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ふれあいと和みの家
≪大利根ろまん亭≫


●有限会社ゲン
〒371-0822
群馬県前橋市下新田町329-11
TEL.027-252-7735
FAX.027-252-7782

≪大利根ろまん亭≫
介護支援事業
≪大利根ろまん亭≫

~2021年9月

徒然なる日記

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小さな命

2011-08-09
 今日長年飼っていた金魚の「ぴーちゃん」が亡くなりました。スタッフの自宅で飼っていたピンポンパールです。沢山増えたので4匹頂いてろまん亭で飼っていました。

 金魚のピーちゃん、意外と活躍したんです。認知の利用者さんも小さな命の前では落ち着いて眺めたり、気を逸らすのにはたいへん助かりました。「あっ、ほら、金魚がいるよ」なんて言うとそれまで落ち着かなかった認知の利用者さんも行動を止めてじっと観察。気が逸れるので誘導しやすくなったりしました。

 なかなか言葉では誘導できない場合もありますが、小動物たちは時に大活躍!飼ってみて初めて気づきました。やはり体験してみないと分からないことは多々あります。そんなことも教えてくれた金魚のピーちゃん、本当にありがとう。


 現在残りの小動物はインコのピーちゃん。このインコのピーちゃんも頂いてきたのです。引越しするのでもう飼えないとのことで譲り受けました。ダルマインコ2羽とセキセイインコ2羽。このうち3羽は順次亡くなりましたが、現在のインコのピーちゃんはまだまだ現役です!!良い声で鳴くので利用者さんからも人気があります。

 こうした小さな命も一緒にいる中、金魚のピーちゃんは他界しました。跡継ぎは現在考え中です。利用者さんからリクエストあればきっと飼うことになると思います。
 何気ない小さな動物達も利用者さんにはきっと癒しになっていることと思います。そういった感性は大切にしていきたいと思います。

 金魚のピーちゃん、ありがとう!そして冥福を祈ります。・・・ろまん亭の庭の隅に埋葬しました・・・皆さんを見守ってくださいね。。。

月曜日の今日は・・・

2011-08-08
 やっと利用者さんが増えてきています。それでも人数はやや少なめです。一応スタッフの人数も少し増やしているので、ほぼマンツーマン対応、いや利用者さん1人にスタッフ1.5人くらいの割合です。沢山お話したり、普段出来ないリハビリをしたり、沢山工夫して出来ます。普段出来ない掃除なども出来るし・・・


 利用者さんが少ないなりにすることはあります。掃除や片づけを見ている利用者さんもいつもと違う雰囲気に若干楽しそうです。食事もリクエストしてもらったり、おやつだってカキ氷やケーキなど出せるものを出して楽しんでもらいます。こんな日があっても良いかな(^ー^)気のせいかスタッフもいつも以上に自由な感じ♪

 デイサービスは学校ではありません。小規模のデイはプログラムで縛らなくても大丈夫!!ろまん亭は少人数なので大きなプログラムは無く、比較的自由に楽しんでいただいております。時には皆で『ピンシャン体操』をします。体操の時間くらいは皆さん一緒に参加してくださいます。他は自由だから、案外一日に一回はまとまった行動も拒否する方はいません。強制ではなく自由意志、もしくはその気にさせての集団行動。

 何事もやはり自由意志を元に動けるのは理想だと思います!!

土曜日は・・・

2011-08-08
 仕事後に東京に行く用事があり、日記を急遽お休みしてしまいました。

 今回はアロマセラピー1級取得後のもう一段階上の資格、アドバイザーの講習会があるための上京です。この資格を取得すると仕事として成立します。勿論マッサージなどは更にその上の資格を取得しないとダメなので、現状ではアドバイザーまでの予定です。

 講習会も無事終わり、アドバイザーを取得できました。さて、資格とは取得までではいけません。何に使うか、使わなければ意味がありません。アロマの知識をデイで利用できれば・・・と考えています。簡単なハンドマッサージや足浴なども出来ますし、ルームスプレーや芳香浴もできます。今までに無かったサービスを提供できれば良いなぁと思っています!!

 いつの時代も新しい知識は楽しいものです。利用者さんが少しでも楽しく感じてくれれば良いなぁ(^^)

外に出ると遠慮がち?!

2011-08-05
 自宅にいる時と外に出た時では当然皆さん違います。週に一度訪問歯科が来ます。そこで治療している利用者さんがいるのですが、自宅では義歯の痛みを訴えるのですが、歯科医師には遠慮して言わないようなんです。本当はしっかり治療してもらうことを考えれば遠慮せずにありのままを伝えるのが一番。もう少し治療にも時間がかかりそうです。

 もちろんこれは一例であって、他の全てにおいて遠慮がちなことが言えます。・・・本当はこうして欲しいのに・・・と思いながらも反対のことを言ってみて、後に「実はあの時こうだった」なんてことは多々あります。これは老若男女共通なことではありますが、特にデイでの遠慮を見抜くのは大変です。本心を見抜いて対応する。時に強引でも本人の本心を突けば喜んでもらえます。ただし本当に嫌がってるときは最悪です。さぁ、そこを見抜けるでしょうか?

 これを見抜くにはやはり日ごろからのコミュニケーションが大切です。しかもある程度深く相手を知らなければなりません。深く入りすぎると今度はストレスになりかねない・・・何事もバランスが重要。失敗してもきちんと誠意を見せれば大抵は大丈夫。だから利用者さんとは沢山お話をして、相手の好みや本心を常に探る作業が成功への近道かも知れません。

 ろまん亭では利用が長くなると遠慮が無くなっていくケースも多々見られます。これは我々に心を開いてくれた証拠にもなります。遠慮がなくなると大変な事も沢山出てきますが、より利用者さんの希望を正確に判断できます。ズバズバ希望を言ってくれるほうが楽と言えば楽なんです。

 本心をいつまで経ってもいえない方達の心を汲むことは大切かもしれません。内気な方の気持ちをしっかり把握できるように利用者さんとお付き合いしなければいけませんね(^ ^)

3つの会話

2011-08-03
 前職のお陰か3〜5人くらいの会話なら話を聞き分けて答えられます。前職はカフェバーの店長でした。カウンターに10名、ホールに15名が入る大きさです。当時は来客全ての話をおおよそ把握できました。ぽっと振られてもほぼ返事が出来ました。お客さんの好みも殆ど把握していましたし、その動作で何を欲しているのかさえ判断でき、声を掛けられる前に行動できました。だから3人くらいの会話のテンポ、会話を振るタイミングなどその時状況に応じて対応は可能です。しかし相手は高齢者。前職当時の客層は20代〜50代。年齢がまるっきり違うので、今は3〜5名くらいの会話を丁寧に裁くのが丁度良いようです。

 今日は上手く3人の会話を繋げながら進めることが出来ました。一人は僕の飼っている猫、一人は取りとめもない話し、もう一人はやや下ネタです。順番に答えつつ反応の良い話題をチェック。それなりに楽しく話しが出来ていたように思います。普段食事作りや書類整理、会社の経理や諸々でスタッフの皆におんぶに抱っこだから、時間が作れた時くらいはせめて話しの中心になっておこうと思っています。その間はスタッフも相槌をうったり時々混ざったりしてくれればOKです。休憩するくらいの気持ちでいてもらえれば幸いです。

 複数人の会話を分けながらの作業は、一つのことに集中しすぎないことが重要です。話しのポイントを把握していれば大抵は大丈夫。あとはその方達の表情もチェックです。楽しそうな方なら少し間を空けても良いですが、表情がやや曇り気味ならちょっと多めに働きかける。瞬間の判断さえ間違わなければこれで対応可能です。詳しくはどうぞ話しを聞きに来て下さい☆

 ただし認知症の方の場合はちょっと状況が違う事があるので、全てに当てはまらないことだけはご了承ください!

 さて皆さん、何人までの会話をつなげていけるか競争してみませんか??・・・なんちゃって(^−^)

 *明日はお休みさせて頂きます。
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