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ふれあいと和みの家
≪大利根ろまん亭≫


●有限会社ゲン
〒371-0822
群馬県前橋市下新田町329-11
TEL.027-252-7735
FAX.027-252-7782

≪大利根ろまん亭≫
介護支援事業
≪大利根ろまん亭≫

~2021年9月

徒然なる日記

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ありえない!・・・お話し

2011-06-08
 今日も天気良く気持ちがいい一日でした。梅雨の晴れ間・・と言うことで、この天気のチャンスをフルに活かしましょう!

 なんて事で、そろそろ終盤になってくるバラ園へ利用者さんを連れて行くことになりました。スタッフ4名に対して利用者さんは5名、車椅子使用が必要な方が4名。万事OKです!

 さて、現地に到着。さぁ、車椅子も用意できたしいざバラ園内へ!っと思った瞬間、歩けるだろうと考えていた利用者さんが「私も車椅子に乗ったほうがいいでしょう」なんていい始めました!あ〜びっくり!!!

 その方の性格を考えるのに、無理はさせられないので、もう一台車椅子を借ります。

 そうです。おかしいでしょう??スタッフ4名に対して車椅子5台。どう考えても人手が足りません!!計算違いっ!!っ言うか、始めからその計算だったら本日はバラ園ではなく、無理なく対応できる場所を選んでます!!

 こんな時はせっせとピストン輸送です。何とか滞りなくバラ園を一周して、爽やかな風を感じながらお茶を飲んで帰路につきました。

 120%ありえないお話しです・・・(笑)

家族のキモチ

2011-06-06
 今日新規利用者さんの初回訪問へ行きました。

 認知症で要介護3です。なかなか大変な予想がします。
 話しを聞いているとやっぱり色々大変そうです。特に心のストレスが大きいと感じました。

 心のストレスとは・・・一番ヘヴィなのは孤立感だと思います。身内親族の援助も無く、介護の苦労話にも耳を傾けてもらえない・・・そんな環境が一番辛いと思います。こんな時は介護の苦労話を沢山聞いてあげるのが最も良い手段です。通常1時間位で終わるカンファレンスと契約も今日は2時間半近くかけました。

 介護の話しから世間話など様々です。でも一番は家族の苦労話です。話しもようやく落ち着き始めた時、家族から
「話しを聞いてもらえてすごく嬉しかった。助かりました。」っとお礼を言われました。いえいえ、お礼は未だ早いです。

 このとき感じます。今回の利用者さんは利用者本人だけでなく、孤立している主介護者の方の心のケアもしていかなければならないと。家族のキモチを大切にしていってあげないといけないと感じました。

 これからその利用者さんを定着させるように一生懸命頑張ります。そして家族のキモチにも少しゆとりが出てきたら、ろまん亭として大変嬉しく思います。そうなれるように、スタッフの皆、頑張ろう!!!

コドモノチカラ♪

2011-06-04
 今日はスタッフの子供さんが一緒に来ました!小学2年生です。この子は実は未だオムツが取れない頃からろまん亭に来ていて、身内みたいな感じがしています。

 さて、利用者さん、子供が好きな方が多いんです。だから反応が半端ないほど良かったです!いつもは睡魔と闘っている方も今日に限っては目はパッチリ!表情もよく楽しそうに過ごしていました。

 スタッフがお話をしても反応は良いのですが、子供に対する反応は・・・サイコーです!またこの子が良い子で人見知りなく接してくれるのが嬉しい♪

 では何故子供に対して反応が良いのか?自分なりの見解では「生命力に溢れている」「純真無垢」「素直」・・・とこんなキーワードが思いつきます。高齢者の心をくすぐるのではないでしょうか。

 ろまん亭にはこの子の他にスタッフのお子さん2名と知り合いました。この2人も良い子だったんです!!お姉ちゃんが小学低学年、妹が幼稚園に入るか入らないかの頃からのお付き合い、二人はもう大学生と高校生です。自分にしたら親戚の子みたいで嬉しい。この子たちの未来が今から楽しみです!・・・こんな感情が子供たちに対して利用者さんにもあるのかな〜♪

 ところで来週から「純真無垢」な気持ちで仕事できるかな〜(笑)

時代の変化と共に

2011-06-03
 ろまん亭を開設して10年、様々な世代の利用者さんと出会いました。

 明治から昭和の二桁までです。ここで世代ごとに色々な変化がありました。

明治から大正初期の方々は手芸が好きだったり、皆で歌を歌うのが好きだったり、外出すると色々な景色に興味を示したり・・・昭和初期になると若干変化があります。手芸や歌などに興味を示す方が少なく、集団より個人の時間を大切にする傾向を感じます。自分に興味があれば集団でも参加しますが、興味がなければ参加しません。とりあえずチャレンジなんて事は殆どないんです。

 ではこれからの利用者さん、つまり昭和の方達にはどのように対応したら良いのか?今までの対応ではいけません。その世代その世代にあった方法を探さなければダメだと思います。個別対応プラスα。今はそれを見つけることに集中しています。

 今日は面白い現象がありました。ちょっとした紙で作ったゲームをしてみたところ、それを見ていた利用者さんたちが異常に良い反応を示したのです。失敗するとニコニコして成功すると拍手をする。「お〜、なんて良い反応なんだ」と心に思いながら何度も繰り返してやってみせます。何度やっても良い反応。

 ここから推測するに、自分で挑戦するより、挑戦している人を見て自分のことのように喜んだりするのが良いのかもしれません。これから他の利用者さんたちにも色々挑戦している姿を見てもらって検証したいと思います!!

どこまで入り込めるのか?

2011-06-01
 利用者さんとその家族、この中にどこまで入れるのか?難しい問題です。

 精神的に落ち込んでいる利用者さんを何とか少しでも楽にしてあげたいのですが、それには家族との問題の中に入って行かなければなりません。ある一線を越えたとき、その方の残りの人生を背負い込む覚悟が無ければ入って行ってはいけないのかもしれません。勿論人の人生背負い込むなんて出来ない。そんな無責任な行動や言動は出来ない。でも何か力になってあげたい。

 そんなジレンマを感じてしまった一日でした。

 次の利用予定日に笑顔で来てくれると良いけど、そんな楽観的な考えは余りしないほうが良いかも知れません。むしろ元気が無い時の対応を考えておくのが無難かもしれません。

 よし!次に来た時は楽しんでもらえるようにがんばろう!!!
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