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ふれあいと和みの家
≪大利根ろまん亭≫


●有限会社ゲン
〒371-0822
群馬県前橋市下新田町329-11
TEL.027-252-7735
FAX.027-252-7782

≪大利根ろまん亭≫
介護支援事業
≪大利根ろまん亭≫

~2021年9月

徒然なる日記

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ちょっと小話。

2011-12-08
 またまた帰りの送迎車の中での一こま。

 年末が少しずつ近づき、自然と正月の話題が出ます。正月と言えばなんといっても「餅」に限ります。利用者さんたちは餅が大好きです。嫌いと答えた方は見たことがありません!!

 餅つきには臼と杵。さて、臼には木製と石製があります。この石臼の会話です。

Aさん 「餅はいいね〜。子供の頃よく近所で餅つきをしているのを見たよ。」
スタッフ「餅つきは木の臼でしたか?石の臼でしたか?」
Aさん 「木の臼だったよ。でも石もいいね〜。あの黒っぽいやつでしょ。」
スタッフ「そうそう、黒っぽい石臼は僕らも使った事がありますよ。」
Aさん 「あれは何で出来ているのかな〜?」
スタッフ「何でしょうね?材料はあまり聞いたことないですね」
Aさん 「そうか〜。う〜ん、あの石臼は何の木で出来ているんだろう」
スタッフ「・・・・・・・、木??」
Aさん 「あ〜、あの石臼は何の木で出来ているのかな〜。ケヤキかな〜。」
スタッフ「木・・・木・・・木・・・ねぇ。。。何の木で出来ている石臼なんでしょうね?」

 思わず絶句(^−^;その後は笑い!!

 Aさんの頭の中のイメージを覗いてみてみたい!!きっと楽しい想像が沢山溢れている事と思います!!「あの石臼はケヤキで出来ているのか」のくだりでは、思わず笑っちゃいました。帰宅中でしたが、楽しいひと時を有難うございました!!またユーモアたっぷりの話をしましょうね!!

良かったです!!

2011-12-07
 先週この徒然日記にも書いた利用者さん。ちょっと説得には時間が掛かりましたが、今日はその約束の日。

 僕ともう一人、よく送迎に伺っていたスタッフと一緒に2人体制でお迎えです。ある意味豪勢なお迎えとなりました。

 さて、到着。右の腰の痛みが強いとの事、動けなければ移乗は2人掛かな〜と話しながらお部屋に着きました。案の定横になっています。しかしよく見ると仕度は出来ていて、あとは動き出せばOKな状態です。「これはいけるかも!!」と、久々の利用に期待が膨らみます。

 声掛けです。

「ゆっくり動きましょうね〜」と痛みが出ないように動く事を促します。すると割と素直に動き出すではありませんか!痛みの訴えも無く立ち上がり、まずはトイレへ。そこでズボンを履き替えて、車椅子。無事に送迎車にも乗車でき、いざ出発!!車の揺れに時々顔をしかめながらもろまん亭に到着です。車からろまん亭の中までは車椅子を利用しようと思います。

 「じゃぁ車椅子に乗りましょうか・・・」と言うと、「歩いて行きます」ですって!!お〜、すごい!!出来るじゃん!!

 無事に歩いて居間まで行く事が出来ました。そしていよいよ入浴の順番です。入浴の事を伝えると、自力で立ち上がり、浴室の方へ。そして2人介助かな〜との考えと裏腹に、ほぼ以前と同じように1人介助で入浴が出来ました。やれば出来る!!

 しかしここで「頑張れば出来ますよ」とか「なんだ〜できるじゃん」なんて声掛けは無粋です。常に相手の気持を察して対応するには、それでも敢えて「出来る事から少しずつしてみましょう」とか「無理しなくでも大丈夫です」などとあくまで逃げ道を示しながらの会話をしていきます。これがこの利用者さんにはとても大切な事だと思っています。別の方ならまた違った応対をしていたと思いますが・・・

 入浴が終わり帰宅です。帰りは1人で送ってみる事にしましたが、全く問題ありませんでした。そして来週のお約束も取り付けられ一安心。よかったよかった(^−^)ご本人も久々に入浴できて嬉しかったようです。ちょっとお疲れになっていましたが、また来週お迎えに伺います!!

つい笑ってしまいます(^0^)

2011-12-06
 今日の利用者さんの中に、最近とても面白い事を言う方がいます。今日はその方のお話し。

 何のきっかけか、珍しく写真集を皆で見ました。当然その利用者さんも参加しています。その方に昭和の時代の写真集が回ってきました。どれも懐かしい写真ばかりなので、利用者さんたちには好評です。

 その方もまじまじと写真を見ています。「懐かしいな〜」なんて、感嘆の声を時々上げています。

 暫くしてちょっと悩んでいるような素振りを見せます。・・・あれ?どうしたんだろう??

 昭和の写真集は全体的にモノクロです。流石に時代的にモノクロなのは承知しているようですが、何が疑問なんでしょう?その仕草に気づいたスタッフが声をかけます。

 「どうしましたか?何か気になる写真でもあったのですか?」
すると
「ワシも目が悪くなったな〜」ですって。いやいやモノクロだから目が悪くなったのではないんです。
「それは昔の写真だから白黒なんですよ」と説明してみると、どうも悩みどころが違うようです。
「えっ、じゃぁどうしましたか?」と話してみると、
「いや〜、ワシも目が悪くなったな。ここの部分が全く見えない。真っ白になってるよ。」・・・と。

 え〜、そんなに視力が悪いわけではなかったので、急におかしいな〜。と思って利用者さんが指差す部分をまじまじと見てみると・・・・

 なんとそこは真っ白な空白のページではないですか!!見えなくて当たり前です!!いやむしろ「真っ白になってる」は正しい!良く見えています!!!

 「いやいや、よく見えてますよ(笑)だってここは空白のページですもん」と伝えると、
「なんだい、そうかい。いや〜、目が悪くなったのかと思ったけど・・・安心した。」

ええ、安心してください。大丈夫ですよ。しっかり正確に見えています。これからも疑問に思ったらいつでも言ってくださいね。しっかり検証してお答えさせていただきます!!

 終礼の時この話でちょっと盛り上がっちゃいました♪

実習生がやってきた!

2011-12-05
 今年はこの時期に数名の実習生がやってきます。しかも今週は男性です!!男性の実習生は本当に久しぶりです。実習生と言っても介護職の実習ではなく、教員免許取得のための実習です。全く畑違いの場所で、実習生は頑張らなければなりません!!

 ろまん亭での実習は基本利用者さんとの会話です。女性の実習生はまだお喋りが出来るケースが多いのですが、男性はそう簡単にはいきません。もともとお喋りな男性ならいいのですが、そんなにお喋りな男性に当たる事は滅多に無いですよね(^−^;

 でも今回の男実習生はスタートはOK,5日間なら何とかいけそうです。本日は初日なのでうまくペースが作れなかったようですが、それは当たり前。それで良いんです。明日からどのように動くかで評価が出てきます。本人も「会話が難しい・・・」と言っていたようですが、難しいからといって余りしゃべらないのはナンセンス、頑張って皆さんと楽しく過ごせるように努力をしてもらいたい物です。例えできなくったって利用者さんと真摯に向き合う姿勢が見えればOKですから。

 あと4日間実習があります。少しでも何かを感じてもらえると受け入れ側として嬉しく思います(^0^)がんばれ〜!

初めての出来事!!

2011-12-03
 今日も寒かったですね〜(^−^;

 余りに寒いので、食事に手打ちうどんを作ることにしてみました。煮込みうどんです。お野菜沢山入れてかなり煮込んだので、汁にはお野菜の旨みがしっかり出ていました。勿論既製品の汁の素などは使用しません!!

 全品仕込み完了後、いよいよ手打ちです。さて、一人で台所で打ってもつまらないので、皆さんの前で打つことにします。粉と塩、お水を用意してスタート。

 こねるのはお手の物。利用者の皆さんは昔の手打ちの思い出話に華が咲いています。こねあがりました!次は「のす」作業です。この作業は自分自身好きな作業です。その間も皆さん子供の頃のうどんの半紙が続いています。
 さぁ、出来あがり!!皆さん美味しいと食べてくださっています。
 手打ちうどんは全て目分量で作るので、いつも作りすぎてしまいます。今日も余っています・・・駄目もとで皆さんに聞いてみます。

 「お替りありますよ〜、どうですか〜」

 いつもなら、「大丈夫です。」と軽くあしらわれてしまうのですが、今日は違いました。「もう少しうどんを食べたいな〜」と一人が言います。すると他の方も呼応するように「私ももう少しうどんが食べたい!」ですって!!気が付けば全員お替りです。

 こんなの初めて!!いままでどんなに美味しいといってもお替りまでは行かなかったのですが、いつも残す方までお替りで完食です。こんなこともあるんですね(^0^)

 もともとうどんが好きな方は多いし今までも手打ちうどんは作ってきたのに、今日に限り全員お替りの完食、とっても嬉しい「お替りで完食の日」になりました。記念日ですのぅ(^0^)/
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