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ふれあいと和みの家
≪大利根ろまん亭≫


●有限会社ゲン
〒371-0822
群馬県前橋市下新田町329-11
TEL.027-252-7735
FAX.027-252-7782

≪大利根ろまん亭≫
介護支援事業
≪大利根ろまん亭≫

~2023年9月

このホームページ作成が平成23年。今までの歴史の中様々な利用者さんと出会い、そして別れて・・・ろまんな風では現在の心境や感じた事、進行形で起こっている事柄を綴りたいと思います。時々昔を振り返ったり・・・『ろまんな風』を覗いて見てください。介護を通しての私の心境の変化や成長が垣間見れるかも知れません・・・(^〜^)

過去の徒然日記はこちらから

徒然なる日記

ほぼ完治です!!

2023-04-08
 今年一月中旬に圧迫骨折をしてしまった利用者さん。要介護5です。

 あれから約二か月半経ちました。そして今日、三度目の受診です。

 痛みの表情は殆ど無くなりました。動きも以前のように戻りつつありますが、実際受診してみないと状況は分かりません。

 骨折当初は安静での在宅生活。ほぼベッドで過ごしていた事もあり、傾眠状態が続いてしまいました。その為、飲食の摂取が少々不安定に。

 しかし次第に座位の時間を長くしながら、時々歩行。生活リハを続けて飲食はほぼ元に戻りました。

 後は排泄介助を一人介助で出来てベッドからの移乗や車の乗降が一人介助で出来るようになると良いなぁと思っています。

 幸い今日の受診前に排泄介助はほぼ一人介助で可能になりました。後は移乗と乗降でしょうか。

 そして受診後・・・ほぼ完治と診断されたそうです!!良かった~(^-^)

 これまでずっとコルセットをしていましたが、今後は外しても良いとの事。しかし痛みの表情等あれば、再度装着。状況に応じてコルセットは着脱するようになります。

 コルセットが外れると介助の幅が大分広がります。やり易くなるからです。

 コルセットを装着していると、どうしても更衣や排泄介助で若干不便さがあります。コルセットが外れれば更衣や排泄介助も楽になります。

 後は・・・ご自宅での介護です。

 ご主人は自身でトイレ介助が出来るまでになる事を目標にしていますが、それはまだもう少し先になりそうです。

 その目標を目指して、ろまん亭では日常動作を元に戻しながら対応しようと思います。そして安全に介助出来るようになったらご自宅でも少しずつ元の生活様式に戻してもらおうと思っています。

 完治とは言え、まだもう少し様子を見ながら対応しなければなりません。

 少しずつ少しずつではありますが、骨折前の動きを取り戻せるように対応したいと思います(^-^)

 先ずは完治の診断、本当に良かったです♪♪

バランスさえ保てれば。

2023-04-07
 排泄介助では、極力一人介助で出来るように試みています。二人介助で慣れてしまうと万が一の時に一人介助では出来ません・・・そんな事にならないように、常に一人介助が出来るように試みるのです。

 もちろん立位保持が難しいケースの時は二人介助で対応しますが・・・ある程度立位が保てるのであれば、一人介助も可能な可能性が高くなります。

 現在何とか一人介助で対応出来ている利用者さんがいます。その日の状態によって、二人介助にする事もありますが。

 先ずはお一方。圧迫骨折から徐々に回復している方。これまでは二人介助が必須でしたが、少しずつズボンやパンツを下げるところまでは一人介助で出来るようになりました。

 そして最近は立位で多少左に傾きがあるものの、何とか一人介助で上げる作業も出来るようになって来ています。左に傾くので、自分の体を左側にぴったりとくっつけて、片手で抱きかかえるようにして、もう一方の手で上げ下ろし。

 グッと左に傾くのですが、自分の腰と体全体に乗せるようにして支えます。これで何とか対応可。恐らく近日中にコルセットが外せるので、より一層一人介助で出来るようになると思います。

 そしてもう一方。この方は辛うじて立位保持が出来ます。しかしこの方の場合は前傾姿勢になってしまいます。そんな時は相手の斜め前に立ち、やはり腰に乗せるようにして支えます。

 腰と脇で挟むようにして支えながらパンツやパットを整えます。前に倒れ込みそうになったら後ろに引っ張って姿勢を正し、後ろにしゃがみ込みそうになったら前に軽く押し出して。

 何とか一人介助で対応出来ています。

 しかし先にも書きましたが、その日の状態によって一人介助が危険と判断したら、補助に付いてもらいます。

 前者利用者さんは足に力が入っての傾きなら一人介助可。しかし足に力が入らない時は補助付きです。後者の利用者さんは排便や摘便の後は力が入り辛くなるので、その時に補助付きにしています。

 その日その場で状況は変化します。無理な対応はせず、あくまで一人で出来そうであればそのまま一人介助で対応し、難しいと少しでも感じたら補助を要請します。

 ご自宅でのご家族の皆さんは大抵一人で介助されています。デイでも一人介助で対応して、何か有効な助言が出来れば良いなぁと思っています。

 その為にも色々と工夫して、安全に対応出来る方法があればご家族にもお伝えするようにしています。

 足に力が入ってバランスさえ保てれば・・・介助はグンと楽になります。傾きが一方向であれば、支え方によっては安全に一人介助で対応が出来ると思います。

 様々な状況に対応出来るように、日々の工夫が大切になってくるのです(^-^)

不思議場所に忘れ物。

2023-04-06
 何故ここに??

 先日そんな風に思える場所に利用者さんの忘れ物がありました。さて、どこにあったでしょうか??

 それは・・・座椅子の座布団の下に忘れ物があったのです(笑)しかも忘れ物は眼鏡。

 え~、何故眼鏡を座布団の下に置いたのでしょうか??それは本人にも分かりません(笑)

 きっと何か思い付いて置いたに違いありませんが・・・思わぬ所に置いてあっては、流石に帰宅時に気付く事が出来ませんでした。

 帰りの際は必ず忘れ物が無いかチェックするのですが・・・その場では流石に座布団の下はチェックしませんでした。

 今後は座布団の下もチェックする必要があるかなぁ(笑)

 要介護1の利用者さんです。軽い認知症あり。

 認知症の方の場合、時々「何故ここにあるの?」と言う事があります。

 例えば、財布が下駄箱に置いてあったり、鍵が冷蔵庫に入っていたり。失くしものがある時はまるで宝探しのようになります。

 我々では想像できない場所にある可能性が高いので、宝探しをする時は固定概念を取り払わなければなりません(^-^;

 まさか・・・と思うところを敢えて探すと見つかったりします。

 きっと皆さん、その場所にしまったり置いたりする時はちゃんと考えがあっての事と思います。しかし、しまったり置いたりした場所を忘れてしまい・・・自分でも気づかない場所だったりすると、見つけ出すのが容易ではありません。

 特に独居の利用者さんの場合、探す範囲が広すぎて大変。もちろん探す時は本人に許可を得ながら探します。「〇〇さん、ここを探しても良いですか?」と。

 この一言は意外と重要。あらぬ疑惑を持たれないようにしながら探すのは一苦労です。

 一度探してダメなら日を改めて。

 見付ける事を止めると案外ポッと出て来たりするのです。本人は何食わぬ顔で「前からあったよ!」何という事もしばしば(^-^;

 あれほど探していたのに~見付かれば探していた事すら忘れてしまったりするのです。

 不思議ですね。

 今回は座椅子の座布団の下に眼鏡。まぁ通常は置かないですよね~(笑)

 今後はその方が帰る前に座布団下もチェックしなければなりません(^-^)

 失くしたものを探す時は想像力を豊かにして、固定概念を取り払って。

 でも最終的には本人が見つけ出したりして。

 不思議な不思議な世界です(^-^)

回復傾向。

2023-04-05
 今年の一月に自宅で転倒して圧迫骨折をしてしまった利用者さん。あれから約二か月半が経とうとしています。

 当初は安静で過ごしていましたが、現在は少しずつ元の生活に戻れるように試みています。

 要介護5です。安静期間中は傾眠傾向になってしまいました。食事も水分も飲み込みが少々危険。・・・と言う事で柔らかい食事や刻み食にしたり、水分にはとろみを付けて対応していました。

 しかし先週辺りから少しずつ回復傾向が強くなった気がします。今は食事は普通食に戻し、水分もとろみ無く飲めるようになりました。

 あとは・・・移動の際の歩行。立位保持が出来るかどうか。立位保持が保てれば自宅での介護も大分楽になると思います。

 三月下旬の頃は歩行は大分安定しましたが、左の傾きが強く、手引きにも重い負荷がかかりました。立位でも左に傾いてしまい、保持できません。

 しかしそれも先週辺りから傾きが弱くなり、立位時も軽い傾きのみ。

 それまではトイレでの上げ下ろしは二人介助でしたが、下ろす作業は一人介助で出来るようになりました。更には前回からバランスもある程度保てるので、上げる作業も一人介助で可能に。

 もちろん日によって状態は変化するので、無理はしません。危険と思えば補助にスタッフを付けるようにしてあります。

 ただし、ご自宅ではまだ家族でのトイレ介助はおススメしていませんまだ転倒の危険性があるからです。デイサービスでは広いトイレで必要であれば補助スタッフも付けられます。

 しかしこの利用者さんは夫婦での生活の為、補助が付けられません。自宅でのトイレ介助はもう少し先になると思います。

 残る動作は・・・ベッドからの移乗と送迎車の乗降です。この二点に関してはまだ二人介助が必要です。ベッドから起きる動作は少し痛みがある表情。車の乗降は立位が更に安定しなければ危険です。

 少しずつ生活リハをしながら様子見が必要ですね。

 それでも・・・圧迫骨折当初からはかなり状態が回復しています。次回の受診で恐らくコルセットが外せそう♪♪コルセットが外れれば更に生活リハの幅が広がります。

 元の状態に戻れるかどうかは分かりませんが、少しでも明るく前向きに捉えてご家族と一緒に向き合って行きたいと思います。

 トレイ介助が一人介助で可能になったのは、大きな進歩だと言えそうです♪♪

色々試してみて。

2023-04-04
 新しく利用する方が増えると、これまでの予定を少し変更する事があります。その最たる事が入浴です。

 入浴の順番もそうですが、午前にするか午後にするか。

 現在午前中に入浴を全て済ませているのですが、曜日によっては午前中の対応が結構ギリギリだったりします。入浴介助だけなら問題ないのですが、送迎→入浴→調理・・・となると、少々勝手が違って来ます。

 調理を時短にするのか。時短にして間に合うのか。様々シミュレーションしてみます。

 午前中に入浴介助をしなければならないと言うルールは存在しないので、時間に少しゆとりがある午後に回せば落ち着いて入浴介助出来るかも知れません。

 ただしあくまで「かも知れない」と言うだけ。実際にやってみないと分かりません。

 何とか午前中に詰め込む事も出来ますが、ハプニングがあったりすると対応が難しくなってしまいます。ここは一旦午後に入浴を予定する方が安全そうです。

 次回は午後に入浴を予定してみて様子見です。

 「〇〇しなければならない。」と言う縛りはありません。小規模事業所は全体がスムーズに進めるように、常に臨機応変に対応する事が望ましいです。

 利用者さん一人一人に細やかに目を向け、その時に最善の対応をして行く為にはある程度流動的な部分も必要なのです。

 午後に回せる事であれば午後に回してみて様子見。それがぴったりはまればその後は午後に回せば良い事です。ダメそうなら午前中に詰め込みます!!(笑)

 色々と試してみて、最善の対応が出来ると良いなぁと思っています(^-^)
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