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ふれあいと和みの家
≪大利根ろまん亭≫


●有限会社ゲン
〒371-0822
群馬県前橋市下新田町329-11
TEL.027-252-7735
FAX.027-252-7782

≪大利根ろまん亭≫
介護支援事業
≪大利根ろまん亭≫

~2023年9月

このホームページ作成が平成23年。今までの歴史の中様々な利用者さんと出会い、そして別れて・・・ろまんな風では現在の心境や感じた事、進行形で起こっている事柄を綴りたいと思います。時々昔を振り返ったり・・・『ろまんな風』を覗いて見てください。介護を通しての私の心境の変化や成長が垣間見れるかも知れません・・・(^〜^)

過去の徒然日記はこちらから

徒然なる日記

独居利用者さんには(^-^)

2023-09-12
 独居利用者さんに対しては、時々「万屋(よろず屋)」になります。ちょっとした事であればお手伝いするようにしているのですが・・・

 例えば先日はこんなお話しが出ました。

 「コタツの足がぐらぐらするんだよ~。」と。

 早速送迎時に確認すると・・・確かにコタツの足がぐらついています。ドライバーで締め直せばしっかり固定されそうだったので、ろまん亭に戻ってドライバーを持って再度利用者さん宅に。

 四つ足全てをしっかり締め直して完了!!

 「ありがとね~!これで安心です!」

 と、ガサガサと財布を探している様子。

 う~ん、実はこれが一番困る事なのです。お礼としてお金を渡そうとするのです。財布を取り出す前にそそくさと玄関に向かいます。

 「お金をもらうような作業じゃぁないから大丈夫です!!ちょっと用事があるので行きますね~!」と、さっさと退室。

 「じゃぁ今度渡すからね!」

 恐らく次回お会いする時は忘れていて下さると思うので、これでOKです(笑)仮に次回金品を渡そうとしたら、「もう貰ったから大丈夫!」とお伝えして回避しています。

 他にも「テレビの画面がごちゃごちゃになるんです。」と言うので、早速確認。すると・・・アンテナがどうも不安定になってしまっているようなのです。

 すぐに親族に連絡して対応して頂きました。

 他にも喋る人形の電池を交換したり、電球交換。マスクやパット、紙パンツの購入なども時として代行しています。

 まぁついでの時にお手伝いしているので、ほぼ無償です(^-^)

 時間がかかったり、定期的な支援になると時間毎に料金を頂きますが、現在は頂くようなケースが無いのでインフォーマルサービスのボランティア♪♪

 ちょっとした事ならいいじゃぁありませんか(^-^)お互い様のお手伝い♪♪業者さんの手続きも時にはしていますし、売り付ける詐欺のような電話にもろまん亭で電話して断ったり。

 独居の方の場合はちょこちょこと、ちょっとした事が日常的に起こるのです。それを一つ一つ業者さんに頼むのも料金が発生するし、独居なので立ち会わないと心配になってしまいます。

 だったら~、万屋としてお手伝いできる事ならばやってしまおう!!・・・と言う発想です(笑)

 特に独居利用者さんは、ほんのささやかなお手伝いで安心して生活出来るのであれば御の字です。

 これからも皆さんとのお喋りの中で必要そうな事があれば、ほんの少しのお手伝い。

 ろまん亭ならではの家族的な対応です♪♪

家族とのコミュニケーション。

2023-09-11
 ろまん亭の利用者さんとのコミュニケーションはとても大切にしています。のんびりと楽しく過ごして頂けるように、お話をしたり歌を歌ったり。

 趣味があればその趣味を一緒に楽しんだり。

 特に「〇〇します。」と言う括りは無く、それぞれが自由に過ごせるように心がけています。

 利用者さんによっては縁側に椅子とテーブルを用意して、そこで庭を眺めながらお喋りもします。ベッドが空いていればそこでゴロンも良いでしょう(^-^)

 そんな利用者さん達と同じく大切にしているのはご家族とのコミュニケーションです。

 利用者さん達の様子は連絡ノートに記入していますが、僕は送迎時に出来るだけご家族とお話をするようにしています。

 利用時の様子はもちろん、世間話でも良いし何でも良いのです。ご家族と言葉を交わす事で少しでも気持ちが明るくなると良いなぁと思っています。

 「最近は暑さのせいかバテ気味なんだよね~。」

 そんなご家族には「無理はしないで下さいね!しっかり食べて水分も飲んで、休める時は休んで下さい。何かあればいつでも連絡下さい!」とお答えしたり、時にはこんな声を掛けて下さいます。

 「大塚さんは腰は大丈夫なの?」と。

 いやいやこちらの体の心配をして下さるなんて!!嬉しいじゃぁありませんか!!

 「はい、介助をしている時は十分気を付けています。意外と日頃の生活の中で気が抜けた時が結構危ないのですよね~。」なんて答えたり。

 腰を気にして下さるご家族は、自身も腰痛持ちなのです。なので時々「〇〇する時は、こんな姿勢が有効ですよ!」とアドバイスをしたり(^-^)

 会話をする事でお互いを知る。

 何もデイサービスを利用している時だけがサービスではありません。常日頃から気になる事や分からない事なども少しでも助言できると良いなぁと思っています。

 そんな自分は・・・今年で介護の世界に入って23年が経ちます。全くの素人から始めたデイサービス。多くの利用者さんとの交流で様々な経験をして来ました。

 拙い経験ではありますが、少しでも利用者さんやご家族のお役に立てると嬉しく思います。

 利用者さんを深く知る事はご家族の事も知る事になるのです。だからこそ、コミュニケーションが大切。

 朝夕の送迎時、少し時間があれば出来るだけご家族ともコミュニケーションを取ろうと思っています。これはろまん亭開設当初から思っている事。

 「ろまん亭さんなら安心だ。」

 そう思って頂けるような、皆さんとの間柄になれると良いなぁと思います(^-^)

嬉しい出来事♪♪

2023-09-09
 昨日は嬉しい連絡♪♪でしたが、今日は嬉しい出来事です。

 それは・・・

 要介護1の利用者さん。軽い失禁があります。

 軽度の利用者さん、軽い認知症がある利用者さんの「あるある」ですが、パットの上にトイレットペーパーを敷いてしまうケースがよくあるのです。

 紙パンツにパット+トイレットペーパーならまだ良いのですが、布パンツにトイレットペーパーは・・・しみだします(^-^;

 トイレットペーパーなので、当然濡れてしまうとお股に張り付いてしまい、乾くとポロポロと落ちて来ます。衛生的にも良いとは言えません。

 しかし何故だかトイレットペーパーは皆さんにとって神器とも言える代物。いくら敷かない事を促してもなかなか言う事を聞き入れて頂けません。

 さて、今回の方も同様で。やっと紙パンツとパットを使用して下さったのですが、トイレットペーパーは変わらずに敷いてしまいます。

 この夏は・・・何とお尻がかぶれてしまいました。その為の痛みや痛みから便秘になったりと少しバタバタしました。それに懲りたのか、何と何とそれ以来トイレットペーパーを敷かなくなったのです!!

 その後も何度かトイレの時にパットを確認させて頂いているのですが、今の所トイレットペーパーは敷かずにいます。

 トイレットペーパーを敷かない習慣付けに約二年かかりました(笑)

 これまではトイレの時や入浴時にトイレットペーパーを外していたのですが、今では自発的に敷かずにいられる。

 これは嬉しい出来事です♪♪

 習慣を変えるにはやはり何かのきっかけが必要な事が多々あります。入浴拒否の方の場合は入浴せざるを得ない状況から定期入浴が出来るようになったり、布パンツで失禁の為に濡れてしまった時に紙パンツに交換出来たり。

 どこにチャンスがあるのかはその時次第ですが、必ずどこかにチャンスがあるのです。そのチャンスを逃さないように見守らなければなりませんね。

 介護の現場では強制的にする事は出来る限り避けたい所。強制的にやった事は意外と受け入れて頂けずに同じ事を繰り返すケースは多くあります。

 しかし自発的に受け入れてくれた事は案外そのまま継続出来たりします。

 やはり後者の方法を取りたいですね。

 その為には繰り返しの促しが必要で、チャンスを見極める必要もあり、いつでも対応出来るような準備も大切です。

 「ここぞ!!」の時に一気に誘導する事。

 どうしても仕方ない場合は半強制的に介助する事もありますが、許される限り促して自発的に誘導出来ればと思っています。

 今回の方はおしりかぶれからきっかけが作れました。

 これまでの習慣を一転し、無事に紙パンツとパットのみの状態にする事が出来ました。

 これは嬉しい出来事♪♪

 もちろん本人を褒め捲って~気持ち良くなって頂いて、今後も継続して頂けるように誘導したいと思います(^-^)

嬉しい連絡♪♪

2023-09-08
 今日は午前中に一本の電話が鳴りました。

 そのお相手は・・・

 とある居宅支援事業所のケアマネージャーさんからでした!!そうです、利用者さんの紹介です。

 いやいや実に久しぶりの紹介で、テンション上がります(^-^)

 ろまん亭に白羽の矢が立った理由は・・・飼っているワンちゃん同伴でも良いか・・・と言う事だったようです。

 実はろまん亭開設当初にもワンちゃん同伴で利用していた方が居ました。もちろんワンちゃんの様子にもよりますが、ろまん亭では特に問題なく受け入れられます。

 問題は吠えるワンちゃんだと厳しいかなぁ・・・

 ですが、実はそのワンちゃんも老犬だそうで。吠える事は殆ど無いとの事。それならば~と、二つ返事で受け入れ可のお返事をさせて頂きました。

 さて、メインの利用者さんの状況は・・・まだ詳しくは分かりません。

 確かにワンちゃん同伴の利用は難しい事業所が多いかも知れません。特に大きな事業所だと動物の好き嫌いがあったり、同伴のペットが落ち着かなかったりする可能性もあります。

 その点ろまん亭は普通の民家です。利用者さんの数も少ないので、老犬だったら落ち着いて過ごせるのではないかと思います。

 幸い動物好きの利用者さんが多く、スタッフも僕以外は全員ワンちゃんを飼っていた経験があります。これはもう全く問題ありません!!

 あとは・・・利用者さん本人が来て頂けるかどうか。ですね。

 ご自宅もろまん亭と同じ地区の東地区だそうです。近いしとりあえずお試し利用をお勧めしました。やはり一度来て頂いて、雰囲気を感じて頂きたいと思います。

 このまま利用に繋がると良いなぁと思います。

 この二年間、数回の紹介がありましたが・・・実際の利用の前日に自宅で転倒してしまい入院になったり、お試し利用の前日に急変して入院になってしまい、繋がりませんでした。

 さて、今回は如何に!!

 是非新しい居場所として受け入れて頂ければなぁと思っています。

 白羽の矢を立てて下さったケアマネージャーさんにも感謝感謝です。利用事業所の選択肢の一つに選んで頂けるだけでも嬉しい事ですね。

 繋がる事を願いつつ♪♪

 とても嬉しい連絡でした(^-^)

忘れた頃にやって来る??

2023-09-07
 今日スタッフがお迎えに伺った利用者さん。要介護5の方です。

 車に乗せたら・・・どうも座布団が濡れていたようなのです。

 つまり、パットと紙パンツから染み出したのか、若しくはパットがズレて染み出してしまったのか。とにかく座布団が濡れてしまったようなのです。

 いやいや~、何だか久しぶりの事で(^-^)

 思い返すと、以前は割と多く染み出すケースがあったように思います。特に介護度が軽めの利用者さんが多かったような・・・

 介護度高めの利用者さんの場合は紙パンツとパットで対応しているし、朝は着替えて来る事が多いのでそれ程汚れも少なかったりするのです。

 しかし介護度が軽めの利用者さんは・・・失禁があっても布パンツだったり、パットを付けていても交換しない。布パンツにトイレットペーパーを乗せるだけなどなど。

 染み出す可能性は限りなく高い状態の方が多かったのです。

 そんな状態の方にパットを勧めたり紙パンツを勧めたりして、何とか失禁からの染み出しを防ぐのですが・・・

 まぁ送迎の時にシートが汚れないように座布団やビニールを敷くようにしたり、新聞紙なども常時持参してお迎えに伺ったものです。

 うっかり座布団等を敷き忘れてシートが汚れてしまった!!・・・なんて事は数多くありました。

 しかし最近は染み出すほどの利用者さんが居なく、座布団汚れのケースが少なくなっていたので、染み出すリスクをすっかり忘れてしまっていました(^-^;

 今日の送迎時の報告で、「そうだそうだ、やはり常に染み出してしまうリスクはあるんだ。」と再認識(笑)

 送迎スタッフは慎重派なので、染み出しがない利用者さんにも常に座布団やビニールを敷いて対応しているのですが、僕は比較的呑気なので染み出しが余り無いとついつい敷き忘れてしまいます。

 久しぶりの染み出し、気を付けないといけませんね。

 染み出していた利用者さん、車いすに新聞紙を敷いてバイタルチェック。チェック後に入浴介助に入りましたが・・・やはり染み出していました(^-^;

 今回はパットと紙パンツでは吸収しきれなかったようです。

 入浴後、パットと紙パンツは交換してズボンはろまん亭で洗濯です。

 染み出しは・・・忘れた頃にやって来る(笑)

 常々備えている送迎スタッフ、大したものです(^-^)

 見習わないといけませんね~(笑)
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