~2025年9月
徒然なる日記
薬は正しく服用しましょう。
2024-10-31
時々大きな声が出てしまう要介護3の男性利用者さん。ろまん亭では落ち着いていてそれ程気にならないのですが、ご自宅に帰ると結構な割合で大きな声が出てしまうそうなのです。
色々とお話しを聞いていると、大きな声を出してしまう原因は分かるのですが・・・そこを改善出来れば良いのですが在宅介護、家族介護で難しい一面をはらんでいます。
毎晩夜中に起きてゴソゴソと何かをしているそうなのです。夜は18時過ぎには床に入るそうなので、夜中に起きてしまうのも仕方ない事かなぁと思っているのですが・・・
夜中でも大きな声が出てしまう。そんな話を主治医にすれば当然眠剤や安定剤的な薬が処方されます。
今回はデパスと言うお薬が処方されました。一日三錠まで服用OKとの事でしたが、朝や日中に服用してしまうと恐らく動けなくなってしまう可能性があった為、ご家族には夜に一錠だけ服用してみて、様子を見ながら対応して行きましょうと言う流れになりました。
しかし・・・ろまん亭から帰った日の夕方、少し荒れ気味だったとの事で夕飯時に服用。そしてその日の夜中に起きてしまい、荒れそうだったので追加で一錠服用したそうなのです。
その翌日は・・・
朝のお迎え時には外に出ていて、動きはやや鈍めでしたが無事に乗車。しかし乗車してすぐに爆睡です。
ろまん亭に到着しても虚ろな感じで体が動きません。仕方なく車いすで居室まで移動しました。着座すると即寝。しかも爆睡。
う~ん、あの寝方は薬での寝方ですね。確実に。
泥のように眠る・・・とはあの事です。声掛けをしても揺すっても全く反応はありません。そんな状態で起こして食事なんて誤嚥の危険性もある為、自然と起きるまで待つ事にしました。
13時半頃になって少し反応が出て来ました。目も開いたので食事開始!!・・・と思ったら。自力で食べられないのです。持ったスプーンを口まで運べない。
食事は全介助にしました。途中寝落ちしそうでしたが、声掛けをして何とかむせずに完食。そしてすぐに寝てしまいました。
ようやく起きたのが14時半過ぎ。辛うじて体も動き始めています。何とか介助をしながら帰りの送迎。無事に帰宅するも玄関を上がるのに一苦労。体が思うように動かず、本人もイラついて大きな声が出てみたり。
何とか定位置に誘導してご家族と少しお話しをします。
「薬の難しさ」です。
確かに今回は荒れそうな時に服用したのですが、ある程度時間を空けてからの再度服用にしないと薬が効きすぎてしまう可能性がある事。
ご家族は体の動かなさを「病気」として認識していましたが、今回に限っては「薬が原因」と言う事をお伝え。出来れば服用は一日一錠、夜寝る前。本来ならば21時とか22時頃が理想的でしょうか。
ともかく、服用すれば静かになる・・・当然そうなのですが、効きすぎるとその後の介助が大変になってしまいます。日中に薬の効果が残り過ぎないような時間を探さなければならないのです。
適正な時間に適正な量の服用。とても大切な事なのです。
今回の件で薬の難しさを実感して下さったようで、その後は連続して服用せず、夜寝る前に服用が出来るようにして下さっています。
まだまだ様子見をしている段階ですが、必ず適正な時間があると思います。その時間を把握すれば夜の騒ぎは少なくなるはずです。
その時間帯を見つけ出すまでは大変でしょうけど、自身の介護負担の軽減を図る為に、当初は少し頑張って頂きたいと思っています。
服薬管理も大変な介護の一つなのですが、正しい服用はお互いにとって良い環境作りにもなり得ます。
管理は大変ですが、お薬は正しく服用出来るように心がけて行きましょう!!
繋がると良いですが。。。
2024-10-30
デイサービスの利用は本人の意思が重要です。全く出る気持ちが無い方の場合、正直連れ出すのはとても難しいケースは多くあります。
先日問い合わせがあった方。御年90歳少々。男性です。全く知らない仲ではありません。当初はとても元気で庭仕事を積極的にしていました。
デイサービスのお話しをしてもなかなか首を縦に振って頂けず仕舞い。
しかし今月の上旬、具合が悪くなってしまったそうです。体力も低下気味。気分転換に・・・と言う事で、お声掛け頂き、今日久しぶりにお会いして来ました。
人生の大先輩、色々な経験をして来たのですからお話の引き出しは多そうです。実際今日お会いして色々とお話しをしてとても楽しい時間を過ごせました。
「また来ますね~。でも〇〇さんもウチに来て色々とお話しを聞かせて下さい。」とお伝えすると・・・何と、「そうれも良いかもなぁ。」と、満更ではないお返事!!
利用時間を短めにして、少しずつ外に連れ出せるようになると良いなぁと感じました。やはり一人で悶々と思いにふけるより、少しでも他者と関りを持つと気持ちも違って来ると思います。
人と人の繋がりは大切な事なのです。
ろまん亭を気に入ってくれるかどうかは分かりません。今日のようにご自宅でマンツーマンだから良かったのかも知れません。しかしお話の内容がとても面白いので、是非ろまん亭で他のスタッフや利用者さんに聞かせてあげて欲しいと思いました(^-^)
後は担当のケアマネージャーさんに連絡をして、軽く打ち合わせ。先ずはお試し利用からとなりそうです。
一人でご自宅に籠るより、ほんの少し外に出て気分転換。それだけでも気持ちが違って来ると思います。
「美味しい食事」+「人との繋がり」=「健やかな日々」
ろまん亭は小規模のデイサービスです。大々的なレクリエーションやカラオケなどは出来ませんが、その人の歴史を語れる場所なのです。
繋がると良いなぁ・・・と言うよりも、是非繋げて行きたいと思います(^-^)
人に歴史あり。
その歴史、我々にも共有させて頂ければ幸いです♪♪
神器(笑)
2024-10-29
三種の神器と言えば「テレビ・洗濯機・冷蔵庫」が思い浮かびます。
ろまん亭の利用者さん達の神器は何だと思いますか??
その神器とは・・・
「ティッシュペーパー」なのです!!
意外とティッシュ好きな利用者さんが多くいます。ティッシュが好きなのは良いのですが、「もったいない」や「まだ使える」と言う理由から、使ったティッシュを仕舞ってしまうのです。
仕舞ったティッシュを使って捨てるのならまだ良いのですが、仕舞っておきながら新しいティッシュを使うのです。そしてまた仕舞って・・・の繰り返し(^-^;
ポケットがパンパンになっている利用者さんも少なくありません。
衛生上、一度使ったティッシュは捨てるように促すのですが、頑なに捨てない方も多くて。結構悪戦苦闘するのです。
テーブルにティッシュボックスを置いておくと減りが早い早い(笑)まぁある程度は見守りますが、現在の利用者さんで最強のティッシュ浪費家がいます。
なんだかボックスティッシュの減りが早いなぁと思ったら、その方が原因でした。使い方は・・・目の前にボックスティッシュがあると次から次へと取り出して使います。実際に鼻水が出ているのなら仕方ありませんが、鼻水は出ていません。
出ていないのに鼻をかんでみてはポケットに仕舞って。
ひっきりなしに使ってしまうので、仕方なく目の前にボックスティッシュを置く事を止めました(^-^;二日でひと箱使い切ってしまう程のペースでしたので。
目の前にティッシュが無いと鼻をかむ事は止まりました。つまり、鼻水が出たり鼻が気になったりしてかんでいるのではなく、惰性でかんでいたと言う事でしょうか。
しかし隣の席の前にボックスティッシュがあると・・・そこから目が離れません(笑)
いやいや、そこまでティシュに執着するのか・・・
これまでにもティッシュを浪費する利用者さんは大勢いました。必要以上に使う場合は時々止めたりもしましたが、スタッフ同士で「本当に皆さんティッシュが好きですね。」と言う結論に。
やはり利用者さんの神器は「ティッシュ」だと思うのです(^-^)
必要時に普通に使う分にはいくらでも使って頂いて良いのですが、必要以上に使ってしまうのは流石にNGです。ポケットに沢山使ったティッシュがあるので、先ずは先に使って頂きます。
ティッシュ好きな利用者さん達。
もしかしたら昔はティッシュがとても貴重なものだったのかも知れません。何度も使うのはそれだけ大切に使うものとしてあったのかも知れません。
気持ちは分かるのですが・・・二日でひと箱分を使われてしまうと流石に対策を練らないといけなくなってしまいます。
ティッシュ争奪戦、実は毎日ひそやかに繰り広げられているのです(笑)
車いす、楽なんです(^-^)
2024-10-28
90歳、要介護3の利用者さん。先月中旬頃から膝の痛みが出てしまい、歩行が不安定になってしまいました。
「足が痛いのですか?」と聞くと、「いいえ、痛くありません。」と答えるのですが、歩行状態を見る限り、痛みはあると思います。実際に歩いていると「膝がちょっと痛くてねぇ。」と言う事もあり・・・(^-^;
聞くと痛みは無いと言うのですが、自発的に痛みの訴えはあります(笑)
さて、朝の送迎は時間との戦いでもあります。時間通りに皆さんのお迎えに行くには、出来るだけ時短でゆとりを持ってお迎えに伺いたい所。
なので、この利用者さんに対しては朝の送迎時のみ車いすを使用する事にしました。
始めはちょっと遠慮していましたが、最近では「これは楽ね~♪」と上機嫌(^-^)
そうなんです、車いすは楽なんです♪♪
ずっと車いすを使ってしまうと足の筋力が低下してしまいます。ましてや90歳、体力や筋力が低下してしまうのは仕方ないのですが、出来るだけ維持するには自身で歩いて頂く事が一番です。
車いすが楽なのは分かるのですが、朝の送迎時以外は手引きで歩いて頂いています。
ひょこひょこと歩くのですが、手引きの腕にかかる重さは以前よりも重くなっています。
数年前はボディタッチや手引きは全くの拒否でしたが、今では積極的に掴まって下さるので安全に移動が出来ています。自分でも、
「最近足が弱くってしまって・・・。」と、認識はしているようなのです。
年齢的にも転倒は絶対に避けたいところ。動こうとする時には必ずスタッフが付くようにしています。
車いすに乗って笑顔で「これは楽ですね~♪」と言われると、使用できるときは車いすで対応してあげたいと思ってしまいますが、ご自宅での生活を考えると、やはり基本的には自力で歩けるように支援しないといけません。
何せ日中独居、ろまん亭を利用していない時に少しでも歩けるような状態にしておかなければなりません。
朝の送迎時はちょっとだけ楽をして頂いて。それ以外ではスタッフと一緒にゆっくりですが手引きで歩いて頂くようにしています。
自分の足で歩く事はとても大切な事です。多少歩行が不安定でも、しっかりと支えて歩くようにする。時間はかかりますが、日常生活リハとして、とても大切な事だと思っています。
ろまん亭には便利な用具は少ないので、皆さんとお互い助け合いながら、過ごして頂ければいいなぁと思います。
アナログな介護ですが、それがろまん亭らしさでもあります。
でも・・・アナログな介護って意外と信頼関係を築き易い介護でもあると思うのです。
お互い声を掛け合いながら歩くのも結構いいものなのです(^-^)
重くなりました~(^-^;
2024-10-26
体重増加を実感できる利用者さん。要介護5です。
昨年の今頃は体重が減って来てしまい、心配していました。食事は咀嚼を余りせず、嚥下も不安定。このまま低下して行ってしまうのではないかと心配していたものです。
咀嚼を少しでも支援出来るように口内と舌のマッサージを始めました。マッサージを始めて約四か月後くらいから咀嚼が戻り、併せて嚥下もしっかりして来たのです。
主治医からイノラスと言う高カロリーな補助ドリンクも処方され、徐々に体重が増えて行きました。
昨年の今頃は体重が42㎏ほど。今日の時点では体重50.3㎏と、実に10㎏増加した事になります。
今年の夏あたりから少しずつ「重くなったなぁ。」と実感。
要介護5なので、ほぼ全介助。多少足に力が入るのですが、やや脱力気味。立位保持は自力では出来ません。
体重が少なかった頃は一人介助でトイレでズボンやパンツの上げ下げが出来たのですが、体重が40㎏後半になって来て流石に一人介助では支えるのに危険を感じたので、今はトイレでのズボン等の上げ下げは二人介助で行っています。
体重が増加して良い事もあります。栄養が行き届いているので毎年夏頃に出来ていたお尻の皮むけが無くなりました。体重が少なかった頃はお尻の皮むけや褥瘡が出来やすかったです。
今年はその騒ぎは一切なし。
その点では良かったです。
反応も良くなりました。体重が増えて多少体力も付いたのだと思います。
ただ・・・
先ほども書いた通りトイレ介助や入浴介助では負荷が大きくなって来ています。余り増えると本人も自身の体重を支えるのが大変になってしまいそう。
何度か主治医に体重の増加の件を相談したのですが、食事がしっかりと食べられるようになった今でもイノラスは継続しています。
このまま増え続けても良いのかしら??
送迎車の乗降もちょっと負荷が大きくなって、昨年は一人介助での乗降は問題なかったのですが、今ではかなり気合を入れて一人介助で乗車介助をしています。
「重くなったね~笑」と、笑ってしまいます(^-^)
食事が食べられずに弱っていくよりも遥かに良い事だとは思います。
それにしても、そろそろ増加の目標から維持の目標に変えても良さそうな気もしますが・・・
何にしても食欲がしっかりあるのは良き事ですね♪♪

