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ふれあいと和みの家
≪大利根ろまん亭≫


●有限会社ゲン
〒371-0822
群馬県前橋市下新田町329-11
TEL.027-252-7735
FAX.027-252-7782

≪大利根ろまん亭≫
介護支援事業
≪大利根ろまん亭≫

~2022年9月

このホームページ作成が平成23年。今までの歴史の中様々な利用者さんと出会い、そして別れて・・・ろまんな風では現在の心境や感じた事、進行形で起こっている事柄を綴りたいと思います。時々昔を振り返ったり・・・『ろまんな風』を覗いて見てください。介護を通しての私の心境の変化や成長が垣間見れるかも知れません・・・(^〜^)

徒然なる日記

受診付添。

2022-02-17
 今日は独居の方の受診付添をしました。

 軽い認知症で要介護1の方です。

 普段ならご自身で行けるのですが、今はまん防が敷かれているので、出来るだけフラフラ出かけないように、日中は毎日ろまん亭を利用しています。

 これはまん防が解除されるまでの期間限定の対応です。

 認知症もあり、日中時間があって近所の方に誘われるとマスクをしないままショッピングモールなどへ出かけてしまうので。。。

 今は密になる場所は避けて頂きたいですね。なので毎日ろまん亭に来ています。

 そうなると・・・今まではろまん亭がお休みの日に夕食を買いに行っていたのが行かれなくなってしまいます。更には受診も。

 期間限定とは言え、危機回避のためにこちらからの申し出、不足な面はフォローします。

 一日置きに夕食の買い出しにお連れして、歯科受診の予約等も任せて頂いています。そしてお薬が無くなってしまったと言う事で、今日は受診の付添をしました。

 受診付添・・・いやいや、時間がかかりました(^-^;

 それも仕方ありませんね。受診してそのままお買い物!!・・・と言うケースが殆どのようなので、やはりこちらで付き添った方が安全安心です。

 夕食の買い出しにしても受診等の手配や付き添いにしても、まん防が解除されるまで。第6波が落ち着いて少しお出かけしても安心・・・となれば、良いのですが。

 まだまだ安心してお出かけ出来ない状況です。独居と言う事もあり、ある程度こちらでフォローしなければなりません。

 万一陽性になってしまえば、それこそ大変!!

 そうならない為にも出来るフォローはしてあげたいと思っています(^-^)

 期間限定のボランティアですが、皆さんの安心安全を守る為に必要な対応だと考えています。

 一日でも早くコロナ禍が落ち着く事を願いつつ。。。

「食」は心を豊かにします。

2022-02-16
 週一回の利用者さん。1月下旬から利用が始まりました。

 二週間前の会話の中で「しばらく手打ちうどんを食べていないなぁ。」と言う話題が出たので「僕が作れますよ!では今度作りましょう!」と言う流れになりました。

 先週は受診があってお休みだったので、今日作る事に。

 「忘れていなかったのですね~!」と言われ、いやいや、アナタもね。と、心の中でツッコみました(笑)準備しておいて良かったです。

 目の前でうどんを打ちます。うどんを打っている時から既に嬉しそう。「手打ちのうどん何て滅多に食べられないからね~。」と。

 確かに。自宅では作る事はほぼ無いと思われます。

 うどんを打っている間、皆さん昔の話しに華が咲きます。多かれ少なかれ皆さんおっ切り込みの思い出はそれぞれ持っているのです。

 そしていざ配膳。リクエストをしてくれた方は真っ先におっ切り込みに箸をつけてくれました。

 「美味しい~!!」開口一番です。

 「嬉しい~!!」と、僕の開口一番です(笑)

 とても喜んで食べて下さいました。更にはお替りまで!!

 食べ終わった後も、「あ~、幸せだな~♪作るところも見られたし♪」と満足そうです。

 あぁ、やはり「食」は心を豊かにするものなのだなぁとしみじみ実感をしました。

 作っている様子を見て昔を思い出し、食べては満足して幸せを感じて頂けるなんて、サイコーですね(^-^)調理冥利に尽きます。

 昨年他界した祖母直伝の手打ちのおっ切り込み。

 破壊力抜群です!!皆さんの心を打ち抜きます(笑)

 祖母が作っている姿を見て、見よう見まねで作り始めた手打ちのおっ切り込み。利用者さん達に食べて頂けるのはとても嬉しく思います。

 そして作る過程から食べ終わり、幸福感を感じて頂けるなんて♪♪

 しょっちゅうは作れませんが、まだまだ寒い時期が続くので、時々作ろうと思います。

 食事のメニューを考える時、皆さんとの会話からヒントを得る事は多くあります。普段「何が食べたいか」を聞いても「何でも食べます」的な答えなのですが、何気ない会話の中に「〇〇が食べたいなぁ」と言う言葉が出てくることがあるのです。

 その言葉、頂き!!・・・と言う事で、その〇〇を提供するようにしています。するとその利用者さんはびっくり。「なんでわかったのですか?」と。

 「心の叫びが聞こえました~♪」なんて言ってみたりして(笑)

 スタッフからも「〇〇さんが△△を食べたいと言っていました!」と報告を受けてメニュー構成する事もあります。

 楽しく美味しく、思い出も一緒に食べて頂けるようにしたいと思っています。

 ろまん亭の手打ちのおっ切り込み、是非召し上がって下さい☆

あらら・・・タイミング悪し(^-^;

2022-02-15
 トイレ誘導が必要な利用者さんです。

 今日の午後、定時のトイレ誘導。いつも通りにトイレまで誘導してズボンと紙パンツを下ろしますが・・・

 今日はタイミングが悪かったです(^-^;

 パンツを下ろして便座に座って頂こうとした瞬間、排尿です!!瞬間気付いても時すでに遅し。紙パンツとズボン下とズボン、靴下が汚れてしまいました。

 すぐに着替えて頂きます。汚れた衣類はそのまま洗濯機へ。速攻で洗って干して、帰宅までに乾くと良いなぁと淡い願いを込めましたが、残念ながら帰宅までに乾かず。ご家族には状況を説明して洗濯物を干して頂く事にしました。

 時々タイミングが悪い事があるのです。

 パットを付けたまま便座に座って頂く事も可能ですが、どうしても座る前にパットを取ってしまい、タイミングが悪いとそのまま排尿してしまうのです。

 ちょっと我慢が出来ると良いのですが、認知症で要介護5の利用者さんです。排泄が上手く出来ないのは仕方ありません。

 ご家族からも、

 「家でも時々あるのですから、気にしないで下さいね。」と優しい言葉を頂きました。

 有難いお言葉です!!

 常時失禁の場合、どのタイミングで排泄があるのか分かりません。この方の場合、入浴時に排便があったり入浴後の着替え中に排尿があったり。

 排泄介助は運を天に任せての介助となっています(笑)

 出来るだけどのタイミングで排泄があっても良いように準備だけは整えておきます。入浴時であれば排便の時に新聞紙などで受け止めて捨てられるようにするとか、着替え時もパットを付けられるように工夫するとか。

 様々な場面での失禁を考慮して対応しています。

 しかしながら、トイレで座りながらとなると、これはタイミングが悪かった、運が悪かったとしか言いようがありません。

 着替えて清拭をして。本人はさっぱりした事と思います(^-^)ただ、座りながらの排尿は年に数回あるかどうかと言う事、今日はたまたまタイミングが悪かったと言う事です。

 〇〇しながらの失禁、瞬間頭が真っ白になりますが、そうなってしまった以上被害が大きくならないように対処したい所ですね。

 今日はタイミング悪し。まぁそんな日もありますね~(^-^;

素直さが有難い(^-^)

2022-02-14
 フッと気付く事があります。毎日利用者さん達と接していて、当たり前のようになってしまいがちですが、ろまん亭の利用者さん達はとても素直で有難いと感じるのです。

 もちろん時には拒否もありますが、利用者さん達が我々を信頼して下さっていると感じるのです。

 「こちらで〇〇ですよ~。」と言えば、「はいはい~♪」と言って素直に誘導されてくれます。

 「〇〇しましょうか。」と言えば、「そうだいね~。」と素直に聞き入れてくれます。

 当たり前の事かも知れませんが、こちらの声掛けをスムーズに聞き入れて頂けるのは本当に有難い事なのです。

 毎日がそんな感じなので、ついつい「当たり前」のように思ってしまいそうですが、それを余りに当たり前と思ってしまうのは良くないな~と思う瞬間があります。

 「当たり前」では無くて「感謝の気持ち」を持って接して行かなければなりませんね。

 介護で一番大変なのは拒否される事だと思います。拒否をされると介護者側にストレスを感じてしまうケースは多いと思います。もちろん拒否する側にもストレスが発生してしまいます。

 素直に聞き入れて頂けるように日々しっかりと正面から向き合って、一緒に笑い一緒に泣いて一緒に怒る。時にはたしなめたり、共感したり。

 客観的に見なければなりませんが、利用者さんに寄添って喜怒哀楽を共有する事はとても大切だと思っています。

 家族的なデイサービスがろまん亭の良い所♪♪

 先日利用者さんを誘導していて余りに気持ち良く素直に動いてくれるので、とても有難く嬉しい気持ちになりました。

 ・・・あぁ、いつも当たり前のようになってしまっているけど、皆さんの素直さが本当に有難い・・・

 そうしみじみ思いました。

 毎日の繰り返しから、実は有難い事が当たり前のようになってしまっている自分に反省です(^-^;

 初心忘るべからず。

 思ったが吉日、もう一度皆さんに感謝の気持ちを持って、これからもしっかりと向き合いたいと思います。

 フッと気付く事。そのまま流すのではなく、そんな時の思いこそ大切にしてしっかりと心に留めようと思います。

 そう思わせてくれている皆さんに感謝の気持ちを持って♪♪

それは大袈裟です(^-^;

2022-02-10
 表現は利用者さんそれぞれあります。

 今朝お迎えに行った方。玄関でご家族とも挨拶をしたのですが、その時に言われました。

 「お風呂の時のシャワーが熱いようなので、少し温くしてもらえますか?」と。

 今入浴時のシャワー温度は40度から41度くらいです。温度は個人差があるので、シャワーする時には熱いかどうか聞きながら行うのですが・・・どうも熱かったようです。

 申し訳ない。。。

 もちろん言って頂ければ直ぐに対応します!!なので今日は38度でシャワーです。その方は38度くらいで良かったようです。

 なかなかその場で言ってもらえる事は少なく、大抵の場合はご家族から伝わります。皆さん遠慮してしまうのだと思うのですが、そこは遠慮なく言って頂けると有難いと思っています。

 そう思っても言えないのは現実ですね。

 さて、話を戻して。

 ご家族からシャワー温度の事を聞いている横で利用者さんも言いました。

 「シャワーの時に熱湯をかけられて熱いんです。」と。

 ええ~!熱湯なんて、聞く人が聞いたら虐待と思われてしまうではありませんか!!すかさずご家族が、

 「全く熱湯なんて!ただ熱いだけでしょ!」と突っ込んで下さったのが有難かったです(笑)

 「熱湯をかけて頭のばい菌を除去するの為かと思うのだけど・・・」と、続ける利用者さんにご家族は、

 「ただ熱いだけなので、お願いしますね。」と被せます。

 「もちろんです!!何かあれば遠慮なく言って下さい。すぐに対応します。熱かったのでしたらすみません。温度調整しますから、ご安心ください。」

 「こちらこそすみませんね。お願いします。」

 この利用者さんは表現がやや大げさな面があります(^-^)決してこちらを非難する訳ではなく、ただ表現の言葉がちょっと大袈裟。時には虐待的なように聞こえる事もあるのですが、そこはご家族と密に連絡を取って確認して誤解の無いように心がけています。

 もちろん今回の利用者さんだけではなく、他の利用者さんも言い方や言葉の選び方で誤解が生じてしまいそうな事は多々あります。

 ご家族や担当ケアマネージャーさんや関係事業所さんともお互い誤解が生じないように連絡を取り合う事はとても大切なのです。

 入浴介助スタッフにも直ぐに伝え、今日は入浴中に熱さを聞きながら対応していました。

 これで一件落着かな(^-^)

 以前シャワーが温かった時は「水をかけられる」と言っていて、ご家族も苦笑いでしたが、今回は「熱湯」とは(笑)

 その日その時によって熱いのが良いのか温いのが良いのかは個人差があります。細かく聞きながらシャワーを使うのが良いようですね。

 「お湯が熱い」=「熱湯」とは(^-^;

 流石にそれは大袈裟です(笑)
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