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ふれあいと和みの家
≪大利根ろまん亭≫


●有限会社ゲン
〒371-0822
群馬県前橋市下新田町329-11
TEL.027-252-7735
FAX.027-252-7782

≪大利根ろまん亭≫
介護支援事業
≪大利根ろまん亭≫

ろまんの風~徒然日記

このホームページ作成が平成23年。今までの歴史の中様々な利用者さんと出会い、そして別れて・・・ろまんな風では現在の心境や感じた事、進行形で起こっている事柄を綴りたいと思います。時々昔を振り返ったり・・・『ろまんな風』を覗いて見てください。介護を通しての私の心境の変化や成長が垣間見れるかも知れません・・・(^〜^)

過去の徒然日記はこちらから

徒然なる日記

上も下も?!

2023-10-27
 要介護1の利用者さんです。

 以前お尻の痛みで便秘になったお話を書いた方。あれからしばらくは落ち着いていたのですが、一昨日辺りからまたお尻の痛みの訴えが出始めました。

 原因はどうも痔のようです。そして痛みから便を我慢してしまい、肛門辺りで便が固くなって痛みが出て・・・そして我慢。

 悪循環ですね(^-^;

 更に、やっとパットの中にトイレットペーパーを敷かなくなったと思ったら・・・またまた再発です。お尻が気になってペーパーを敷いてしまうようです。

 ペーパーについては再三注意をして来たのですが・・・繰り返し敷かないようにお伝えして行く事になります。

 まぁ前例があるので、同様にお尻をしっかりと洗って市販の塗布薬を使用します。便を柔らかくする薬も内服してもらいます。

 どうもいぼ痔のようなので、内服薬も検討したいと思っています。

 そして・・・実は口内の痛みもあるのです。義歯が合わないようで、口内炎のような状態が続いています。義歯は歯科で調整してもらったのですが、何故か痛みが治まらず。

 食事以外では義歯を外してもらい、塗布薬使用。炎症は少しずつ治って来ていますが、痛みは継続しているようなのです。

 う~ん、お尻とお口。

 上も下も痛みがあります!!

 受診嫌い。痛みに弱い利用者さん。

 歯科で義歯調整の時も少々暴れたようで(^-^;受付の方に「治療中に手が動いてしまって・・・」と言われました。たぶん治療は少し大変だったと思います。

 本人も余り受診をしたがりません。そうなると・・・取り合えずろまん亭で出来る処置をして様子見です。

 義歯を外して塗布薬。お尻を洗浄して塗布薬。

 しばらくは利用中そんな対応になりそうです(笑)

 肛門の辺りは・・・便が下りて来ているので摘便をしてしまいたいのですが~なかなか良い返事がもらえません(^-^;

久しぶりの~(^-^;

2023-10-26
 要介護5の利用者さんです。

 今朝は他のスタッフがお迎えに伺いました。ろまん亭に到着し、送迎車から車いすでろまん亭内に移動するのですが・・・

 送迎スタッフから開口一番に、

 「便失禁しているかも知れません。」と(^-^;

 車いすに近付いてみると・・・確かに便臭がします。まぁそれでも仕方ありません。とりあえずろまん亭の居間へ移動です。

 幸いパンツから染み出ている事は無さそうです。しかし便臭が少しずつ強くなっているように感じます。

 ・・・これはすぐに入浴しないと・・・

 そう思い、バイタルチェックをしてすぐに入浴介助です。

 明らかに便失禁をしている時は、そのまま浴室へ誘導します。そして浴室内で脱衣。そうしないと脱衣所が便で汚れてしまう可能性があるからです。

 浴室で脱衣してパンツを下ろすと・・・やはり出ていました(^-^;

 紙パンツも汚れています。浴室で脱衣をして良かったです。そして汚れたパンツを外してズボンが汚れていないかをチェック。こちらも幸い汚れていませんでした。

 今回はパットと紙パンツで収まったようです。

 現在は入浴時に毎回摘便しているので、先ずは洗身をしてからいよいよお尻を洗います。洗いながら摘便も開始。便失禁はそれ程多くなく、摘便でしっかりと排便がありました。

 シャワーでしっかりと流してキレイに洗います。

 いやいや、朝の便臭から結構量多めに失禁しているのではないかと思ったので、軽度の失禁でひと安心です。

 それにしても久しぶりの失禁状態での送迎。この利用者さんに限らず、これまでは時々失禁をしながらろまん亭に来る利用者さん、割といたのです。

 便失禁は稀でしたが、尿失禁をして来る方。朝尿失禁したまま着替えずに来てしまう方。当然送迎車のシートが汚れてしまうので、送迎専用の座布団や防水シーツをそれぞれに車に備えました。

 そしていつからか、それ程失禁をして来る方が少なくなっていたのですが・・・

 今朝の開口一番の一言、何となく懐かしいな~と、笑ってしまいました(^-^)

 要介護5の利用者さん。失禁は仕方ないですね。

 今回はパットとパンツ内で収まったので良かったですが、これが染み出ていたら・・・なかなかの惨事です。やはり介護度が高めの方や失禁が多い方の場合は送迎車のシートを失禁に備えた状態にしておいた方が良さそうですね。

 失禁は忘れた頃にやって来る。

 しばらく送迎での失禁が無かったので、何となく忘れていましたが・・・

 時には失禁状態での送迎になる事を頭に入れておかなければなりませんね(^-^)

パターンが変わるかも・・・(^-^)

2023-10-25
 例年だと今は秋の真っただ中ですが・・・今年は猛暑が続き、なかなか秋の気配がありませんでした。ここに来て朝晩のひんやり感が秋を感じさせます。

 今が季節の変わり目のようにも感じています。

 さてさて、季節の変わり目と言うと、利用者さん達にも軽い変化が出たりします。秋から冬になると失禁が始まってしまう方、これまでトイレが遠かったのですが、排尿のタイミングが短くなる方。

 今日は後者の方のお話です。

 今年の夏、なかなか排尿がなくて水分量が少ないのかと思っていました。しかしこの時期になって、排尿のリズムが微妙に変化しているように思うのです。

 暑い頃は午前中に一回、午後一回の排尿があれば上出来。しかし大体一日に一回の排尿で、夜間の失禁が多くてご家族の介助が大変でした。なので、出来る限りろまん亭から帰る直前に排尿があると良いなぁと思って水分摂取介助をしていたのですが・・・

 思うようには行きません。今年の夏、暑さが続いていた時は一日一回の排尿でした。

 しかし最近は・・・ほぼ確実に二回の排尿があります。そして更に・・・朝晩が冷えて来たら午前中に二回の排尿があったりして。

 パターンが変わっていて読めません!!なので、一回の排尿量をチェックする事にして、一回の排尿が少なかったら短い時間でトイレ誘導を試みる事にしました。

 それが大正解!!

 一回の排尿量が少ないと、ほぼ確実に短い時間内にもう一回排尿があるのです。そして午後にも排尿が出来て我々としては大喜び♪♪

 要介護5の方なのですが、失禁はなるべく避けたいと思っています。なので、基本的には定期誘導。この方の場合は30分に一度を目安にしています。

 トイレまで歩く事も生活リハとして位置付けているので、30分に一度、更には怪しい動作や発語がある時は30分待たずにトイレ誘導しています。

 そんな対応でほぼ失禁はありません。時々・・・トイレ誘導から戻って次のトイレまでに出てしまっている事もありますが~。まぁ稀です。

 短時間でのトイレ誘導で運動にもなるし失禁も防げる。

 まさに一石二鳥!!

 この利用者さんに限らず、これから更に寒くなって来るとトイレ回数が増える利用者さんが多くなる可能性があります。

 これまでの暑い時期のパターンは置いておいて、寒くなる頃合いのパターンを読んで対応して行ければと思います。

 季節ごとに変化する可能性は大きいのです。

 「いつものパターンで。」は通じない事も多くなります。

 季節の変わり目はちょっとした注意が必要かも知れませんね~(^-^)

待つべきか、出すべきか。

2023-10-24
 ここ数ヶ月の事です。要介護5の利用者さんの入浴介助をしているのですが、入浴時に毎回摘便をしています。

 ご自宅での排便は対応が大変だと思うので、排便はろまん亭で済ませたいと思っています。

 これまでは自然と排便があったのですが、現在は自力での排便は余りスムーズではありません。どちらかと言えば、刺激をして促さないと駄目そう。

 入浴時は良いタイミングでもあります。排便してそのままキレイに洗い流せるのですから。

 だからと言って毎回排便がある訳も無く・・・なので、便のチェックも兼ねて入浴時にお尻の様子を見るようになりました。

 すると・・・チェックの為に肛門周辺を刺激すると、便が下りて来ます。便が下りてくればそのまま摘便になるのですが・・・これが毎回入浴時に起こるのです。

 そして最近思うのですが、「自然の排便を待つべきか、入浴時に摘便で出すべきか。」と。

 恐らく待っていれば自然と排便はある可能性は高めです。しかしどのタイミングで出るかは分かりません。排泄は定期誘導の方なので、そのタイミングで出なければほぼ確実に便失禁。

 つまり、この方の排便は①入浴時の摘便で。②定期誘導のトイレで自然に・もしくは摘便で。③どこかのタイミングで便失禁。と言う事になります。

 ③は避けたいですね。そうなると①か②です。

 ①であれば、便のチェックをすればほぼ毎回便が下りて来ます。だから確実。

 しかし毎回摘便と言うのも・・・と考えてしまいます。

 幸いなのはご自宅では排便が無いと言う事。軽く肛門辺りを刺激するようですが、ご自宅では出ていません。現在はろまん亭での入浴時のみの排便。・・・ただし摘便ですが・・・

 一日おきの入浴介助です。浴室内での一日置きに摘便での排便。

 う~ん、良いのか悪いのか。

 もちろん一日置きに排便があるのは良い事です。問題は入浴時の摘便で出すのかトイレ誘導時に摘便で出すのか。結局摘便する事には変わりないのですが・・・

 自然と下りて来るのを待つのがいいのか。

 ちょっと悩んでします(^-^;

 ただ、介助的には入浴時の摘便がキレイに出来るので良いのかなぁと思うし、反面半強制的に入浴時に摘便にての排便。それがよいのかどうか。

 ちょっと悩んでしまいます(^-^;

 最終的にはろまん亭利用時間内で確実に排便を促せれば良いのですが・・・

 排便を待つべきか、出すべきか。

 もう少し様子を見ながら、その時々に合わせて対応してみようと思います。

 割とささやかな事で考え込んでしまいます(笑)

運営推進会議開催!!

2023-10-23
 地域密着型通所介護は概ね半年に一回、運営推進会議を開催しなければなりません。運営推進会議はろまん亭の運営状況などを報告し、より良いサービス提供が出来るようにするための会議です。

 参加者は地域の役員さんや地域包括支援センターの職員さん。

 内容などは各事業所が作成した資料を使います。

 ろまん亭では職員構成や利用者の数、行事の説明から研修の内容。更に事例報告を行います。A4サイズの原稿が添付書類を含めて約15ページ分となりました。

 このホームページの事も盛り込んであります(^-^)

 現在ろまん亭で取り組んでいる介護の方法や新規利用者への対応方法、認知症に関する報告や食事介助の報告。

 コロナが5類になったとは言え、だらだらと長時間する訳にも行かないので、約一時間でまとめました。

 そして最後は参加者の感想や意見等を伺い、議事録を作成して市役所へ提出。まぁなかなかの作業ではあります。

 しかし運営推進会議のメリットとしては、地域の民生委員さんと面識が持てる事。自治会長やシルバークラブの会長、公民館長たちと面識が持てるのはメリットですね。

 もちろん民生委員さん達もなかなかデイサービスの中を知る事が無いので、とても参考になったと喜んで下さいました。有難いコメントです。

 大利根町は高齢化率が高く、東地区の中でも特に民生委員さんが担当する住民が多い地域です。何かと相談事があれば、今後は一緒に考えて行く事も出来ます。

 ろまん亭では当たり前のように行っている介護も、皆さんが聞くと驚くような内容だったりするようです。確かに自身の身内で介護をしていないと、なかなか現状を把握する事は難しいですね。

 そんな点でも運営推進会議は大切な役割になっているかも知れません。

 報告終了後に皆さんから感想や意見を聞かせて頂きました。

 ろまん亭に対して高評価を頂き、とても嬉しかったです。・・・と同時に、これからも継続して現在の介護の水準を保たなければならないと実感。

 上半期の運営推進会議は無事に終了。次回は下半期、令和6年の3月辺りに予定します。

 次の運営推進会議でも良い報告、皆さんの参考になる内容が報告出来るように努めたいと思います。

 参加頂いた皆様に感謝です♪♪
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