本文へ移動
1
2
2
6
2
3
ふれあいと和みの家
≪大利根ろまん亭≫


●有限会社ゲン
〒371-0822
群馬県前橋市下新田町329-11
TEL.027-252-7735
FAX.027-252-7782

≪大利根ろまん亭≫
介護支援事業
≪大利根ろまん亭≫

~2025年9月

徒然なる日記

ひと安心です(^-^)

2025-06-27
 先週は35度を超える気温の日が続きました。その為か、要介護5の利用者さんが熱発。粘っこい唾や痰が絡むしもしかしたら誤嚥から来る熱発、若しくは熱中症の可能性がありました。

 金曜日に熱発し、急遽ご自宅に送り訪問看護さんにお任せします。自宅点滴になり解熱して痰の絡みも収まり始めました。デイの再開は水曜日から。

 その水曜日、午前中は安定していたのですが食後の午後から再度熱発。またまた早めにご自宅に送り様子見となりました。幸いにも痰の絡みはありませんでしたが・・・

 そして今日は・・・

 何と平熱に戻りました!しかも痰の絡みも継続してありません。水分摂取も良好、食事もスムーズでした。午後になっても平熱のまま。

 う~ん、先週の熱発は何だったのでしょうか。訪看さんからも肺炎の疑いは無し、原因不明の熱発と言う報告をご家族は受けたそうです。

 この原因不明の熱発・・・何だか嫌な響きです。しかし原因が特定できていないので仕方ないですが・・・

 その後、夕方に昨日の別のデイでも一日安定していたとの報告を受けて、少しだけ安心しました。

 このまま落ち着いてくれれば良いのですが。

 ただ、これまでにも痰の絡みは時々ありました。ご家族には痰が絡んだ時は仰向けにしないようにする、座位の時は顎が上がらないようにする、飲食の際は姿勢を保てるようにする・・・等のアドバイスをさせて頂いています。

 今後も痰や粘っこい唾の絡みはあると思います。その時の為に痰吸引機を導入する流れになりました。急ぎではありませんが、痰や唾が絡む時に吸引出来るように対策です。

 痰の絡みは誤嚥の可能性があり、そこから肺炎になってしまうケースは多くあります。少しでも危険性を減らすような対策が必要。

 そしてこれまでの状況を担当ケアマネージャーさんに報告。後日関係事業所でカンファレンスを開催して情報共有しましょうと言う事になりました。

 これまたひと安心です。

 デイサービスは週六回利用しています。ろまん亭を週四回、残りは二カ所のデイサービスを各一回ずつ。利用頻度はろまん亭が圧倒的に多いので、ろまん亭での情報は重要になりそうです。

 まぁ自慢ではありませんが、かなり密接に接しているので、情報は詳細に提供出来ると思っています。

 要介護5の利用者さんです。自身の状態を説明出来るはずもなく、そうなると様子を見ながらある程度を判断しなければなりません。

 取り合えずは肺炎ではないとの事。だとすると軽い熱中症だったのでしょうか。

 原因が分かるのが一番安心ですが、分からない以上は様子を見ながら状況に応じて臨機応変に対応して行くしかありません。

 今週は少しずつ安定して来ました。このまま継続して落ち着いて下さると良いのですが。。。

 まだまだしっかりと様子を見ながらの対応となりそうです。

大分楽なんです(^-^)

2025-06-26
 介護度が高くなると立ち上がりや立位保持、歩行は介助が必要になって来ます。介助が必要と言う事は、自身で維持出来ないと言う事。支えられれば何とか出来る。

 更に進んでしまうと支えだけでは足らず、若干持ち上げられるような状態になる事もあります。そうなると介助者の負荷は大きくなってしまいます。

 ある程度自身でバランスを取ろうとしたりして頂けるとかなり楽なのですが・・・例えば認知症が進んでしまうと難しいケースは多々あります。

 自身でバランスが取れず、傾けばそのまま倒れてしまう。倒れる時も回避しようとする動作が出来ません。そのままの姿勢で倒れてしまうのです。

 危険ですね。

 まぁそうならないように介助者が支えたり抱え上げたりして介助をしているのですが。。。

 さて、現在要介護5の方々がいます。立ち上がりや立位保持、歩行は全て介助です。しかもちょっと持ち上げ気味にしないと難しい。

 しかしバランスが悪くても、介助者にしがみついてくれると・・・大分楽なんです!!

 足元がふらついたりしていても介助者をガシッと掴んでくれていると、負荷が軽減。それだけでも本当に楽なんです。

 認知症で要介護5の方に「しっかり掴まって下さい。」と言ってもほぼ不可。しかし、何度も何度も立位や歩行支援をしていると、不思議と掴まってくれるようになったりするのです。

 自身の保身の為なのか、それとも無意識に介助者に協力しているのか。う~ん、個人的には後者であって欲しいですが(笑)いえ、後者であると信じましょう(^-^)

 これまで全く介助者に掴まる事が無かった利用者さん達が何故か介助者に掴まってくれる事が増えてびっくりしています。

 いやいや、本当に有難い事なのです。

 足に余り力が入らず、フラフラしてそのまま倒れ込もうとする状況でも介助者に掴まって下さると支えがしっかり出来ます。

 このまま継続してくれると良いのですが(^-^)

 勿論毎回毎回掴まってくれるとは限りませんが、掴まる回数が増えている事は喜ばしい事でもあります。

 介護度が高くても極力車いすを使わずに・・・がモットーです。生活リハですね。必要な時は二人介助で。

 介護度が高いとなかなか動きません。自身の足で立つ事も少なくなって来ます。それでも・・・少しでも自分の足で立つ事、歩く事を続けるのはとても大切な事だと思っています。

 介助者の負荷はやや大きくなりますが、利用者さんもスタッフもお互い頑張る事が信頼関係を一層強くするのだと思うのです。

 要介護5であっても、何となく我々に対して信頼してくれているような感じを受ける事は多くあります。

 我々の都合の良い思いかも知れませんが、密接に介助する事は必要であり大切な事でもあると思います。

 最近ガシッとしがみついてくれる時、結構嬉しい気持ちになるのです。

 「しっかり掴まってね~!!」と、声掛けをしながらの介助です(^-^)

前傾姿勢は難しい??

2025-06-25
 現在要介護5の利用者さんが二人入浴をしています。要介護5ですから当然全介助です。歩行から服の着脱、洗身・洗髪・・・整髪や必要な時は塗布薬まで。全てが介助です。

 二人の要介護5の利用者さん。まるで別タイプ。

 一人は体が硬直気味な方。硬直しているケースは意外と介助し易いのです。カッチカチですが、固いだけでゆっくり動かせば介助可能。立位保持も足が固いので倒れないようにバランスを取れば保持できます。

 もう一方がちょっと厄介。軽い脱力系です。立位保持が辛うじて出来てはいますがバランスを取るのが難しい。重力の赴くまま。支えようにも足の力が余り入らないので、倒れないように支えつつ立位保持をさせるので、少々厄介。

 そして一番厄介なのは・・・姿勢が保てない時がある事です。左右に傾くのはある程度保持できるのですが、問題は前傾の時。

 前屈みになってしまうので、洗身・洗髪がちょっと大変なのです。体を起こしながら洗身と洗髪。手を離すとそのまま前傾になってしまい洗いにくいのです(^-^;

 特に洗髪は片手で体を起こしながらもう片手で洗髪。体を起こしているのですが、本人は前に屈もうとするのである意味戦いです(笑)

 そして髪を洗い流す時が最も大変なのです。体を支えつつシャワーで流すのですから。

 傾きや前傾姿勢は毎回ではありません。時々なのでそれ程の負担にはなりません。ただ、傾いたり前傾時は少々負担が大きいかなぁ(^-^;
 
 そんな状態であっても何とか一人介助で入浴が出来ているので有難いと思います。

 要介護5の利用者さん達。

 恐らく他のデイサービスなら機械浴だと思います。機械浴も良いと思いますが・・・

 入浴介助は密接な介助でもあるので、物理的に難しいケースでは無い限り、やはり入浴は対人で行える方が良いように感じます。まぁ残念ながらろまん亭では機械浴が無い為、入浴は対人が必須になってしまいますね(笑)

 要介護5ですので言葉にはならない方々ですが、何か通じるもの、感じるものがあると思っています。

 可能な限り対人での入浴を継続して行きたいと思います♨

なかなか難しいかもです(^-^;

2025-06-24
 5月から利用が始まった方。要介護1です。

 認知症があり、なかなか定期的な利用が出来ません。この二ヶ月で利用日はたったの二回。何度か迎えに行ったのですが、かなりの強い拒否。

 取り付く島もない程の拒否で利用出来ず。当初何とか車にも乗ったのですが、車中も興奮。ろまん亭に到着しても降りず。

 ご家族の送迎で一度利用は出来ましたが、その後はご家族の送迎も出来ず仕舞い。たったの二回の利用でした。

 このままでは利用は出来ない可能性があります。なので、今日ご家族と面談し今後の対策を検討しました。

 ご家族の話しを聞いて、これはなかなか難しいケースだと感じました。

 その理由は・・・

 お試し利用から二回目までの記憶が残っているのです。お試し利用から二回目まではろまん亭に到着した時にご家族も同席していました。頃合いを見て一旦退席したのですが・・・

 本人がそれを覚えているようなのです。その後、利用の為にご家族がろまん亭へ送ろうと思ったら、「どうせ途中で居なくなるのだから行きたくない。」と。

 ろまん亭の利用が良い悪いでは無く、途中で置いて行かれるのが嫌なようなのです。

 幸い利用後は「楽しかった。」と言って下さっているので、定期利用に繋がる余地はあると思います。しかし肝心の「ろまん亭に来る」事が出来ないのです。

 何度かご家族が連れ出そうとして下さったようなのですが、その都度拒否。そして何度も誘うとイラつきが出てしまい、最後は爆発するそうです(^-^;

 う~ん、記憶が残ると言う事は誤魔化しが効かないのです。かと言って、正論で連れ出そうにも本人に意思決定力があり、拒否。

 あらら、これは本当に難しいケースかも知れません。

 利用はOKでも連れ出せない。

 ただ、今のところ一か月くらい経つと何となく連れ出せそう、記憶が曖昧になりそうだと言う事もあり、毎週は無理でも月に一回の利用から始めましょう・・・と言う流れになりました。

 もしかしたら二週に一度くらいは利用可能になるかも知れません。本人の記憶がどの程度続くかによると思います。

 毎週の連れ出しをすれば記憶は続いてしまいます。一回利用したらその後は一切ろまん亭の話しは出さないようにして記憶を曖昧にして行く作戦。

 前回は6月の第一週の利用だったので、次回は7月の一週目若しくは二週目辺りにトライしてみましょうと言う事になりました。

 更に現在の主治医は内科の主治医です。一度認知症の専門の病院で診察して相談し、今後の対応を検討しましょうと言う事になりました。

 急がずにじっくりと確実に利用に繋がるような対応をしなければならなそうですね。

 これまた幸いにもご家族もその部分を理解して下さっており、「緊急では無いので、少しずつ利用に繋がるようにしたい」と言う事でした。

 有難いです。

 何度かお迎えに伺うも、第三者のお迎えではかなり強い拒否が出てしまいそうです。取り合えず定期的に利用できるまでは家族送迎になります。

 本人がその気になって、置いて行かれる事を忘れる若しくは曖昧になる頃合いに次の利用でしょうか(^-^)

 利用の曜日はある程度決めてありますが、万一連れ出せそうなタイミングがあれば利用曜日に関わらず連絡を下さいと言う事で本日の面談を終えました。

 果たして今後は如何に・・・

 時間はかかっても確実に定期利用が出来るようになると良いなぁと思います☆

旅の話しは喜ばれます♪

2025-06-23
 日曜日に用事があって長野県の松本市へ行きました。朝早い用事だったので前ノリで一泊。

 長野県と言えば「みすず飴」や「おやき」が有名ですが、実は「開運堂の真味糖」と言うお菓子も高級な和菓子で美味しいと有名です。ご存じでしょうか(^-^)

 「みすず飴」や「おやき」は誰でも知っているお土産。しかし真味糖は知らない方の方が多いです。今回はたまたま用事があったところから程近くに開運堂があったので、お土産は真味糖にしました。

 松本市へ行くまでの道中のハプニングや松本市ならやはり「松本城」。写真を見せたり道中の話しをしたりすると皆さん意外と食い付きが良いのです。

 「昔に行った事があります。」と言う利用者さんもいて、話しが広がり易いのです。

 そんな旅の話しをしながらお土産を食べて頂いて♪今回の真味糖は、

 「こんな高級な味の和菓子は久しぶりに食べました!」と皆さん口を揃えて喜んで下さって♪いや~、お土産を買って来た甲斐がありました。

 ろまん亭の利用者さん達の旅の思い出なども話して頂いたりして盛り上がります。皆さんの様子から併せてタブレットで映像も流したりして。

 「あ~、ここは行った事があります!」と、目をキラキラさせながら映像に見入ったりする利用者さん。当時の思い出を色々と話して下さいます。

 昔を思い出して話す事は良い脳トレにもなりますね♪♪そして新たな情報もゲット出来たりして(^-^)そこから更に話も広げられるのです。

 昔の旅行の話しは忘れてしまっている事も多いと思いますが、印象深い旅は、細かい事は忘れても皆さんちゃんと覚えています。

 歌・食べ物・旅の話しは当たり障りが無く、誰でも楽しめるから良いですね~♪♪

 お土産とお土産話と。

 利用者さん達も一緒に行ったような気持ちになれるといいなぁと思います。

 今はタブレットで映像も楽しめるので、バーチャルな旅を皆さんに楽しんで頂ければと思っています(^-^)
TOPへ戻る