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ふれあいと和みの家
≪大利根ろまん亭≫


●有限会社ゲン
〒371-0822
群馬県前橋市下新田町329-11
TEL.027-252-7735
FAX.027-252-7782

≪大利根ろまん亭≫
介護支援事業
≪大利根ろまん亭≫

~2021年9月

徒然なる日記

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投げっこにテンション上がります(^-^)

2021-06-29
 時々体操が終わってからボールを使って投げっこをしています。

 今日は午後にお手玉を使って投げっこをしました。

 ボールに比べて的が小さくて掴みにくいです。しかし利用者さんの手元に向かって投げるので、大抵はキャッチ出来ます。

 初めは僕と二人での投げっこ。暫くすると利用者さんが他のスタッフをちらちら見始めます。

 ・・・あぁ、一緒にやりたいのかな・・・

 そう思い、スタッフも混ぜて投げっこを開始しました。

 三人での投げっこ、少しずつテンションが上がって来るのが分かります。何故ならば・・・

 普段はクールな利用者さんです。言葉使いも丁寧で物静か。しかし投げっこになると発語に変化が出て来ます。初めのうちは、

 「はい!はい!」

 との掛け声。そのうちに、

 「ほい!ほい!」と変化して、更には

 「ほれ!ほれ!」となって行きます。調子が出てくると、声のトーンまで変化します。普段はクールで感情の起伏が読み辛いのですが、投げっこの時だけはトーンまで変化するので楽しんで下さっている事が分かります。

 丁寧さは健在で、ちょっと的が逸れたりすると、

 「すみません!」や「ごめんなさい!」と丁寧に謝ります。

 「いいのですよ!〇〇さん!!それ!」と、構わず続けます。意識はしていないのでしょうけど、時々投げるふりをして投げない「フェイント」と使います。

 それがめちゃくちゃ面白いのです!!もうスタッフと一緒に大笑いしてしまいます(^-^)

 シンプルな遊びです。ただお互いお手玉を投げ合う。時々高く投げたり左右に振ったりしますが、基本的にはお手玉だと利用者さんの手元に投げるようにしています。

 空気の入ったボールよりもキャッチする難易度が高いからです。毎回取れない・・・では集中力も無くなるし気力もなくなる可能性があるので、ほぼ確実にキャッチ出来るように投げています。

 普段はクールで上品な方。遊びでも段々ヒートアップして来ると結構熱い気持ちになるのだなぁと嬉しく面白く感じています。

 他にもシンプルで分かり易い遊びを探しつつ、一緒に体を動かして遊べれば良いなぁと思っています。

 とにかく投げる時の掛け声とリアクション、そして時々の謝罪が我々を和ませてくれます。

 楽しいひと時です(^-^)

素敵な思い出。

2021-06-28
 利用者さんとの会話は沢山あります。時事関係のお話もあれば昔の話し。本や雑誌を見て話を広げたり、インターネットから話題の事を話したり。

 多岐に渡ります。

 そんな話題たちの中で、やはり一番喜ばれるのは昔のお話です。

 さて、そんな昔の話しを今日も聞かせて頂いたのですが。。。

 とても素敵な思い出を話して下さいました!!どんな思いでかと言うと・・・

 その方の結婚式のお話です。

 当時。会費制の結婚式をしたそうです。ある会社の屋上を借りての式。会費は300円だったそうです。当時その金額が高かったのか易かったのかは不明ですが、会費制の結婚式が流行っていたそうです。

 その式の内容は、何と皆でフォークダンスをしたりコーラスをしたり、人形劇をしたり。なんだかとても楽しそうな結婚式ですね。

 新郎新婦はじめそのご両親、老若男女皆で踊って歌ってだったそうです。

 「僕も参加したかった~!!」と言うと、とても嬉しそうな表情で、「とても楽しかったですよ。」と。

 ウエディングドレスも友人からお借りしたそうです。ヘアメイクに顔のメイクも友人がしてくれたとの事。

 手作り感満載でほんわか温かい式が思い浮かびます。その利用者さんらしい式だったのだろうなぁと想像出来ます。

 記憶がとてもしっかりしている利用者さんです。昔の話しをして下さるのですが、まぁ沢山の固有名詞がポンポン出て来ます。ここまで記憶がはっきりしている方も久しぶりです。

 昔の事ではありますが、詳しく話して下さるので、イメージし易くて会話も広げやすいのです。

 残念ながら昔の思い出も忘れてしまう方も多くいます。少しでも記憶があるのなら、沢山話をして頂き、僕らが代わりに覚えておくようにする。

 そうすれば例え忘れてしまっても思い出すヒントを提供できるからです。

 ろまん亭はコミュニケーションがウリのデイサービスです。お互い沢山お話をして、お互い思い出を共有して、楽しい気持ちになれると良いなぁと思っています。

 今日の結婚式のお話は心温まる、素敵な思い出話しでした。これからも沢山思い出話しを聞かせて頂けたらなぁと思っています。

おやつで釣りました!!

2021-06-26
 おやつで釣りました(笑)

 ある利用者さん。利用開始当初は体力が余り無く、短時間利用でしたが、最近はしっかり食事も食べられて体力も戻って来た様子。

 それでも疲れたら少し横になって回復させてまたお喋りしたり軽作業をしたりしています。

 普段ろまん亭を利用していない日は殆ど横になっているとの事、一日ろまん亭を利用する事が目標ですがやはり後半は少し疲れて来るようなのです。

 今日も午後に横になりました。

 すると、

 「今日は早めに帰っても良いですか?」と。

 もちろん早めに帰りたいのでしたら送るのですが、少しずつ体力を戻すにしても少し頑張って欲しいと思っています。

 「もちろん良いですよ。でももう少し休んでからにしましょう。」

 と、時間稼ぎ。そして良いアイディアを思い付きました!!

 この方甘いものが好きなのです。しかし今は独居でなかなか食べられないとの事。甘いお菓子で釣ってみようと思います(^-^)

 横になっているその方の耳元で、

 「〇〇さん、おやつにあんころ餅を用意したのですが、一緒に食べませんか?」

 この一言は強力な威力がありました!!

 「良いですね!もう少しゆっくりしたら頂きたいです。」との返答。

 そしてその後夕方予定通りの時間まで楽しくお喋りしたり一緒に作業したりして無事に過ごせました。

 そうです、気力があれば頑張れるのです。

 ただ気持ち的に早く帰宅したいと言うのであれば、その気持ちを「もう少しろまん亭に居よう。」と言う気持ちに変換させれば良いのです。

 自宅に帰れば横になってしまうと言う事なので、出来るだけ起きていて欲しいと思っています。起きているだけでも筋力・体力を使います。更にお喋りをすれば頭も使うし一石二鳥にも三鳥にもなるのです。

 次回も奥の手「おやつ」で気持ちを上向きにしてゆっくりと利用出来れば良いのですが(笑)

 気力の向上はそれぞれにポイントがあります。そこを上手く突いて、少しでも長く楽しくろまん亭で過ごして頂ければと思います。

 今回はあんころ餅。次回は洋菓子で釣ってみようと思います(^-^)

汗だく入浴介助♨

2021-06-25
 今、週に一度入浴介助に入っています。もちろん食事を作りながらの入浴介助。その日は少々忙しく感じます(^-^)

 さてさて、先月くらいまでは入浴介助もそれ程大変ではありませんでしたが、梅雨に入って湿気が高くなると・・・

 ろまん亭の入浴介助は汗だくになります(^-^;

 もちろん他の事業所さんの入浴介助も汗だくになると思いますが。。。汗をかいていないようでしっかりと汗をかいています。

 やはり利用者さんの洗身・洗髪の時に体を寄せるので、かなり暑さを感じます。

 着替えは一年を通して入浴介助の時は必要ですね。

 それでも。

 それでも利用者さんの洗身や洗髪をしてさっぱりした表情を見ると報われますね~♪♪

 認知症の方だと意外とシャワーの音に敏感に反応したりします。ちょっと怖そうなリアクション。更にドライヤーでもちょっと怖そうなリアクション。

 恐らくその原因は「音」だと思います。

 認知症の方は音に敏感だったりします。少し大きめな音がすると急に不機嫌になったり。

 ちょっと笑い話になりますが、認知症の方がくしゃみをしました。結構大きなくしゃみ。すると・・・

 「うるさい!!」と、本人(笑)

 自分のくしゃみに自分で怒る・・・それ程音には敏感だったりします。

 シャワーやドライヤーの音は仕方ありませんが、他の面では余り大きな音を出さないように心がけています。

 因みに大きな声で話すのもNGなケースもあります。認知症の為、大きな声で喋られると意味が分からずただただうるさく雑音に感じてしまうのだと思います。

 あらら・・・そう考えると認知症の方はデリケートなのですね。

 そうです。デリケートであるし感情に素直でもある。そう捉えると自然と認知症の方との距離感や接し方が分かって来るのではないでしょうか。

 しかし認知症は十人十色ではなく、十一色・・十二色・・・。様々なケースがあるので一概には言えませんが。。。

 最後は入浴のお話から少しずれてしまいましたが(笑)

 これからの時期の入浴は汗だく介助。軽い運動をしたくらいの汗。体の老廃物が出てリフレッシュできるかも知れませんね(笑)

熱中症にご注意を(^-^)

2021-06-24
 これからは熱中症に気を付けなければならない季節です。夏が終わり10月くらいまでは暑い日があるので、長い長い熱中症との戦いです(^-^)

 利用者さん達は体感温度の感知が少々鈍くなっています。

 例えば今日。

 ある利用者さんはズボン下に真冬の物を履いて来ました。本当は脱がせたかったのですが、ズボン下を穿かずにズボンは穿けません。

 なので仕方なしにそのままにしました。

 曇り空は危険です。外の暗さだけでイコール寒いと考え感じ、冬支度になってしまうのです。独居の方はもちろん、同居家族がいてもです。そして同居家族に対しては少々強気に出て拒否してしまうケースは多くあります。

 我々も時々拒否されますが、そこはなんだかんだ言いながら最終的には脱がせるのですが・・・

 体温が籠っていても感知しないのです。
 適正な着衣はこの時期とても大切です。

 そして水分補給。

 意外と水分を摂りたがらない方もいます。飲みやすいもの。今はちょっと特別な飲料を用意してあります。その飲料は意外と好評なので、皆さんしっかりと飲んでくださいます。

 今は天候次第ですが外を散歩しています。その散歩後に飲んで頂くようにしています。

 「ほら、熱中症予防になるから飲んでみて下さい。」と言って提供すると、とりあえず一口飲んで下さいます。一口飲むと大抵「美味しい!」と言って下さって飲み干します。

 この飲料はある福祉用具さんから紹介して頂いたものです。これらの時期の定番の飲料になりそうです。

 曇り空や雨の日であっても、常々熱中症には気を付けなければなりません。

 認知症の方であれば自身の症状の訴えが出来ないので、症状が出る前に対応。

 熱中症には要注意。

 着衣に水分量等、チェック項目が増える季節です(^-^)

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