人にその気が無いので仕方ありません。ですが、いつか布団で寝られるように誘導しようと思っています(笑)

 なにはともあれ、無事に古いホットカーペットとボロボロのコタツ敷布団を交換出来て良かったです。う~ん、本当ならヘルパーさんが入っているので、もう少しキレイにして欲しい所なのですが・・・まぁろまん亭で対応出来るところまではしっかりとフォローしたいと思います。

 独居の方のお手伝いは、基本仕事上がりにボランティアで。定期的なお手伝いになるのであれば、有料になりますが、イレギュラーなトラブルやハプニングなら無料で対応しています。

 ちょっとしたお手伝いで安心・安全に生活出来るならお安い御用♪♪

 今日から安心してコタツで寝られると思います(笑)

 いや~、それでも。

 布団で寝て欲しいですね(^-^)

新しいチラシ。

2022-10-28
 今年の8月から今日にかけて3回ほど外部の専門家の方を派遣して頂き、広告やチラシ作成の講義を受けました。

 今まで自分で作成して来たのですが、なんとも味気ないと言うか固いと言うか、納得はしていましたが今一つパッとしないイメージでした。

 字ずら中心の広告だったからでしょう。

 しかし今回の講師の方にイラストや広告作成時の注意点などを教えて頂き、大分作成の許容が広がったと思います。もちろんまだまだですが。

 それでもこれまでとはちょっと違う感じで作成に取り組めそうです。

 チラシのサンプル作成にはベースになる文言が必要と言う事で、ろまん亭の特徴やコンセプト、取り組んでいる事などを箇条書きにして提出。

 それを基に作成しました。

 大枠は講師の先生が作成して下さったのですが、今回のチラシはやはりひと味違います!!

 イラストが入ったり文字の並びも読みやすくなったし、上々の出来です。いやはや、有難い。

 チラシや広告の作成は素人です。今回無料の専門家派遣のお話を頂き、是非チラシ・広告作成のアドバイスを頂きたいと申し出て実現しました。

 これまで知らなかったパソコンの機能やチラシのレイアウトなど、参考になる事が多かったです。

 「何を目的に作成するのか」「チラシを見て次のステップをどうするのか」

 何となく頭では分かっていたのですが、やはり言葉にして頂けると一層理解し易くなります。そしてそれをその場で作成しながらですから、イメージは膨らむばかりです。

 そして一つ仕上がりました!!このチラシは是非一度周辺に配ってみようと思います♪♪

 「これまでの広告は字ずらが多くてイマイチでしたね。」と苦笑いでお話しすると、

 「いやいや、ベースになるのはこの言葉です。簡潔に詳しく書いてあるので、後はポイントを押さえただけなので、十分立派な広告でしたよ。」

 そう言われて恥ずかしいやら嬉しいやら(^-^)

 頭の中には伝えたい事は山ほど浮かんでくるのですが、それを如何に効率よくチラシに乗せるのかが分からなかったので、今回の講義は大変有意義なものとなりました。

 講師の先生に感謝感謝です。

 今日が3回目の講義でした。これにて無料講習は終了。1回目に目標にした「新しいチラシの作成」も出来て目標達成です。

 大変勉強になる機会を与えて頂き、本当に感謝しかありません。

 さぁ次はこの新しいチラシを活かす為に行動せねばなりませんね(^-^)

 皆さん、もしどこかでこのチラシを見たら「あ~、出来ないなりに苦労して作ったチラシなんだな~。」と、ろまん亭を思い出して下さいね(笑)

 新しい利用者さんに繋がる事を願いつつ。

 これからも試行錯誤しながらろまん亭を周知して行きたいと思います♪♪
今回作成のチラシです。タップして是非ご覧ください!

勘が冴えました!!

2022-10-27
 このところ毎日誰か利用者さんの排便介助をしています。摘便の時もあれば、トイレ誘導しての排便。入浴時に浴室内にて排便介助などなど。

 毎日です(笑)

 一日一善!!・・・と言うCMが昔ありましたが、現在は

 一日一便!!です(^-^)

 先日はショートステイを約一週間利用していた方が、どうも一週間ほど便秘気味との事。ショート明けのろまん亭利用で、いつ排便があるかドキドキでしたが、お腹がギュルギュル~となったのを聞いてすぐにトイレ誘導。

 すると無事にするりと大量の排便がありました。要介護5の方です、失禁では無くて良かったです♪

 さて、その話はさて置き。

 今日は珍しく排便介助が無さそうでした。入浴時に排便してしまう方も、今日は排便の予兆無し。摘便の方も今日は便が下りて来ていなそうと言う事で、排便介助無し。

 今日はこの二人に排便が無ければ、久しぶりに排便介助無しの一日になるはず・・・なるはずでしたが・・・(^-^;

 夕方になりました。定期誘導での排泄介助の要介護5の利用者さん(最近浴室内での排便が多い方です)。そろそろトイレ誘導しようかなぁと思っていたら、徐にお腹がクルクル~と鳴り始めました。そしてガスも出ているようなのです。

 ・・・う~ん、入浴時には排便の気配は全く無し。食後のトイレ誘導でも気配は無かったけどな~。ガスだけだろうな・・・

 そう思いつつトイレ誘導。既にパットに尿失禁がありました。暫く便座に座って頂いたのですが、排尿の様子はありません。パットを交換して立ち上がらせてズボンを上げます。

 ・・・が。

 何か予感めいたものがありました。

 う~ん、ちょっと面倒だけど、もう一度座らせよう。そう思って再度便座に座って頂くと・・・・

 ガスと共に排便が始まりました!!しっかりした量と形!!

 あ~、再度座らせて大正解!!もしあのまま居間に戻ったら、きっと帰宅頃に便失禁だったかも知れません。

 あの瞬間の勘は大正解!!一度はズボンまで上げてしまい、二度手間になりましたが便座に座って排便あって良かったです(^-^)

 勘って信じてみるものですね(笑)

 今思えば、勘が働く前には様々な要因が重なっていました。お腹が鳴っていた事、ガスが連続して出ていた事、お腹が張っていた事、ガスが出ていないのに便臭がした事。

 それぞれの要因が一瞬頭の中で繋がったのかも知れません。

 とにかく失禁ではなく、便座に座って排便出来て本当に良かったです。もしあの量を失禁してしまったら・・・シャワー浴でキレイにするしかなかったと思います(^-^;

 僕は余り勘が鋭い方ではありませんが、たまには冴える事もあるのですね(笑)

 どんな方でも極力失禁させないようにする。

 そんな思いを持ちながら、スタッフ共々皆さんのトイレ事情と向き合っているろまん亭です♪♪
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