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ふれあいと和みの家
≪大利根ろまん亭≫


●有限会社ゲン
〒371-0822
群馬県前橋市下新田町329-11
TEL.027-252-7735
FAX.027-252-7782

≪大利根ろまん亭≫
介護支援事業
≪大利根ろまん亭≫

~2023年9月

このホームページ作成が平成23年。今までの歴史の中様々な利用者さんと出会い、そして別れて・・・ろまんな風では現在の心境や感じた事、進行形で起こっている事柄を綴りたいと思います。時々昔を振り返ったり・・・『ろまんな風』を覗いて見てください。介護を通しての私の心境の変化や成長が垣間見れるかも知れません・・・(^〜^)

過去の徒然日記はこちらから

徒然なる日記

支援の方法。

2023-01-14
 介護は様々な方法があると思います。

 この介護にはこの方法。・・・そんな固定概念は取り外して、毎回「この方法で良いのだろうか」と言う疑問を持ちつつ対応する事が大切だと思っています。

 毎日介護をしていると、通り一遍等の支援方法になってしまう事があります。実は別の方法の方がより良かったりするケースもあります。

 それぞれの介護職員がそれぞれの方法で介護する事もある意味大切なのです。その中で一番良い介護を取り入れて行くようにすれば、利用者さんにとっても我々にとっても最善なのではないでしょうか。

 特に状態が急変してしまった場合、それまでの介護方法が通用しない事が多いです。例えば、立位保持が難しくなってしまったり、排泄介助が難しくなってしまったり。

 そんな時は先ずは一番良い方法を毎回模索します。

 今、要介護5の利用者さんが先日ご自宅で転倒。腰に痛みがあるようで、支援が難しくなってしまった方が居ます。

 要介護5でしたが、これまでは手引き歩行や立ち上がりなどはそれ程大変ではありませんでしたが、腰痛があるようで、特に立ち上がりや座る時に強い痛みがある様子。

 手引き歩行はほぼ不可。立位保持も少々困難。

 トイレ介助も二人がかりになりました。

 日中はパンツ式のおむつをしようしますが、帰宅時は夜用のフラット式のおむつに交換。腰痛があるので、立ったままの方が痛みが少ないかなぁと思ったのですが、交換するのがなかなか厄介。

 ベッドに横になって頂き、ゴロゴロと向きを変えておむつ交換した方が手早く出来るようなのです。

 立位での交換を初めに選択したのは、横になると痛みが強い可能性があると考えたからです。しかし実際やってみると難しく、痛みは少なそうだけど、支援に時間がかかってしまうのです。

 横になっての交換は多少痛みが伴うようですが、手早。

 利用者さんの負担を考えると、横になっての支援の方がベターな気がしました。今後は横になっての交換にします。

 やってみないと分からない事は多くあります。一度やった支援がどうしてもベースになりがちですが、やはり一番は利用者さんの負担が少ない事です。

 そう考えると、やはり「この支援にはこの方法」と断定するのではなく、より良い方法をスタッフと一緒に模索して実践してみるのが一番近道なのではないでしょうか。

 「こうした方が良い」と言う固定概念を取り外し、常に柔軟な発想の下、支援に向き合うのが一番だと感じます。

 毎日の介護。どうしても固定概念に囚われがちになってしまいますが、そんな時こそ他のスタッフの支援を参考にしたり、話し合ったりして柔軟に向き合えるように心がけたいと思います。

 利用者さんの負担が少ない介護。

 それを目指して努めたいと思います(^-^)

冷え込むと・・・

2023-01-13
 季節の変わり目や冷え込みが厳しくなると、昔の古傷が痛み出します。僕の場合は特に腰痛。十数年前のぎっくり腰が原因です。

 その時のぎっくり腰は、利用者さんの介助中でした。とても小柄な利用者さん。車いす対応の方でしたが、小柄と言う事もあって油断してしまいました。車いすを段差から下ろそうと思い、その時の姿勢が悪くてぎっくり腰に。

 良い教訓でした。

 良い教訓なのは良かったのですが、その後毎年季節の変わり目、特に秋から冬にかけて痛みが再発します。そして冷え込みが厳しくなると再発。

 秋から春先までは腰痛との戦いにもなります。

 大抵の場合は姿勢をしっかり整えて介助すれば問題ありません。

 ただ・・・急な冷え込みや急な気圧の変化には少々困ってしまいます。なにせ回避方法がないのですから(^-^;そして突然襲って来ます。

 今日は一件訪問がありました。訪問先のお部屋で直座り。意外と床が冷えていて・・・一時間弱の訪問でしたが、終わる頃にちょっと厳しい腰痛が・・・

 恐らく冷えてしまって痛みが再発したようなのです。マッサージをしても温めても痛みは引きません。これは困った。今日は身体介護もあり、何とかこなさなければなりません。

 僕の腰痛は耐えられる痛みと耐えられない痛みがあります。今日のは耐えられない痛み。

 なので、他のスタッフにヘルプを頼んで二人介助にて対応しました。お陰で痛みも然程厳しくなく対応出来、ちょっとホッとしています。

 少し動いたからか、痛みも若干引きました。明日にかけて一気に治すつもりで整えます!!

 今は身体介護が必要な利用者さんが多くいます。痛みに負けている場合ではありません。

 腰痛は今後もお付き合いして行かないといけない痛み。どんな場面でも対応出来るように、自身で工夫しながら痛みと向き合います。

 痛みは厳しい事もありますが・・・少し良い事もあります。

 それは利用者さんのご家族の事について。身体介護が多い利用者さんのご家族は、往々にして腰を痛めているケースが多くあります。その痛みを共有できるのは有難い事だと思っています。

 ご家族の体の痛みを自身で実感できるのですから。ご家族の痛みを共感し、どうすれば体の負荷が少なく介護出来るかを一緒に考えて行けます。

 僕自身の痛みを軽減出来れば、同じようにすればご家族の負荷も少しは軽くなるのではないでしょうか。

 ・・・と、何事も前向きに捉えようと思っています(笑)

 今日の床の冷えは腰になかなかの痛みを発生させるに十分なものでした。さてさて、明日に向けてしっかり体のメンテナンス。

 痛みを緩和して、皆さんを安心安全に介助出来るように整えようと思います!!

 皆さんも自身の体を痛めないように、しっかりと姿勢を整えて介護に向き合って下さい。

 腰痛は「介護あるある」ですね(^-^)

一筋縄では行かなそうです。。。

2023-01-12
 先日新規の利用者さんの問い合わせがありました!!

 やはり新規の問い合わせは嬉しいですね(^-^)何せ新しい出会いの可能性があるのですから♪♪

 ・・・と、喜ぶのも束の間、デイサービス利用には拒否がある方だそうです。まぁデイサービス利用の拒否はよくある事。

 利用者さん本人の気持ちを考えれば・・・特に認知症があれば新しい環境は拒否したくなるかも知れませんね。本人からすれば、現状で十分と思っている方も多いと思います。

 しかし現実はちょっと違っていたりして。ご家族からすると、少しでも良いからデイサービスなどを利用して外に出て欲しいと思ったりしています。

 本人とご家族の意識の違いでしょうか。

 ただ、今回紹介の方は、現状から言うと何とかデイサービス利用に漕ぎつけた方が良さそうなのです。

 ともかく、先ずはお試し利用です。

 今日はその日。とにかくお伺いします。

 ご主人と二人住まい。当の本人はコタツから殆ど動かないようで、ご主人に案内されて初対面。実は現在進行形で介護認定を受けているそうで、前情報だと要介護3くらいは出るのではないかと言う事でした。

 認知が強めのようなので、明らかな拒否も覚悟して伺ったのですが・・・そんな事は全く無く、とりあえず僕の存在は受け入れてくれたようでした。

 その証拠に、

 「前にどこかで会ったような気がするよ。顔は覚えていないけど、声に聞き覚えがある。」と何度も仰って下さいました。他にも「前の所で来てくれていた人・・・かな?」と、僕自身を拒否する感じではありませんでした。

 しかし・・・連れ出す事は出来ませんでした。まぁ初対面でそのまますんなりと出られるとは思っていなかったので、それは仕方ありません。担当のケアマネージャーさんにも了承を頂いているので。

 話しをしている感じから、一番は面識をしっかりと持つ事が必要と思いました。ある程度の信頼関係を築かないと連れ出すのは難しそうです。

 なので、夕方の送迎が終わった後に再度訪問。その時もすんなりと受け入れて下さって、四方山話をして退室しました。

 受け答えは上々なのですが、一緒に出掛ける事にはやんわりと拒否です。この「やんわり」な所が有難いです。本気での拒否は強めの拒否。「やんわり」なのはある程度受け入れてくれていると思うのです。

 デイサービス利用までは少し時間がかかりそうですが、出来る限りの対応をして、迎え入れられると良いなぁと思います。

 デイサービスの利用開始時は拒否気味の方は多くいます。そんな方々を何とか誘導し、利用に辿り着くには時には時間もかかります。

 実際定期利用が出来るようになるまでに2~3ヶ月かかった方もいます。粘り強く接し、本人が心地よいと思えるような環境作り。

 今回は一筋縄では行かなそうですが、しばらくお付き合いをして向き合って行きたいと思います。

 恐らく空振りになると思いますが、明日も訪問。

 さて、利用開始に辿り着けるかどうか。

 出来る限り工夫して、誘導出来ればと思います(^-^)

介護量が増えるかなぁ(^-^;

2023-01-11
 現在ろまん亭は要介護5の方が多く利用しています。要介護5と言っても、状況は様々。体は動くけど認知症で要介護5の方もいるし、体が動かなくて要介護5の方もいる。

 実に状況は様々です。

 要介護5と言うと、当然介護量も増えます。基本的にはほぼ全介助。しかし立位が保てたり、手引きである程度歩行出来たりと、それぞれによって介護量が違います。

 これまで立ち上がりや歩行はそれ程大変では無かった方が・・・先日の日曜日から状況が一変しました。

 ご自宅で転倒してしまったそうです。

 その時に腰を痛めた様子。それまでは手引きで歩けたのですが、急遽車いす対応になりました。

 月曜日と火曜日は他事業所のデイサービス利用です。動きが悪くなってから、ろまん亭は今日が初めて。情報は入っていましたが、この目で確かめるまでは何とも言えませんでしたが・・・

 今日お伺いして様子を見ると・・・確かにこれまでの動きよりは格段に落ちていますが、対応は可能な範囲です。立ち上がりや座る時に痛みがあるような表情ですが、歩行時はそれ程痛い表情はありません。

 ただ、受診をしていないので歩かせて良いのか悪いのか。

 要介護5の為、自身の痛みや状態を訴える事が出来ません。表情や体の動きを見て判断しなければ。

 全体的に痛みが伴っていそうなので動きは悪いですが、食事や水分摂取には問題無さそうです。

 排泄もある程度立位が保てるので、念の為二人介助で対応は可能。状況に応じては一人介助でも出来そうな雰囲気です。

 状態変化以後、初めての利用だったので念の為二人介助にしましたが・・・

 これまで要介護5の方の対応をして来て、それが役に立っています。確かに大変ではありますが、経験した事の無い状況では無いので対応もそれなりに出来ています。

 後は介助者の体が痛まないように気を付ける事。

 要介護5とは言え、これまで手引きで歩けました。体の動きは楽な方でしたが、今回で少し動きも悪くなると思います。

 痛みが無くなってくれるとまた変わって来ると思うのですが・・・その判断は本人の様子を見て周囲が判断するしかありません。

 こんな状況だと、他事業所さんでは車いす対応になってしまうと思います。しかし、歩かせても良いと言うのであれば、ろまん亭では歩いて頂くようにしようと思っています。

 現に今日は居室からトイレまで歩いて頂きました。痛みの感じが無さそうだったので。

 動きが悪いからと言って、寝かせておいては一層筋力が低下してしまいます。歩いて良いのであれば、少々介助に負荷がかかりますが自身の足で歩いて頂きたい。

 長い目で見れば、それが在宅できっと役に立つと思うからです。

 介護量が増えると思いますが、きっと復活できる事を信じて対応して行きたいと思います。

 ご家族の負担を少しでも軽減出来るように、帰りの送迎時は着替えや移乗のお手伝いをさせて頂こうと思います。

 支え合っての在宅介護ですから♪♪

お片付け♪

2023-01-10
 独居の利用者さんです。

 ヘルパーさんも定期的に入っているのですが、年末年始から少しだけ朝晩の支援をしています。

 冷えて来るので部屋を暖める事。これが一番の目的ですが・・・他に気になるのは夕飯です。

 好き嫌いが多い方。食べるものはとても難しいのです。本人は食べるつもりもないのに色々と食料を購入してしまいます。

 折角夕方軽く支援に入るので、お湯を沸かしたりコーンスープが好きなのでコーンスープを作っておいたり。加えて食べるものチェックです。

 賞味期限切れのものは無いか、食べない方が良い食品は無いか、色々とお話をしながら探します。本人も満更では無さそうで、あちこちから傷みそうな食べ物を出して来ます。

 カッチカチになったおにぎりが6個も出て来ました。食べかけのパンも数種類。賞味期限切れの助六寿司があったりと、捨てた方が良さそうなものがわんさか出て来ます。

 「これはもうやめた方が良さそうですよ~!」と言えば「もう食べないから持って行って下さい!」と、こちらに丸投げ。

 本来なら、ヘルパーさんに支援してもらう方が良いのですが、どうもヘルパーさんには少々手厳しい面があるようなのです。

 まぁ我々の方が接する時間が長いので、ある程度は介入し易くなっているのだと思います。

 不必要な食材を一斉に預かって破棄。あちこちに散らばっている新聞をまとめます。台所にある使ったお皿やコップも洗浄し、軽く整理整頓。

 全体的にそれ程汚れてはいません。なにせ「煮炊きは一切しない。」と豪語するくらいなので、台所はきれいです。独居宅だと割と汚れてしまっているケースは多いのですが・・・

 一番気になる「食べ物」の整理が出来れば御の字でしょう。

 経済的にはほどほどにゆとりがあるので、あれもこれも必要なくても購入してしまう傾向があります。出来れば自身が食べられるものを食べられるだけ購入して頂きたいのですが、認知症独居と言う事もあり、制限をするのがなかなか難しいのです。

 食べないのに購入してしまうのは仕方ないとして、賞味期限などのチェックはマメに出来るようにしておきたいと思います。

 そして~♪出来る範囲でお片付けの支援に入ろうと思います(^-^)
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