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ふれあいと和みの家
≪大利根ろまん亭≫


●有限会社ゲン
〒371-0822
群馬県前橋市下新田町329-11
TEL.027-252-7735
FAX.027-252-7782

≪大利根ろまん亭≫
介護支援事業
≪大利根ろまん亭≫

~2021年9月

徒然なる日記

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誤解されたら皆でフォロー♪

2012-03-08
 利用者さんたちは想像力豊かです。良い意味での想像なら良いのですが、全体的に想像するのはマイナスな感じのことが多いようです。

 ちょっとした事で誤解をしてしまいます。それは同じ利用者さんに対してもあり、スタッフに対してもあり・・・。

 さて、そんな時はどうするのか。

 スタッフ全員でフォローに入ります。基本的には利用者さんのお話には同調します。しかし、人の中傷やマイナス名発言の時は同調しつつ、やんわりと「でも〇〇なんじゃないかな〜」なんて軽〜いフォローを入れます。決して真っ向勝負をするのではなく、同調したように感じさせつつ、でも内容は「それは誤解なんです」的な要素をたっぷり含めてお話をします。

 この繰返しで大抵は誤解が解けるのですが、中には解けない場合もあります。

 ではそのときは・・・

 そんな時はマイナスなイメージをプラスなイメージで上塗りします。ちょっと「特別ですよ♪」的な対応で、気持を上げるようにします。それを繰り返しているうちに

 「あ〜、本当は良い人なんだ〜」・・・と感じさせられればOKです(^−^)

 ここで注意しなければならないのは、押し付けやしつこくなりすぎない事。急激な心の変化を求めない事です。あくまで自然にゆっくり変化していただけるように、接していきます。誤解を解きたい余り、過剰な接触をしてしまうと逆効果(^−^;そのバランスが難しいのかも知れません。

 こんな作業は当然一人では上手く行きません。だからスタッフ全員でフォローに入るのです。遠まわしに良い印象を植え付けられるようにお話をしていくと、ダブルでのフォローになるので、ほぼ完璧にイメージをプラスに変えられることが出来ます。

 これにはスタッフ同士の連携も重要です。

 毎日のミーティングは不測の事態のとき程、改善の為の効果が大きく出てきます(^0^)

昨日は・・・

2012-03-07
 群馬県主催の集団研修でした。珍しく夜からのスタートです。

 さて、今回の研修内容とは・・・

 介護保険では5年ごとに大きな改正が行われます。24年度がその年になります。その改正内容の説明会。

 在宅系のサービスに大きな変化がありそうです。今まで会社に入っていた介護報酬が、場合によっては減収になってしまいます。ろまん亭のように小さな母体で経営しているデイにとっては減収はかなりの痛手になってしまいます。

 運営が成り立たないのでは仕方ありません(^−^;減収にならない方法はただ一つ。営業時間の変更です。

 今まで朝のお迎えは9時半前後でしたが、この時間を少し早くしなければならなくなりそうです。15分から20分くらい早くしなければダメそうです。帰りの時間は今までと同じ4時半ころでしょうか。

 つまり利用者さんには少し早めに準備をしていただかなければなりません。状況によってはご家族に負担がかかってしまいそうですが、そこはなんとかご理解を得ていかなければいけません。

 今回の研修会の内容をしばらく吟味して、最善の方法を見つけようと思います。

 素直な今回の改正についての感想は・・・

 事業所にも利用者さんにも余りメリットのない改正な気がします。今回で大幅な改正は3回目です。この3回とも我々にとっては余りメリットの無い改正でした。このままでは現場の状況は一向に良好に向かいません。政府の方々にもう少し現場の状況の把握と利用者さんの状況の把握をしていただきたいと感じてしまいます。これからの高齢化社会を担う若者達に夢と希望を持っていただけるような改正を常に望んでしまいます(^−^)

 今後も改正に伴う情報をお伝えできれば良いな〜と思います!!

今日は啓蟄!!

2012-03-05
 先週末は金曜日から日曜日まで、徒然日記をお休みしてしまいました。すみません(^−^;

 さてさて、本日は啓蟄です!!皆さん啓蟄って知っていますか?実はこの言葉は僕自身利用者さんから教わった事なんです。利用者さんから教わる事は本当に多くあります。

 啓蟄とは・・・

 春先になり、地中で眠っていた虫達が春を感じて地面から地上に出てくる日・・・簡単に言うとこんな感じです。要は春の訪れが近くなってきた日、暖かくなってくる日、と言うことです。確かこの啓蟄も二十四節季のうちの一つになっているはずです。

 なのに・・・!なのに、なんで今日はこんなに寒いのでしょうか!!

 利用者さんたちと、啓蟄ですね〜なんてお話しをしても、どうもピンと来ない様子です。それどころか寒くて冬に逆戻りですね〜・・・と言う会話のほうに食いついてきます(^−^;

 今年は新しく入ったスタッフも1年を迎えます。昨年は入ったばかりだったので外出がとても難しかったのですが、今年は暖かくなったら外出をどんどんして、皆さんに外の空気をたっぷり吸っていただいて、楽しく過ごせるようにしたいと思っています。

 はやく暖かくならないかな〜♪

 *先日のひな祭りにお出ししたおやつとお土産を四方山写真館にアップしました。どうぞご覧ください!
 *ろまんな轍、シリーズが一旦完結しました。興味のある方はどうぞご覧ください!!

素敵な、美しい言葉。

2012-03-01
 今日朝の送迎のときの事です。

 98歳になる女性の利用者さんを迎え入れ、ろまん亭に向かう途中こんな話になりました。

僕  「昨日は沢山雪が降ったのに、今日はすっかり解けてしまいましたね!昨日の雪が嘘みたいです。」
Aさん「あら、雪が降ったの??知らなかったわ。そんなに降って、今日は全部解けたのでは、やはり〇〇ですね〜」

 さて皆さん、この「〇〇」に入る言葉は何だと思いますか?僕は初めて聞きました。でもそのフレーズがとてもきれいだったので、ちょっと感動。さすが98歳!!万歳!!!

・・・・と、本題へ。

 このとき98歳の方は、「春の淡雪と言ったのです!

 素敵なフレーズだと思いませんか?それとも知らなかったのは僕だけなのか?とにかくこの言葉に朝から気持ちよくさせられました(^−^)

 利用者さんたちは年の功とでも言いましょうか、時々「はっ!」とするような言葉を発します。かれこれ10年前です。当時利用していた明治生まれの女性利用者さんも、初夏の青々とした木々の葉を見て、

「素敵な嫩葉(わくらば)ですね〜。」としみじみおっしゃっていました。この嫩葉(わくらば)とは、病気に犯された葉と言う意味のほかに「木の若葉」の意味も有ります。これも素敵な表現ですよね♪

 皆さんの口から発せられる、時に叙情的な表現を聞き逃さないように今後もしっかり皆さんと楽しく会話をしなければいけませんね!!

やはり寂しい・・・

2012-02-29
 本日付で利用中止になる利用者さんがいました。

 毎度利用中止になる時、最期にどんな挨拶をすればいいのかちょっと考えてしまいます。利用中止となれば、恐らく二度と会えない可能性が高く、最期の挨拶となるので考えてしまいます。

 でも、毎回いつもと同じような挨拶。。。

 「今日もお世話になりました!またよろしくお願いしますね〜!風邪をひかないようにしてください!!」

 こんな感じ。いつもと違うとすると・・・

 「また〇〇曜日、お迎えに伺います!!」・・・と次回のお迎えの事を伝えない事でしょうか。

 そうです、次回は無いのですから。

 利用者さんにしてみれば、いつもと少し違うくらいの挨拶だから気にしません。

 「ありがとうございました。またよろしく〜」・・・と気楽な、いつもと同じ挨拶をしてくれます。

 今日も最期の送迎に出ましたが、挨拶はいつも通り。ただ、扉を閉めた後、なんともいえない寂しさがこみ上げてきます。約3年くらい利用したでしょうか。3年も利用していただけると、家族同然な気持になってしまいます。

 ろまん亭の特徴でしょうか。会話が沢山できるし、何より利用者さん一人ひとりの性格を皆で話し合って、どのように接すれば一番良いかを考えていくのですから、利用者さんはとても身近に感じます。

 色々な方がろまん亭を去りました。その都度最期の挨拶をします。その挨拶が終わる度に、今日のような寂しさを感じ続けるのでしょうね。

 その後の皆さんの幸福を祈っています!!

 
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