ろまんの風~徒然日記
このホームページ作成が平成23年。今までの歴史の中様々な利用者さんと出会い、そして別れて・・・ろまんな風では現在の心境や感じた事、進行形で起こっている事柄を綴りたいと思います。時々昔を振り返ったり・・・『ろまんな風』を覗いて見てください。介護を通しての私の心境の変化や成長が垣間見れるかも知れません・・・(^〜^)
徒然なる日記
初日です。
2026-06-20
今日から正式に利用が開始になる利用者さんです。要介護3。
事前のカンファレンス等で「帰宅願望が出る・・・」と何度も聞いていました。先日のお試し利用の時も確かに帰宅願望は出ましたが、帰宅願望はトイレのサインだったので、もし今日帰宅願望が出たらその都度トイレ誘導をしてみようと思います。
朝のお迎えも問題なく、無事にろまん亭に到着。順調です。
バイタルチェックをしてその後は皆さんと一緒にお喋りを楽しみました。
しばらくお話をしていても帰宅願望は全く出ません。むしろ会話に積極的です。
認知症で要介護3です。会話の正確なキャッチボールは難しいですが、そこは全く問題ありません。話しかけに全く違う返答でも、即座にそちらの話題に移行して広げます。
この方法は認知症の方々にとって、全く負担にならない話術だと思っています。
なので話題はどんどん変化します(笑)
幸いにも同じ内容の会話をしても問題ありません。これはとても助かります。会話が途切れても同じ会話を繰り返すことが出来るからです。
何度話しても新鮮な内容としてリアクションして下さるので、対応する側としては有難い事です。
終わってみれば・・・
結局帰宅願望は朝の一回だけでした。その一回もトイレ誘導して排尿した後は全く出ず。日中も様子を見ながらトイレ誘導したので、帰宅願望が出る前に未然に防げたようなイメージです。
帰宅してご家族に引き継ぐ際、「帰宅願望は出ませんでしたか?」と聞かれ「ほとんど出ませんでした。」とお答えすると、ご家族は少し驚いたような表情でした。
つまり。
他のデイサービスではずっとスタッフが付いて話をする事はほぼ不可能です。どうしても関わらない時間が多くなってしまいます。そうなると・・・帰宅願望は出やすくなってしまいますね。
その点、ろまん亭ではほぼ付きっきりでお話をします。お話をしつつ他の利用者さんとも繋げたり。会話にストレスを与えないように工夫しながら対応しています。
「帰る」と言う思考を起こさせない方法ですね。
ただ、まだお試しと今日と二回の関わりです。この先、どのような変化があるかはまだ不明。
これから関わりながら出てくる問題点に一つずつ対応していくしかありません。
認知症は十人十色・・十一色・・・十二色・・・無限に広がります。その時々に合った対応を迫られるのです。
どんな状態やどんな状況でも対応できるようにしっかりと関り、スタッフ同士で情報交換しながら進めようと思います。
ともかく。
先ずは信頼関係をしっかりと構築しなければなりませんね。
幸いにも介護拒否は全くありません。困難ケースの利用者さんから見れば対応はスムーズ。これも感謝です。
利用は始まったばかり。
安心して楽しく過ごせるように対応していきたいと思います(^-^)
家族介護。
2026-06-19
今日は新規利用者さんの契約をして来ました。
利用者さんは要介護3です。認知症あり。
契約はご家族が中心となって行います。
これまでも数か所の事業所さんと契約をしてきたようです。なので、改めて一から説明するよりも、簡潔に済ませる方がご家族の負担が少ないと思うので、重要な箇所だけピックアップして説明しています。
介護サービスが初めての方の場合は初めからしっかりと説明させて頂きますが(^-^)デイサービスは基本的に同じような内容になってしまいますので。
契約も大切なのですが、その場でご家族のお話を聞くことも意外と重要なのです。
日頃の大変な事、これまでの経過、今後に期待する事・・・などなど、様々な事をお話しするようにしています。意外と雑談が大切だったりもするのです。
そんな中、今回のご家族は介護状態になって約6年目との事です。6年間頑張り続けているのです。
介護が始まった当初の話し、途中ご家族の葛藤。その葛藤を乗り越えた今の気持ち。
どの話も我々にとって、とても大切な内容なのです。
デイサービスを利用する時間帯はご家族が介護から離れられる時間帯。その時間を有効に使って欲しいと思います。気分転換、趣味、休息。どんな形でも良いので、「介護」から離れる事。
在宅介護は24時間365日の事です。せめてデイサービスを利用している間は自分の時間として使って欲しいと願っています。
ご家族の介護がなければ利用者さん達の生活は成り立ちません。ご家族の介護負担の軽減が利用者さんの在宅生活に関わるのです。利用者さんの介護は大切ですが、実はご家族の負担軽減が一番大切なのではないかと思っています。
利用者さんの為・・・は当然ですが、その先のご家族の負担軽減は重要な要素です。
今回の利用者さんのご家族は介護が始まって約6年。現在は上手に時間も使えるようになっているとの事でした。
そんな環境を守りながら、利用者さんが安定して過ごせる状態を作れるようにしなければなりませんね。
まだお試しの一度だけの利用です。明日から本格的な利用が始まるので、密接に関わりながら最善の対応が出来るように心がけたいと思います。
新たな出会い。これから長くお付き合いできるように努めたいと思います。(^-^)
同じ姿勢でも。
2026-06-17
介護度が高い方や高齢の利用者さん達は傾眠傾向が強くなるケースが多いです。
今回は要介護5の利用者さんのお話です。
基本的に傾眠傾向が強い方。目を閉じていますが、反応があったりなかったり。水分摂取や食事も基本的に目は閉じたままです。
目を閉じたままなので、寝ているのかぁと思いきや、水分や食事はしっかりと食べて下さいます。
ただ・・・
同じ姿勢で同じ状態でも飲める・食べられる時もあれば飲めない・食べられない時もあるのです。
同じ姿勢でも状態が違うという事でしょうか。
しかし、よ~く見ると、同じ姿勢のようでも少しだけ違いがある事に最近気づきました。どこに気付いたかと言うと・・・
口の開き方です(^-^)
目を閉じて口も半開きになっているのですが、唇の状態がちょっと違うようなのです。
目を閉じて口が半開きになっていても、唇がたるんでいないと飲めるし食べられます。しかし唇がたるんでいる時は・・・飲めないし食べられないのです。
本当に間違い探しのような違いなのですが、唇の状態によって起きているのか寝ているのかが判断できそうなのです。
今日も帰宅前の水分摂取の時に強めの傾眠状態の様子でした。普段はこの状態だと水分摂取が難しいのですが~なんと今日はスムーズに飲み干せました。
何が違うんだろう・・・とスタッフと話をしていて、唇の状態に気付いたのです。
これは良い目安になりそうです。
ダメな時は刺激を与えても全くダメです。そんな状態の時は一旦介助を中止にして時間を空ける必要があります。もしも唇の状態である程度判断できるのであれば、ダメそうなときは無理をせず、行けそうな時は介助をする。
そんな風にメリハリをつける事が出来そうです。
ちょっとした違いが状態の違いなのかも知れませんね。
介護度が高い利用者さんは本人からの訴えはほぼありません。なので、周囲がある程度判断しながら介助をします。
ちょっとした目安があるととても助かります。
同じような姿勢でも、どこかが違う、まるで間違い探しのようですが・・・
介助のヒントになりそうな事は、どんどん取り入れるようにしています!!
ちょっと小休止(^-^)
2026-06-16
デイサービスを利用する時は何かをしなければならない・・・
決してそんな事はありません。時々によって、気が向いたり向かなかったり。やりたい時ややりたくない時だってあると思います。
せっかくデイサービスに来たのだから、何かをしなければ・・・ではないのです。
現在利用している要介護1の利用者さん。
スクラッチアートや色鉛筆での塗り絵、次は水彩画にも挑戦!!となっていますが~たまには休みたいようです(笑)
そんな日は無理強いせずに、お好きなように過ごして頂くようにしています。気ままにお喋りをしたり、一緒に好きな植物の本を見たり。
何かをする事が大切なのではなく、思うように気ままに過ごせることが大切だと思っています。何気ない日常が大切です。
行ったら何かをしなければならない・・・そんな風に思うとプレッシャーにもなりますね。その日の気分でお好きに過ごして頂けるのがろまん亭の良いところ。
誰だってやりたくない時に「やりましょう!」と言われても、気持ちは乗りません。やってみようかなぁと思った時がその時なのです。
今日は小休止。
一緒に昔の話しや思い出話に華を咲かせました(^-^)
日頃は日中独居。お話しする人も側にいません。たまにはろまん亭で思いっきりお喋りを楽しむのも、良い刺激です。
特別な日はそれほど必要ありません。
必要なのは穏やかで楽しく過ごせる環境だと思っています(^-^)
お試し利用さん。
2026-06-15
先週の土曜日にお試し利用さんが来ました。
要介護3の女性です。
これまで土曜日に利用していたデイサービスが閉鎖になってしまい、ろまん亭に白羽の矢が立ちました。
体の動きはそれほど問題ありませんでした。という事は、認知症で要介護3と言う事ですね。
当然の如く、帰宅願望が出ました。
しかし・・・この帰宅願望には理由があったように思います。その理由とは・・・
帰宅願望が出てしまい、落ち着かなくなってきた時に少しろまん亭内を歩いて頂きました。台所に来て調理の様子を見てもらったり、お風呂場やトイレを見学。
トイレの見学のついでに、「寄りましょうか!」と声掛けをすると・・・素直に座って頂けて、しっかり排尿。これが午前中だけで二回ありました。
午後も同様に落ち着かなくなったタイミングでトイレ誘導し、やはり排尿。
つまり、今回の落ち着かなさは排泄が理由だったのかも知れませんね。
・・・かも知れない・・・
そう思うのは、まだお試しの一回だけ。今後も同様なのかは利用が始まらないと分かりません。ただ、お試し利用の時は帰宅願望の落ち着かなさは排泄だっただけです。
利用が始まったら、また違う理由で落ち着かなくなるかもしれませんね。
まぁ兎に角、要介護3です。色々とお話しをしてみても要介護3らしい感じ。介護拒否がないのはとてもありがたいですし、対応もし易いのが有難いです(^-^)
果たして利用に繋がるのか・・・それはご家族の判断になると思います。
長くお付き合いが出来て、穏やかに楽しく過ごして頂けるといいなぁと思います☆

