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ふれあいと和みの家
≪大利根ろまん亭≫


●有限会社ゲン
〒371-0822
群馬県前橋市下新田町329-11
TEL.027-252-7735
FAX.027-252-7782

≪大利根ろまん亭≫
介護支援事業
≪大利根ろまん亭≫

~2021年9月

徒然なる日記

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見舞う〜その3〜(終)

2012-01-16
 利用者さんたちは高齢です。皆さんの病気や怪我はそのまま入院や入所に直結しています。

 デイサービスをしていると、急なお別れがやってきます。(お別れと言っても死別ばかりではありませんので、ご了承ください。)本人やご家族、そして我々にとっても本意ではないお別れ。

 今回の利用者さんも確実に利用は中止。そして入所の為、現在担当のケアマネージャーさんが動いています。確実にお会いする事は無くなるわけです。

 すごくしっかりしていて、まだまだ援助してくれる人が一人・・・一人だけ居れば在宅でも大丈夫。

 でも・・・でも現状はそうは行きません。今回の僕の中のわだかまりは、恐らく続くと思います。その方が亡くなる時、何を感じるか。「ありがとう」なのか「なんであの時・・・」なのか。答えは分かりません。ちょっと重い感じですが、この感情も自分自身でしっかり受け止めていかなければいけないと思います。そして現在の利用者さん、これから出会う利用者さん達に少しでも良いお手伝いが出来る様に心がけたいと思います。

 そう感じて日々のデイサービスに取り組む事が今回の利用者さんから学ばせていただいた事かも知れません。

 今日のお見舞い、帰り際に一枚の絵を頂いてきました。入院前は絶対しなかった事。「ぬり絵」。その「ぬり絵」を今回の入院でしたそうです。きれいな色使いだったので、おねだりしちゃいました(^−^)大切にしたいと思います。

見舞う。〜その2〜

2012-01-16
 病室に着きました。こうなれば後はその時の状況だ!!・・・っと意を決して、いざ面会!!!

 おっと、寝ています!・・・・起こすのは忍びないけど、折角だから起こします。こんな時、声をかけるのも良いかもしれませんが、びっくりさせたくないので、そっと右手に触れます。きっとお風呂にも入っていないのでしょう、手がカサカサです。軽く右手を握ると・・・目を開けました。さぁ、ここからがお見舞いのスタートです!!

 もしかしたら記憶障害でもあって、覚えていないかも・・・を不安になりつつその時初めて声をかけます。

 「ろまん亭の大塚です。分かりますか?」

 即座に「本当にお世話になりました。」と返答です。この時点で胸にこみ上げる感情を何とか抑えつつ、

「少し落ち着いたみたいですね。」   何だか自然と言葉が出てきます。

 それから40分くらいお話をしました。少しでも気持が楽になると良いな・・・と思い、少し冗談も交えつつ話しましたが、入院前のような明るさは最期まで戻りませんでした。なんだか自分の運命を悟り、受け入れてしまったような印象です。それでも随分沢山話してくれました。

 ありがたかったです。名残惜しい気持を胸にしまい、病室を後にします。

見舞う。〜その1〜

2012-01-16
 今日は少し時間が取れたので、ある利用者さんのお見舞いに行こうと思います。

 12月中旬の出来事。脳梗塞を起こして緊急入院した利用者さんです。(詳しくは12月17日あたりの徒然日記をご覧ください)入院して約一ヶ月。大分容態も安定してきていると連絡があったので、早速お見舞いです。

 病院へ向かう道中、色々な事を考えてしまいます。この利用者さん、左片麻痺になってしまいました。そうすると自宅での介護が出来ないので、必然的に「退院=入所」と言う図式になってしまいます。しかし頭はまだまだしっかりしていて、入所は精神的に厳しい物だと予測できます。だからと言って他に方法が無いので、どうし様もありません。

 道中考える事は・・・実際あの時の行動、すなわちろまん亭がとった行動が本人にとって本当に良かったのかどうかです。あのまま我々が関わらずにいたら、恐らく翌朝には他界していたと思います。だから助かって良かったと思う反面、今後のその方の道筋を考えると・・・こればかりは本人しか分からない事です。助かった事に「感謝」か「大きなお世話」か。本人に会ったとき、始めに何を話してよいのか思いつきません。

 「いや、それは助けて良かった」と言われる方が多いかもしれませんし、実際そう思いますが、その利用者さんの現状や性格、環境など諸々考えると、簡単にそうとも言い切れません。複雑な心境が、答えの出ない問答が続きます。

 様々なことを考えているうちに病院に到着です!

甘いの大好き!!

2012-01-14
 この時期の甘いもの。さて、何でしょうか?年配の方は殆どと言って良いほど大好きです。

 その答えは、ずばり「甘酒」です(^0^)

 その昔、利用者さんたちが子供の頃でしょうか、当時は甘いものが今ほど無かったと思います。そんな中、お祭りや正月になるとこの「甘酒」が飲めたのだと思います。だから「甘酒」は利用者さんたちにとっては、素晴らしく美味しい物なのだと思います。

 さて、ろまん亭では・・・本日甘酒を作りました!!予想以上のリアクションで作った本人も大満足です0(^−^)0

 勿論お替り自由です。好みによって生姜もすりおろしておきました。皆さんの笑顔が眩しい!!!

 ある利用者さんは・・・「何年ぶりに飲んだろう??」としみじみ。あら〜、もうお忘れですか?昨年も飲みましたよ♪(笑)

 なかなかご自宅で甘酒を作る方も少ないようです。だからこそ、ろまん亭ではこの時期から春先までリクエストがあれば・・・酒粕が手に入れば・・・・作ります!!

 今回も沢山作ったので、来週の初めくらいまでは楽しめると思います(^−^)甘酒が飲みたいときはどうぞ一声かけてくださいね♪

にやける利用者さん(^−^;その?

2012-01-13
 和やかにバトルは続きます。このようにある特定の話題に囚われると修正がきかなくなるのがBさんの特徴です。

スタッフ心中・・・まずい、このままでは全ての話が京都に集約されてしまう・・・・

 どうにか元の話に戻そうとやや必死になります。しかし当然ながらBさんも譲りません。

スタッフ心中・・・まぁ、いいか。このまま京都と北海道の話を交互に上手くつないでいこう・・・・

 と思い始め、そんなやり取りをしている間の助手席のAさんをチラ見します。

 すると・・・・

 Aさん、にやけています!!こちらをチラチラ見ながらしっかりにやけています!!!

 スタッフ心中・・・・あちゃ〜、Aさん全てお見通しだ〜(^−^;でも楽しそうだから良いか〜・・・・

半ば開き直って敢えて京都と北海道の話を平行に進めます。Aさんこのやり取りに満足そうににやけて、いよいよろまん亭に到着。

 そして一言。

 Aさん「大変だね〜。フフフ・・・。」ですって!!!

 ここでもやはり利用者さんが一枚上手のようです。脱帽(^−^;
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