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ふれあいと和みの家
≪大利根ろまん亭≫


●有限会社ゲン
〒371-0822
群馬県前橋市下新田町329-11
TEL.027-252-7735
FAX.027-252-7782

≪大利根ろまん亭≫
介護支援事業
≪大利根ろまん亭≫

~2021年9月

徒然なる日記

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体調の見分け方。

2012-04-04
 利用者さん一人ひとりに当然個性があります。

 利用中に注意深くチェックしていると、それぞれの特徴を知る事ができます。

 大切なのは、やはり体調でしょう。健康状態や精神状態など、それぞれがそれぞれ違うリアクションをするものです。些細な変化でもミーティングで話し合います。

 本日利用した方の特徴。

 体調が良い時は体の芯がしっかりしていて、歩行も安定しています。しかし・・・。本日は良い時とちょっと違います。体の芯が安定していません。やや右寄りに傾きます。歩行をしても、注意力が散漫で危なっかしい状態。

 こんなときは体調が本調子ではありません。なので対応もテンションを上げ過ぎず、落ち着いた感じで対応します。うとうとしたら、そっと側を離れます。そして目を開けたら近寄ります。普段冗談を言ったり表情も良いので、そのつもりで対応すると、今日は疲れが蓄積しそうです。日々の変化によって対応も変えなければいけません。

 午後になって少し横になります。寝つきも悪いようですが、暫くすると熟睡し始めました。・・・良かった〜・・・

 しかし、起きた後も体が安定していません。右に傾くは集中できないはで・・・結局帰宅まで不安定な状態でした。

 ご家族にそのことを伝えると

 「昨日は余り眠れなかったみたいです。ちょっと生活のペースも4月から変わったので、気になるみたいだし・・」

 あ〜、やはり。

 利用者さんはちょっとした変化でも敏感だったりします。(勿論個人差はあります)今日のこの利用者さんもちょっとした変化に精神がついていけなかったようです。

 いつもと違う動作や表情。体調の見分け方は千差万別。その変化を見分けるには日ごろから細かくチェックしなければなりません。

 ろまん亭のスタッフは些細な事にも注意を払ってくれて報告をしてくれるので、僕にとっても安心です。

 自慢になりますが、この冬も体調不良でお休みする方はほぼゼロ。優秀なスタッフに、それと健康な利用者さん・そのご家族に感謝感謝です☆

*四方山写真館に手芸品をアップしました!どうぞご覧ください♪

2連休しちゃいました(^−^;

2012-04-03
 日曜日を含め2日間、徒然日記をお休みしちゃいました。。。すみません。。。

 昨日は時間に余裕があったのですが、先日書いた実習生とのお話が長引いてしまい、結局更新できずに一日が終わってしまいました。

 この秋に独立しようとしている方なので、色々聞きたい事や不安な事が多くあるようです。

 介護の業界に関わらず、新規に独立しようとすれば誰でもぶち当たる事でしょう。話をしても、僕自身の話なので参考になったかどうか・・・(^−^;

 でも、やはり良いものです。若い人たちが自分の夢に向かって進もうとしている姿は、嬉しく思います。これを置き換えると、利用者さんたちが僕らを見るときに近い感情を持っているかも知れません。つまり、日ごろから前向きに楽しそうにしている姿は、利用者さん達に勇気と希望を与えるかも知れません。(ちょっと大袈裟でしょうか)

 日々の仕事に追われがちです。時々自分自身を振り返ったり、戒めたり、褒めてみたり・・・客観的に自分を見つめる事も必要と思います。

 そう感じさせてもらえたので、今回の実習生・・・・まだ一ヶ月ほどありますが・・・・のお陰で、初心に立ち返れるかも知れません。そしてそのことがまたろまん亭に良い作用を与えられると良いなぁ、と思っています。

 そんな事を考えながら昨日は沢山お話をしました。昔の、ろまん亭を立ち上げた頃を色々思い出しました。忘れている事も結構有る事にびっくりもしました。

 先ばかりを見続けるのではなく、時には自分の轍を振り返ることも大切かも知れませんね(^−^)

こんな天気だと・・・

2012-03-31
 普段皆さん、耳が遠い方が多くいますが、何故かこんな天気だと外の風の音が気になったり、周囲の物音が気になってしまうようです。

 いくらお話で気を逸らせようとしても、ダメでした。不安になってしまうようです。

 ですから、いつにも増して明るく楽しい雰囲気を出すようにしました。

 こんな天気だと認知症の方も不安定になったりします。普段は落ち着いているのですが、天候不順だと精神的にも不安定になってしまうようです。今日ほどの嵐ではなくても、曇っていたり雨が降ると落ち着かなくなってしまうようなんです。

 どうしたらいいか?

 こればかりは防ぎようがありません。とにかく状況を見つつ、その時々で対応に変化をもたらせるしかありません。何年現場にいても、天候や季節の変わり目にはかなわないのが現状です(^−^;不安定になった時、全力で落ち着かせるくらいでしょうか。

 もし落ち着かせるのに失敗しても、何か一つくらいは得られるものがあります。それをヒントに次回同じような状況のときに対応していくしかありません。

 自然の変化を克服する事は出来なくても、対策は絶対あるはずなので、今後も色々工夫してみようと思います!

 それにしても、ひどい嵐です・・・(^−^;

実習生、頑張ろう!!

2012-03-30
 今日から4月一杯、実習生が来る事になりました。今まで紹介した実習生は教員免許取得に必要な体験実習だったのですが、今回は自主実習です。名前は・・・春男君(仮称)とでもしておきましょう。

 さて、この春男君、何故自主実習に来るのか?ちゃ〜んと理由があります。

 特別養護老人ホームで長く仕事をしていたそうです。そんな中、ちょっとした実習で小規模のデイサービスに行く機会があったそうです。その時、「こんな介護もあるのか!!」とちょっと衝撃を受けたそうです。以降自身独立したいと思うようになったそうです。

 そこでこの秋くらいに実際自身で開業しようと言うことになり、ろまん亭に実習しに来る事になりました。

 今日がその初日。

 流石に利用者さん慣れしています。会話も上々です。これから約1ヶ月間、是非頑張ってほしいものです。そして何か一つでも開業するに当たって参考になると良いな〜、と思っています。

 独立開業はそんなに難しくは無いと思っています。なぜかと言うと、全くの知識が無かった僕でさえ法人を設立し、県から指定を受けて現在に至るわけです。難しいのは継続する事。

 営利法人なのでバックがありません。全て自分達で切り開かなければならないのです。勿論良い時も有れば悪い時も有ります。それをいかに乗り越えていけるかが大切なんです。法人は設立は簡単でも継続は難しい。しかも立ち上げれば責任は全て自分自身です。スタッフを雇えばそのスタッフの人生にも関わってくる訳です。責任重大です。

でもやりがいだってあります。充実感もあります。そして自分達で切り開いているんだ・・・と言う実感も得られます。

 腐らずただ直向に頑張るしかありません。是非春男君も自分の目標に向かって邁進して欲しいと強く感じます。そして、ろまん亭・・・いえ、僕自身で協力できる事があれば、どんどん協力したいと思っています。

 小規模のデイサービスがあちこちに増えて、利用者さんの選択肢が多くなればそれだけ自分に合った場所を見つけられるようになります。そしてその場所で楽しく過ごし、一日でも長く在宅で過ごして欲しいと思っています。

 現在は在宅より施設に・・・と言う考えが以前より増えている傾向にあると思います。でも利用者さんの立場から言うと、やはり施設より住み慣れた自分の家が一番いいはずです。長く生活する為のお手伝い、これからもろまん亭は全力でさせていただきます!!!

 さぁ、春男君!!一緒に頑張って行きましょう!!!

残存昨日を有効に!

2012-03-29
 在宅で生活するにあたって、現在残っている体の機能をいかに保っていくのかは大変重要な事です。

 何事も、出来れば自分で動いて欲しい所です。なので、時には利用者さん達に頑張っていただくように声掛けしたりします。嫌々でも残った機能を使わなければ、どんどん低下してしまいます。デイサービスは残った機能を活かしつつ、維持させつつ利用していただきます。

 しかし残念ながら自宅で残存機能を使い続けるのは難しいこともあります。

 例えば・・・分かりやすい事例では、食事があります。

 時間をかければ自身で食べられるのに、自宅でそこまでゆっくり食べさせられない現状があります。ヘルパーさんを利用していても、ヘルパーさんたちは時間が限られています。限られた時間の中で仕事を完了させなければいけません。だから利用者さんのゆっくりのペースでは不可能な時、自身で食べられても介助をしてしまいます。
そして時間をかけて本人にやらせるより、手を出してあげた方が早く事が済みます。だから本人にさせずにしてしまうケースは大変多くあります。う〜ん、難しい・・・

 本当は自力で食べていただくのが一番ではありますが、在宅では不可能。デイサービスならいくら時間をかけても自身で食べていただけます。デイサービスも週3回位の利用なら機能維持が出来る可能性が大きいのですが、週1回の利用ではやはり機能の維持は難しいことになってしまいます。

 今日利用された方、週1回の利用です。デイサービスでは自力でゆっくり食事を食べきれるのですが、自宅では全介助。これでは残存機能を維持するのはちょっと無理です。これは我々にとって、大きなジレンマとなっています。

 とは言え、やはり出来る事を出来る範囲でお手伝いをしていきたいと思っています。

 残存機能を維持していくことは在宅での生活には欠かせない重要な要因なんです!!そこには忍耐も必要ですし、ご家族の「手伝いすぎない」意志も必要になります。デイサービスでも出来る限り、ご協力させて頂きたいと思います!!
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