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ふれあいと和みの家
≪大利根ろまん亭≫


●有限会社ゲン
〒371-0822
群馬県前橋市下新田町329-11
TEL.027-252-7735
FAX.027-252-7782

≪大利根ろまん亭≫
介護支援事業
≪大利根ろまん亭≫

~2022年9月

このホームページ作成が平成23年。今までの歴史の中様々な利用者さんと出会い、そして別れて・・・ろまんな風では現在の心境や感じた事、進行形で起こっている事柄を綴りたいと思います。時々昔を振り返ったり・・・『ろまんな風』を覗いて見てください。介護を通しての私の心境の変化や成長が垣間見れるかも知れません・・・(^〜^)

徒然なる日記

買い物ツアー♪♪

2022-03-19
 いよいよ来週にまん防が解除されます。

 解除までには一月末から約二か月近くになりますね。少し元の生活に戻れるのでしょうか。

 しかし毎日の陽性者数を見るとまだまだ多く感じてしまいます。

 まん防中に独居の利用者さんがマスク無しでショッピングモールへお出かけしてしまう事があり、今はそれを防ぐ為にほぼ毎日利用して頂いています。

 そうなると・・・夕食の問題が出て来てしまいます。これまではろまん亭をお休みの日にお買い物に行っていたのですが、ろまん亭から帰ってそのままお買い物へ行ってしまうと暗くなってしまうし危険です。

 なので、今は定期的にお買い物ツアーをしています。

 大きな目的は独居の方の夕食の買い物。それに付随して社会的な繋がりを保つ事、更には気分転換。外に出る事は利用者さん達にとって、良い気分転換にもなるのです。

 昨日は別として、このところ暖かい日も続きました。お買い物だけではなく、ちょっとしたお花見にも出かけています。

 小さな神社ですが、河津桜が沢山咲いている神社。

 「気持ちがすっきりしました!」と、とても喜んで下さいました。

 コロナ禍になり、それまでとは違いなかなか外出が難しくなってしまい、外に出る機会も減り・・・そんな日々が続くと利用者さん達の気持ちも下がってしまい終いには外出意欲も低下してしまいます。

 「まぁ出かけなくてもいいかな・・・」

 そんな気持ちになってしまい、日々の生活のモチベーションが下がるのは防ぎたい所です。だからと言って気軽に外出ツアーが出来る状況ではありません。

 様々な状況を考慮しつつ、出来る事と言えば近所のスーパーにお買い物へ行く事くらい。近所のスーパーなら日常生活の延長として捉え、予防をしながらも少し気軽に外に気持ちが向けられます。

 マスクに手洗い、アルコール消毒。余計なものには触らないようにして頂き、帰り道は少し遠回りのドライブです。

 利用者さん達、特に独居の方にはとても好評です。お買い物ツアーなら今後も継続的に出来るので、良いきっかけになったと思います。

 春は目前。これからあちこちでお花も咲きますね。屋内外出は難しいですが、外のお花見なら予防をしっかりして行けるように計画をしたいと思っています。

 閉じこもってばかりでは気持ちもふさぎ込んでしまいます。

 コロナ禍以前のろまん亭までは行きませんが、今年は外出を積極的に企画したいと思っています(^-^)

 気分転換をしたい方、どうぞろまん亭を利用してみて下さい!!楽しい気持ちになって免疫力もアップです☆

嬉しいお言葉、第二弾♪♪

2022-03-18
 今日もお食事のお話しになってしまいますが・・・

 本日も食事タイムで利用者さんから嬉しいお言葉を頂戴しました!!

 今日のお言葉は・・・

 「ここで毎回食事を食べるようになったら、毎日ちゃんと便通があるんです。きっとバランスが良いからでしょうね~♪」と。

 いやいや、嬉しい事を仰って下さいますね~(^-^)水曜日に続いて調理冥利に尽きます!!

 ろまん亭を開設して21年。調理スタッフがいましたが、この二年ほどの調理は僕一人。少しずつ盛り付けや量などを変化させて来ました。

 一人一人に合った盛り付けや量、好き嫌いをチェックして嫌いな食材は抜いて他の食材で代用したり。

 小規模の調理だから出来る事をしています。

 選べるメニューも良いかなぁと考える事もありましたが、複数の物をどちらかに決める事って利用者さん達にとって意外と難しかったりします。

 なので、基本は僕の独断でのメニュー構成。時には「〇〇と△△ならどっちが良いですか~?」くらいは聞いたりしますが・・・その位なら「〇〇の方が良いなぁ。」と決められます。

 台所で調理をしながら居間の会話に聞き耳を立てたりしています。居間の会話で「〇〇が食べたいね~。」と言う話題が出れば、食材あれば即メニュー変更!!

 その日の昼食に提供出来るようにしてみたり。そうなると、その話をしていた利用者さんはびっくり!そして大喜び!!

 そんな楽しく食べられるような昼食にしたいと思っています。

 水曜日の利用者さんからは「色々おかずがあって楽しみ」と言われ、今日の利用者さんからは「ここの食事を食べ続けていたら快便になった」と嬉しいお言葉の数々。

 いやはや、本当に調理冥利に尽きるの一言です(^-^)

 これからも皆さんに喜ばれる食事を提供出来るように心がけたいと思います。そして楽しく食べられるように。

 理想は・・・「食べたいと思うもの」をその日に提供する事。食材さえあれば、何とか対応出来ると思っています。

 毎日を楽しく美味しく健康的に。

 「食」ってスバラシイと思います♪♪

人気の場所。

2022-03-17
 三寒四温。

 春に向けて少しずつ暖かくなり始めています。梅や河津桜の開花情報がちらほら飛び込んで来ています。

 この時期・・・季節が丁度良い時期、ろまん亭では人気の場所があります。

 それは縁側です。

 ろまん亭は南向き。前の家もそれ程影響がなく、日差しがたっぷりと降り注ぎます。その為、日中は暑いくらいです。あちこちの窓を開けて丁度良いくらい。

 そんな暖かな日中、縁側に置いたソファに座りたいと言う方も居れば、縁側に座椅子を持って行って日向ぼっこ。

 天然の暖房は暖か~い!!途中暑くなって席に戻る方も居ます(笑)日差しって有難いですね(^-^)

 縁側に座るともう一つ楽しみがあります。

 それは庭です。

 ろまん亭の庭は元の大家さんが拘って作っただけあって、庭は日本庭園の様相。花もちらほら咲き、緑と相まって景色が良いようです。

 更には鳥が沢山飛んできます。ハト・スズメ・ヒヨドリ・オナガ、春にはメジロやウグイス等。鳥が来ては「ほら鳥が来たよ!」と歓声が上がります。

 暖かい日差しに包まれながら庭を眺め鳥を眺め。

 この時期の人気の場所は縁側。ぽかぽか陽だまりを楽しめます♪♪

嬉しいお言葉が聞こえました(^-^)

2022-03-16
 ろまん亭は民家を使った小規模のデイサービスです。民家なので普通の家と同じです。

 台所で調理をしていると居間の会話や浴室の会話も聞こえて来ます。

 今日入浴した利用者さん。今年に入ってからの利用スタートの方です。週一回の利用ですが、「沢山お話がしたい。」と言う希望からろまん亭を利用する事になったのです。

 希望通り一日通して沢山お喋りをします。似たような話題も時々出て来ますが、全体的に話題は多岐に渡ります。

 さて入浴時。

 入浴時も楽しそうにスタッフとお喋りをしています。するとこんな会話が聞こえて来ました。

 「私は腹っぺらしだから、お腹空いて来たなぁ。」と。

 更に続きます。

 「ここの食事は楽しみだよ!色々あるから迷い箸になっちゃうね。」と。

 この方は視覚障害があります。

 「でもよく見えないから目くら食いになっちゃうんだよねぇ。」と。

 目くら食いとは・・・視界が悪いので一皿ずつ食べる事を言います。あれ食べこれ食べしながら進める事が難しいので、一皿ずつ平らげる事です。

 話を戻して。

 いやいや、嬉しい事を言ってくれます!!食事は大きな楽しみでもあります。おかずは少しずつ色々と食べて頂きたいと思い、盛り付けています。

 他の介護サービスもほぼ毎日利用しているので、ろまん亭は週一回。それが残念ですが、週一回なので、その時はその利用者さんが好きそうな物を作ろうと思っています(^-^)

 それがドンピシャだったようで♪♪

 「美味しくて楽しみ。種類に量も満足。」との事。

 作り甲斐があります♪

 他の利用者さんからも「いろんな食材が入っているから栄養満点!」とか「味が丁度良い」など、色々とお褒め頂いて冥利に尽きます。

 有難い事ですね(^-^)

 これからも皆さんに喜んで頂けるような食事を目指して行きたいと思っています!!

 食べる楽しみを持って頂き、「命は食にあり」「食っての頑丈」を体現して頂ければと思います!!

 嬉しいお言葉をありがとうございます☆
 張り合いになりました(^-^)

前からか後ろからか。

2022-03-15
 先週末から急に動きが悪くなってしまった利用者さんがいます。認知症で要介護5の方。これまでは立ち上がりや歩行はまぁまぁでしたが、今は足に力が入らず、脱力してしまいます。

 今日は更に右の傾きが強かったです。

 体格もよくてなかなかの重さです。脱力されると更に重みがかかって来ます。このケース、しっかりと姿勢を保たなければ体を傷めてしまうケースです。

 ご自宅ではご家族が二人がかりで対応しているとの事、介護負担も大きいと思います。

 さてろまん亭では。出来るだけ車いすは使わずに、自身の足で歩く意識を持ってもらえるようにしています。なので立ち上がりから歩行は全介助。

 前からの介助で歩行するのと後ろから支えて歩行するのはどちらがお互いに効果的か。今日はそれを検証してみました。これは利用者さんによって最も良い方法が異なるので、それぞれ試してみないと分かりません。

 前からの介助。

 これは利用者さんとの距離を詰めなければ危険です。体重に加えて脱力なので、重さはかなりのものです。利用者さんとの距離が空くと背中や腰に負担がかかり過ぎてしまいます。

 しっかりと密着して自分の状態をやや反り気味にして対応。これなら背中や腰に負担が少なくて済みます。

 後ろからの介助。

 これは利用者さんの後ろにぴったりとくっついて行います。やはり姿勢はやや反り気味で。この介助だと脱力して座り込んでしまいそうになればこちらの膝に乗せられます。

 う~ん、どちらもどっこいどっこいですね(^-^;

 そうなると状況に応じて対応し易い方法が良いでしょう。

 ただ、後ろからの介助の方が前方を確認しながら出来るので安全性は少し高いかも知れません。

 車いすを使うのは簡単です。しかし車いすから離れさせるのはかなり大変です。ご自宅の状況を考えれば車いすを使用するよりも何とか動かす方向で支援した方が良さそうです。

 アナログの介助はろまん亭の真骨頂かも知れません(笑)

 ワイワイ言いながら時には二人で介助、「ほれ~、行くど~!」などと、少しおどけながらの介助が良いと思っています。余り深刻な様相は他の利用者さんに見られたくないので。

 「大変だね~。」と言って下さる利用者さん。

 「いやいや、そんなに大変ではありませんよ~♪」と言いながら汗だくでの介助(笑)支援する事は然程大変ではないから安心して下さい・・・と言うメッセージを暗に込めています(^-^)

 誰でも動けなくなることは不安だと思います。だけど、ろまん亭なら親身になって支援してもらえるかも・・・と思って少しでも安心感を与えられたらいいなぁと思っています。

 密着しての介護はそれだけ利用者さんとスタッフの距離感が近いと言う事だと思っています。

 もちろん大変ですよ~。負荷も大きめ、一歩間違えば体を傷めてしまう可能性がかなり高いです。

 それでもご自宅でのご家族の事を考えれば、色々と工夫した対応で良い方法が見つかればアドバイスも出来ると言うもの。

 ご自宅での対応と同じような対応で支援して助言できればと思っています。

 どうしても・・・と言う時は便利グッズ(車いすなど)を使用しますが(^-^)

 アナログ対応のろまん亭。しっかりと利用者さん達と触れ合って、より良い支援が出来るように心がけたいと思っています☆
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