~2025年9月
徒然なる日記
排便と入浴はセットで(^-^)
2024-10-25
要介護5の利用者さん。排便はご家族がある程度調整しています。3日から4日で排便を予定しています。
今日は排便予定の日です。
入浴は月曜日と木曜日にしているのですが、実は月曜日と木曜日に排便を予定しているのです。では何故今日金曜日に排便なのか。
当然ながら排泄は必ずしも調整出来るものではありません。排便を促そうとしても出ない時は出ない。出る時は自然と出る事もあるのです。
先週辺りから月曜日と木曜日から排便が外れてしまいました。なので、現在は曜日的にはまちまち。
排便を促す為にお薬を使用しています。なので、大抵の場合はご自宅で朝に便失禁があります。朝は早朝とお迎え前に二回ほどの排便。その後、日中は2回から3回の排便がある事しばしば。
タイミングさえ合えばトイレで排便出来るのですが、お薬を使用している以上どうしても失禁してしまう事もあります。
朝一とお迎え時に既に失禁をしているので、排便の日は入浴もセットにしたいと思っています。通常は入浴の日をプランで立てて行うのですが、この方の場合は流動的に対応をしています。
やはり便失禁の日に入浴でキレイにしてあげたいですから。便失禁は陰洗では足りないと思っています。
なので、プランでは設定していませんが、この方に限っては排便+入浴をワンセットにしています。ご家族はプラン通りの月曜日と木曜日と考えているようですが、送った際に、
「やはり排便の日には入浴をしてキレイにしたいと思っています。」とお伝えし、とても喜んで頂けています。
要介護5です。基本的に誘導しなければ常時失禁。排尿も排便も。出来る限り失禁をしないように、頻回にトイレ誘導しますが、毎回上手く行くわけではありません。
尿失禁なら陰洗でも良いですが、排便は入浴が一番キレイに出来るのです。保清は大事♪♪
時間的に物理的に難しい時は入浴出来ませんが、今のところそのような状況は無いので、排便の日には入浴が出来ています。
今日は朝一とお迎え時に便失禁。ろまん亭に到着してトイレで無事に残りの便が出ました。朝の失禁があるので入浴も当然行いました。
きれいさっぱり、保清完了!!
排泄での汚れがひどい時にはやはり入浴が一番キレイに出来ますね~♪♪
釣られてはいけません(^-^)
2024-10-24
認知症の方は興奮すると大きめな声が出てしまうケースがあります。それを暴言と言う方もいるかも知れませんが、僕は不安の表れだと思っています。
介護をしていると、声掛けの時に反応が無かったりすると少し大きめな声で再度声掛けをしてしまう事があると思います。
しかしこれは逆効果の場合が結構あるのです。
反応が無くても同じトーンで繰り返す事。
こちらが大きめな声で声掛けをすると認知症の方はびっくりしてしまうのです。びっくりすると返答も大きめな声が出てしまう。それも暴言と言う方がいるかも知れませんが、僕は単にびっくりして大きな声が出てしまったのではないかと思うのです。
つまり、我々は認知症の方と対峙する時に、穏やかな声掛けや穏やかなトーンでの声かけをし続けなければならないと言う事なのです。
認知症の相手は「〇〇なんだよ!!」と言っても、「そうですね、すみません。〇〇でしたね。では××しましょう。」と、あくまで穏やかに何事も無かったかのように、一旦相手の言葉を受け入れて、そこから誘導をして行くようにしています。
相手が大きな声を出してしまい、驚いて反射的にこちらも大きな声で対応をしてしまうと、更に相手は興奮してしまう可能性が大きいのです。
釣られて同じようなテンションにならないように気を付けるべきなのです。
これは第三者だから出来る事でもあると思います。家族介護の場合は少し違います。家族だとやはり感情が入ってしまうので、怒鳴られるとついついか~っとなって言い返してしまい、けんか腰になってしまう事があると思います。
感情が入ってしまうと一気に難しくなってしまうのですが、これは仕方ない事だと思います。
なので、ご家族にお話しする際は、
「自分にゆとりがある時は出来るだけ穏やかに接して下さい。」とお伝えします。
その「ゆとり」を生み出す為には介護から少しでも離れる時間が必要なのです。その為のデイサービスやショートステイなのです。
我々も長く介護の現場で仕事をしていると、時には暴言に出くわします。「馬鹿!」と直接的に言われる事もありますが、そんな時は「すみませ~ん。」と平謝り。
何とかその場を流せるように努めます。もちろん慣れない頃は一瞬カチンと来る事もありましたが、今では余り気になりません(笑)
何せ本人も本心で言っているのではなく、認知症が言わせているのですから聞き流せるというものです。
大きな声=暴言・・・と、すぐに結び付けず、大きな声が出ないような対応を我々は心がけたいものです。
認知症の方に釣られないように、常に穏やかなテンションで対応して行きたいですね(^-^)
濡れているのに濡れてない??
2024-10-23
介護をしていると時々不思議な事が起こります。今日はそのお話です(^-^)
ある要介護5の利用者さん。排泄は毎回誘導ですが、サインが無いのでトイレ排泄は意外と難しいのです。
なので時間を見計らって誘導しています。何となく怪しいなぁと思う時は即誘導。その方法で失禁率は低めです。毎回成功する訳では無いので、時々失禁はあります。
先日の事です。そろそろトイレ誘導かなぁと思って立って頂くと・・・既に失禁していました(^-^;しかも漏れ出ています。座布団が濡れてしまっていました。
尿量が多くてパットが吸収しきれなかったのか、それともパットが丸まってしまっていたのか。兎に角漏れ出てしまい、早急にトイレへ向かいます。
便座に座って頂いて、パット・パンツ・ズボンの更衣介助です。状況を見てみると・・・
パットは濡れていましたが、漏れ出るほどではありませんでした。ズボンは当然濡れているのですが・・・何故かパンツが一切汚れていないのです!!
座布団は濡れています。パットにも出ています。ズボンも濡れています。しかし紙パンツだけが一切濡れていない。
濡れているのに濡れていない??
どうやったら漏れ出るのでしょうか(笑)多少紙パンツが汚れているのなら分かるのですが、一切汚れ無し。そしてどこも濡れていないのです。
う~ん、謎です。
実はこれってごく稀になる事なのです。
介護七不思議でしょうか(^-^)
パットは汚れていないのに紙パンツだけが汚れているパターンなどもあります。
え~、どうやったらこうなるの??
不思議な現象にスタッフ一同首を傾げてしまいます(笑)
他にも固い便がコロコロっとズボンの裾から転げ落ちたり。パットとパンツをすり抜けてコロコロ便だけが裾から転げ落ちる。・・・ってどうやったらそうなるの??
汚れにしても便にしても、理解不能な現象が時々起こる介護の現場なのです(笑)
狭間の中で。
2024-10-22
認知症の診断を受けている利用者さん達は何もかも分からないと言う事ではありません。認知症で混乱している時もあればしっかりと繋がる時もある。
訳が分からなくなっている自分に気付く事は不安な事だと思います。
ある利用者さん。
不安が募ると少し不安定になってしまいます。イラついたりする事もあります。時々大き目な声が出てしまう事もあります。
もちろん他の利用者さんでは無く、スタッフに向いていれば特に問題はありません。大きめな声が出そうになったら居室から玄関の方へ移動してみたりして、その姿を他の利用者さんに見られないように対応しています。
認知症の方々は不安になると少し攻撃的な一面が出る事があります。暴言。大きめな声で不安をぶつけて来ます。
しかし。我々はそれをしっかりと受け止めて、返答は穏やかに、少しでも気持ちが落ち着けるように話題を変えてみようと試みたり。
「なんで〇〇なんだよ!」と大きな声でスタッフに言い放つ利用者さん。でもその直後に「悪いね。大きな声を出してしまって。」と謝罪。
これって認知症で分からなくなっている自分と正気の自分が混在しているという証拠だと思うのです。全体的には認知症が多くなっていますが、時として通常の脳になる瞬間もあるのです。
謝罪をすると言う事は、自分が大きな声を出してしまっている事に気付いての事。
だからこそ、そこを責めてはいけないのです。
我々スタッフは利用者さんからのどんな攻撃にも冷静に穏やかに対応しなければいけません。もちろんストレスに感じる事もありますが、そこはスタッフ間で解消するように心がけています。
言われた事や拒否された事を話し合い、少しずつ笑い話に変えて行く。そうする事によって気持ちを落ち着かせたりするのです。
認知症とそうではない自分の狭間で、利用者さんは大きなストレスを感じている事に違いありません。
攻撃的になったり大きな声が出てしまうのは不安な心の表れです。その不安を少しでも軽減させるような声掛けや対応が必要なのが介護の現場なのです。
暴言が出るから対応出来ない。
そうではなく、暴言が出てしまうような環境を変えなければいつまで経っても落ち着く事は出来ないのです。
そんな環境を整えるのにはやはり小規模のデイの方が柔軟に対応し易いと思うのです。
利用者さんとの距離が密接なので、スタッフのストレスも軽減しながら進めないといけませんが。スタッフの話しも効く事。聞いた上で共感して何某かの対応策を一緒に考える事。特定のスタッフだけに負荷がかからないようにする事。
狭間で不安になっている利用者さんをフォローするに当たっては、スタッフのフォローもしつつ進めないとならないのです。
ただ、それが出来た暁にはスタッフと利用者さんの間に強い絆が生まれます。信頼関係が作れます。それが出来ればしめたもの♪♪
誘導がし易くなって来るのです。
時間はかかるかも知れませんが・・・
今は認知症を「病気」として対応するのではなく、「一人の個性」として対応するような流れになって来ています。
個性として受け止めて、その個性が集団の中でも安心して過ごせるような環境を作り上げないといけませんね。
そんな環境を作れるように、ろまん亭もスタッフ一丸となって認知症に向き合って行きたいと思っています(^-^)
ご近所さんから地域ぐるみで。
2024-10-21
先日の運営推進会議の中で、自治会長や民生委員さんから現在の大利根町の状況を聞かせて頂きました。
まだまだ一部のお話だと思うのですが、とてもステキな街だなぁと思いました。
認知症が少しずつ進行している方が居ても、ご近所さん達の協力の下、在宅生活を送る事が出来ているのです。
例えばゴミの件。
ゴミを捨てる場所は分かるのですが、何曜日に燃えるごみを出すとか燃えないゴミを出すのかが分からない方。そこのお宅では庭先にゴミ箱を設置しておいて、本人がゴミを捨てた後にご近所さんが指定の日にゴミを出すようにしているそうです。
他にも「ご飯の炊きたが分からない。」とご近所さんにヘルプを出すそうですが、その都度炊けるように支援してあげているそうです。
はたまた介護サポーターとして近所を散歩して見回って下さっている方が多くいるとか。
ご近所さんから地域ぐるみでお互いを支援しているケースが多くあるようです。
認知症になっても安心して住まえる街作り。とても素晴らしい事だと思います。
そしてそのような街作りには認知症について正しい知識や正しい対応方法を知っていると更にお互いが良い関係で居られるのではないかと思うのです。
もちろん全ての人が理解をして下さるとは限りませんが、少しでも多くの人が認知症の方に対して温かい気持ちで見守る事が出来るといいなぁと思いました。
始めは小さな輪であっても、少しずつ大きくなって行けるようにささやかながら僕も応援したいと思います。
大利根町で開設して24年。
少しずつ地域に恩返しが出来るように努めたいと思います(^-^)

