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ふれあいと和みの家
≪大利根ろまん亭≫


●有限会社ゲン
〒371-0822
群馬県前橋市下新田町329-11
TEL.027-252-7735
FAX.027-252-7782

≪大利根ろまん亭≫
介護支援事業
≪大利根ろまん亭≫

~2023年9月

このホームページ作成が平成23年。今までの歴史の中様々な利用者さんと出会い、そして別れて・・・ろまんな風では現在の心境や感じた事、進行形で起こっている事柄を綴りたいと思います。時々昔を振り返ったり・・・『ろまんな風』を覗いて見てください。介護を通しての私の心境の変化や成長が垣間見れるかも知れません・・・(^〜^)

過去の徒然日記はこちらから

徒然なる日記

ご近所さんとの交流♪

2022-11-25
 日中は日差しがとても暖かい日になりました。

 天気が良い日は利用者さんと一緒に外を散歩しています。要介護1の利用者さんとは約30分くらいのお散歩です。

 この方、お散歩の時にぬいぐるみを抱いて歩くのが習慣です。ご自宅でもお気に入りのお人形さんと一緒に散歩をしています。

 お人形さんを抱いて散歩をしていると意外と目立ちますね(^-^;

 すれ違う車の運転手さんがこちらに視線を向けたり、すれ違う学生さん達もちょっとニヤッとしています。少々恥ずかしいような気もしますが、利用者さんの習慣なので気にしません。

 大体似たような道順でお散歩するのですが、所々お庭に出ているご近所さんがいると、ご挨拶♪♪時には少し立ち話をする事もあります。

 「いつも可愛い人形を抱いて散歩していますね!」

 「あぁ、ありがとうございます!」

 なんて会話からスタート。四方山話をしばらくしてからお散歩を再スタートさせます。要介護1の利用者さんも色々な方とお喋りするのはお好きな様子。

 ご近所さんもお話好きな方が多いようで。話始めると結構止まらなくなったりします。切り上げるタイミングが分からない~(笑)

 ・・・と、意外と利用者さんの方が切り上げ方が上手だったりして(笑)ほどほどにお喋りを楽しんだら、サラ~っと「じゃぁまたね~!」と、ごくごく自然に話を切り上げるのです。

 ・・・これは特技だな・・・

 そう感じました。全く嫌みも無く、さり気なく会話を切り上げてお散歩再スタートするのです。

 ある意味有難い。僕では切り上げるタイミングが分からず、だらだらと話を聞いてしまいそうですが、利用者さんのお陰でタイミングよく切り上げられるのです。

 こんな一面もあるのだなぁ・・・

 普段ろまん亭の中では見られない光景が見られるので、新たな一面を発見できるお散歩でもあるのです。

 他の方・・・介護度が高い方のお散歩は介助に専念しながらのお散歩なので、立ち話とは行きませんが、すれ違う時にご挨拶。

 「ご苦労様です!」とか「頑張って下さいね!」などと、労いのお言葉を頂く事も多くあります。

 流石に長く大利根町でデイをしているので、ご近所さん達も我々の事を認識して下さって声を掛けてくれるので、とても嬉しく思います(^-^)

 ろまん亭を開設して22年。当時若かったご近所さん達も少しずつ歳を重ねています。

 これから先、皆さんのお役に立てる日が来ると良いなぁと思っています。

 日々利用者さん過ごす中、時々ご近所さんと交流も出来ると良いなぁと思っています♪♪

 皆で支え合う地域になって行く事を願いつつ♪♪

長引くかなぁ(^-^;

2022-11-24
 先週ショートステイを利用した要介護5の利用者さんです。前回は二泊三日、今回は三泊四日です。前回のショートステイ後は二日ほど疲れの為か眠気が強めでした。

 さて今回は・・・

 今日でショートステイ明け6日となります。6日経ちますが・・・なかなか疲れが取れないようです(^-^;

 とにかく眠気が強いのです。目をパッチリ開けたかな・・・と思うと、直ぐにまた目を閉じてしまい。なかなか起き続けられません。

 朝のトイレ誘導はろまん亭に到着して目がしっかり開いているうちに済ませます。着座後も辛うじて目が開いているのでその間に水分摂取をして頂きました。

 昼食を食べて頂く為に、早めに横になって頂いて体力温存。・・・のはずでしたが・・・

 昼食時も目が覚めません!!起こそうにも全く目が開かず。仕方ないので目が覚めるまで待つ事にしました。

 一昨日は13時半頃に目が覚めて、そこから食事。そしてしっかり完食出来たのですが、今日は13時半を回っても目が覚めません。14時過ぎても覚めません・・・

 ・・・これは困った・・・

 何とか起こそうとしますが、何となく虚ろです。

 ようやく14時半頃になって目が覚め始めました。この時点になると、食事と言うよりも何か食べられるものを食べて頂き、せめて水分摂取だけでもしっかり摂って頂く事にします。

 今回はリンゴのすり身四分の一と高カロリーの茶碗蒸し。それに水分です。

 ショートステイ利用前はしっかりと食べられていたのですが、ショートステイ利用後は口の開けが悪いです。食べる気力が低下しているような感じがします。

 それよりも何よりも眠気が強くて。

 バイタルや呼吸などは安定しているので、恐らくとにかく眠い・・・と言うような感じなのです。

 帰りの送迎時にご家族とお話をしました。するとやはりろまん亭を利用以前も同じような状況の時があったそうです。

 過度な疲れがあると眠気が強く、食事がままならなかったと。

 う~ん、ショートステイの三泊四日がむしろ疲れてしまったのかも知れません。

 昭和一桁の利用者さん年齢的にも回復は遅そうです。まだしばらくは疲れが抜けずに眠気が強いかも知れません。

 だからと言って、食事を疎かにしてはいけません。そうと分かれば食べられるように工夫します。高栄養で食べ易い料理を考えます。

 スタッフ総出で目が開いている時には何かを食べて頂けるように体勢を整えます。「しっかり食事」と言うよりも「必ず何かを食べて頂く」事に重点を置きます。

 目が覚めている瞬間にサッと用意して口に運べるように準備をしておくのです。

 ショートステイ明け6日間。未だに眠くて眠くて仕方ない様子です。

 もう少し長引くかなぁ(^-^;

 その間に体力の低下や気力の低下を防ぐようにしなければなりませんね。

 色々工夫しながら、少しずつ回復出来るように支援したいと思います。

 せめてショートステイ前の状態にまで戻せるように♪♪

祝日営業♪♪

2022-11-22
 今日は11月23日、勤労感謝の日で祝日です。

 ろまん亭は基本的に日曜日と祝祭日がお休みとなっております。後は年末年始の5日間くらい。

 しかし、ここ最近は祝日も営業する時があります。これはスタッフの人員が確保できた時に限るのですが、今日は幸いスタッフ達が出勤できると言う事で営業する運びとなりました。

 現在ろまん亭の利用者さん達は介護度が高い方が増えています。そうなると、ご家族の介護負担も大きくなります。出来れば日曜日以外は生活のリズムを崩さないようにしたい・・・

 そう思っていると思います。

 なので人員確保が出来た祝日は営業するようにしました。

 もちろんスタッフ達にも家族がいるので、基本的にはお休みの方向で進めますが、もしも・・・もしも予定が何も無いのであれば、出勤をお願いしています。

 無理強いはしません(笑)何せ基本は祝祭日はお休みですので(^-^)

 祝日出勤してもらうので、当然他の平日に休みが取れるようにしていますが(^-^)

 介護度が高い利用者さんのご家族は「有難いです。」と言って下さいますが、毎回祝日営業が出来るとは限らないので、過度な期待はしないで下さいね~とお伝えしてあります。

 今日営業が出来たのはスタッフ達のお陰です。

 感謝☆感謝☆ですね。

 明日から年末までは祝日はありません!!年末年始に向けてまっしぐら!!

 良い年の締めと良い年を迎える為に、スタッフ一同利用者さんと一緒に楽しく安心安全に過ごせるようにして行きたい思います!!

 今日は勤労感謝の日、勤労なスタッフに感謝です♪♪

今日は出すぞ~!!

2022-11-22
 要介護5の利用者さんです。全介助。

 食事は毎食しっかり食べられています。しっかり食べられるので、しっかりと出ます(^-^)ご自宅でもしっかり食べられているので、出る量もろまん亭ではナンバーワンの量なのです。

 この方は先月お引越しをしました。ご家族には毎回お迎え時に排便の様子を聞くようにしています。ご家族の言う事では、引っ越しをしてからまだ二回しかご自宅で排便が無いとか。

 ろまん亭では定期的に排便があるので、ご家族も我々もそれ程心配はしていません。

 先週の火曜日の入浴時にドカッと排便がありました。いやいや驚きの量です(笑)よく食べられて胃腸も丈夫なのだろうなぁと、いつもスタッフと感心してしまいます。

 ・・・が。その後排便がありません。どうもご自宅でもない様子。先週土曜日に申し訳程度の排便があったのですが、この方の普段の量から見れば出ていないのと同じくらい寂しいようでした。

 なので実質一週間出ていないとの事。流石にご家族も少し心配の様子です。

 「では今日は出ますね!いえ、出しますね~!」

 と、朝のお迎え時にご家族とお約束。

 これまでの排泄の状態から、確実に今日は出るであろうと予測し、入浴時に出る可能性が高いので腹をくくります(笑)

 いざ入浴♨

 洗身していると・・・どことなく便臭が漂います。お尻を洗うと・・・便が付着しています!!これはもう確実に排便来ますね(^-^;

 しかし・・・やはり一週間ほど便秘だったので、スルッと出ません。ちょっと粘土質な感じで自力での排便は難しそう。なので、浴室内で摘便です。

 すると出るわ出るわ・・・ソフトボール大の便。それを処理して戻ってからもしっかり一回分。

 量としては十分です。

 この利用者さんは体格がよいので、トイレでの排泄介助よりも入浴時の排泄介助の方がよりキレイに出来るので、敢えて浴室内で摘便なのです。そのまま洗えるのが有難い。

 もちろん今日は入浴時に排便の可能性が高かったので、入浴の順番は最後。排便が終わり入浴終了後はしっかりハイターで消毒です。

 幸いな事は、便がいつもしっかりした形だと言う事です。軟便や下痢だと入浴時でも対応が少々厄介ですが、毎回しっかりした形なので、処理がし易いのです。

 一週間ぶりのドカ~ンと排便。当の本人はお腹すっきりだったと思います(^-^)

 介護度が高い利用者さんの場合は排便の日をご家族と我々で共有しています。そろそろ排便があるかも~と思っていると対応が素早く出来るのです。心の準備も出来ますし♪ご家族もデイで排便が無いのであれば、自宅で出るかも・・・と対応し易い面が大きいと思います。

 ただ、ご家族には「ろまん亭で排便が出来るように」とお伝えしています。ろまん亭はスタッフもいるし清拭をしたり入浴をしたりするスペースが広いので、ご自宅よりも楽に対応出来るからです。そしてその方がご家族の負担が軽減されます。

 排泄の介助はストレスにもなりますし、負荷も大きい事が多いです。ご家族の介護負担の軽減の為にも、ろまん亭での排便を推奨しています(笑)

 流石に今日は一週間ぶり。確実に・・・必ず排便させようと思っていたので、しっかり出て良かったです。ご家族に報告の際も「出てくれてひと安心です。」と喜んで下さいました。

 お引越しで環境が変化した為かご自宅で排便がほぼ無い様子。

 だったら尚更ろまん亭で排便して頂きましょう!!

 お腹すっきりで食事を美味しく食べて頂きたいと思います☆
※毎度ながら排泄の内容、不快な表現等がありましたらご容赦下さい(^-^;

 

新たなパターン??

2022-11-21
 要介護1の利用者さんです。認知症は軽めです。利用開始当初から約一年でやっとパットを使用してくれると思ったら・・・何とスムーズに紙パンツまで到達しました。

 軽い失禁がある方だったので、これは有難かったです。

 パットとパンツを使用しているので、失禁があっても安心ですが・・・

 ろまん亭を始めてから、初のパターンが起こりました!!

 それは・・・この方、失禁に対して余り気にしない傾向にあると言う事です!!確かに今までも自然と失禁してしまったり、失禁する事を気にしてしまうケースは多くありました。

 しかし、今日は一緒に散歩していると途中で排泄感が出て来たようなのです。

 「ちょっとトイレに行きたいんよ。」

 と言う事で、直ぐにろまん亭に戻ったのですが、どうも間に合わなかったようで、

 「あぁ、ちょこっと出ちゃったかな。」

 「じゃぁ急いでトイレに行きましょう!」

 パットと紙パンツをしていますが、出来るだけ早くトイレに行くよう促すと、

 「あら、出て来ちゃったよ!」

 で、便失禁でした(^-^;

 要介護1で軽い認知症。しかし失禁に対しては然程気にかけていないようなのです。これまでも、「ちょろちょろ出ちゃった。」などの訴えがあったのですが、その時も余り気にせず。

 失禁を全く気にしないのと、失禁していても平気で実況中継出来る事。今までの利用者さんでは無いケース。

 新たなパターンとしか言いようがありません(笑)

 失禁を隠そうとするパターン、知らず知らずに失禁してしまうパターンはありました。でも、今まさに失禁中なのを我々に報告しながらも失禁し続けるパターン!!

 これは参りました(^-^;

 防ぎようがありません。唯一防げるとしたら、とにかく前もってトイレ誘導する事です。しかし余りに早い誘導だと「まだ出ないよ!」と拒否。「もう少し我慢してからね!」とお断りされてしまうのですが、「我慢するなら行きましょ~!!」と、渋々トイレに誘導します。

 そうしないと、気にせず失禁してしまいそうで。。。

 軽い認知症があるだけで、他はまだしっかりしています。しかし事失禁に対しては余り気にしていないのです。

 う~ん、珍しいパターンだし、失禁を気にしないとなると恐らく常時失禁になり易いかなぁ・・・

 これまでに無いパターンなので、スタッフと対応策を練らなければなりません。

 利用者さん達には様々な行動パターンがあって、まだ遭遇していないパターンもきっと多くあるのだと思います。様々なケースを経験させて頂き、より多くの引き出しを得たいと思いますが・・・

 失禁の実況中継をする方は後にも先にもこの利用者さんだけかなぁ(笑)それとも、今後似たようなケースが増えて来るのかなぁ(笑)

 未知なケースが沢山あると思いますが、直面したら一つずつしっかり対応して行きたいと思います。

 保清の面を考慮すると、介護度が低いうちは出来る限り常時失禁にならないように誘導したいと思います(^-^)
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