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ふれあいと和みの家
≪大利根ろまん亭≫


●有限会社ゲン
〒371-0822
群馬県前橋市下新田町329-11
TEL.027-252-7735
FAX.027-252-7782

≪大利根ろまん亭≫
介護支援事業
≪大利根ろまん亭≫

~2021年9月

徒然なる日記

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動ける利用者さん(^-^;

2021-09-09
 要介護が軽い利用者さんは結構歩けます。要介護2くらいでも歩行に問題ない方も多くいるはず。

 まだまだ歩ける利用者さん、ろまん亭と同じ地域に住んでいると少々厄介な事が起きてしまいます。

 厄介な事とは・・・

 要介護が出ているので、多かれ少なかれ認知症も含まれるケースは多いです。要介護状態が軽い方の場合はまだ歩ける・・・と言うケース。

 ろまん亭と同じ大利根地区にお住まいだと、ろまん亭まで歩いて来てしまう事があるのです。実際そんな利用者さんが居ました。

 毎朝ろまん亭まで歩いて来てしまうのです。認知症もあり、時間がとにかく早い!!時には朝の7時頃に来てしまうとか。8時頃であれば僕が出勤しているので、一旦帰宅してもらったりしていましたが、歩けるので時間に関係なくろまん亭まで来てしまうのです。

 さて今は・・・

 何と自転車に乗れる利用者さんがいるのです!!ろまん亭まで歩いて来るには少し遠め。自転車なら来られる距離に住んでいる方。

 要介護は軽め。しかし認知症がある為、ろまん亭まで直で来る事が出来ないようなのです。

 今日は午後に外出する用事があったのですが、その道中、当の利用者さんが自転車に乗っている姿を目撃しました。方向から言うとスーパーへ向かっています。

 ・・・あぁ、〇〇さんはスーパーへ買い物か。でも自転車は危ないなぁ・・・

 と思いながら運転していたのですが、ろまん亭に戻って帰りの送迎時、何とその利用者さんがろまん亭に来たのです。しかも近所の方に付き添われて(^-^;

 話を聞くと、どうもろまん亭に用事があって自転車で向かうまでは良かったのですが、途中から道が分からなくなり、グルグル近所を回ってしまったとの事。

 そうです、僕が姿を見かけた時に実はろまん亭に向かっていたのです。

 目撃した時間と到着した時間を考えると、どうも2時間近くサイクリングしていた事になります(^-^;

 用件を聞きました。独居の方ですので、親族が付き添わないと駄目な案件です。親族に連絡して打ち合わせましょうと言う事で納得、「このまま自転車で帰るから大丈夫」と言われましたが、そうも行きません。

 結局車に自転車を乗せてご自宅まで送りました。

 その利用者さんが気にしていた用件をキーパーソンの親族に伝えて、今日の状況を報告。用件もちょっと大切な内容だったので担当ケアマネージャーさんにも連絡。

 当の本人にはろまん亭の電話番号を伝え、

 「これからは自転車で向かう前に電話して下さいね。」と念押ししました。本人も「そうだいね。そうするよ。」と快諾。

 あとは覚えていてくれれば良いのですが・・・何せ要介護状態の方です。覚えていてもらえるように、今後も利用毎にお伝えしようと思います(^-^)

 ろまん亭から歩行圏内の動ける利用者さんはろまん亭まで来てしまう危険性があります。事故などが無ければ良いのですが、やはり要介護者、出来れば・・・いえ、必ず送迎を待って頂きたいと思っています。

 う~ん、今日の利用者さん。今後も自発的にろまん亭に向かってしまうかも知れません。歩行ではなく自転車。危険も一杯です。

 何とか電話でやり取りが出来るようにして頂き、どうしてもの場合はこちらからお迎えに伺えるようにしたいと思っています。

 キーパーソンの親族の方、担当ケアマネージャーさんも臨時なら実績対応でOKを頂きました。

 独居の方、認知症があっても動ける方の場合は様々な事に注意が必要です。

 「ろまん亭に行きたい!」と思ってもらえる事はとても嬉しい事ですが、歩いたり自転車で動かれるのは大変危険です。

 良い方法を見付けて対応したいと思っています(^-^)

認識されていて嬉しいです。

2021-09-08
 ろまん亭の利用者さん達はろまん亭利用時は当然我々の事を認識して下さっています。

 いつもの場所、いつものメンバー。安心感もありますね。

 しかし・・・これが別の場所であったりするとリアクションがちょっと違ったりします。

 軽い認知症の方々の場合は外でお会いした時にその状態・程度が分かったりするのですが・・・大抵の方は外でお会いしても「初めて会う人」的なリアクションが多いです(^-^;

 さて、昨日の帰りの送迎時です。皆さんを乗せてそれぞれのご自宅へ向かって走っていると、細い道で二人の人がお散歩していました。

 車がだんだん近付くと・・・何とそのうちの一人がろまん亭の利用者さんではありませんか!!

 7月から利用が始まった方。要介護1です。軽い認知症あり。実際しっかりしている面もありますが、会話の繰り返しや物忘れもあります。

 さてさて、車の中から声を掛けたら分るでしょうか??折角ですので声をかけてみます。

 すると・・・初めのうちは分からなかったようですが、車に近付いて窓越しに顔を見ると・・・

 「あら~、どうしてこんなところに居るの?」と。

 お~、認識して下さっていました!!普段会う環境と違うところでお会いすると大抵分からない事が多いのですが、ちゃんと認識して下さいました!!

 これは嬉しいです!!

 「今丁度皆さんをご自宅に送っている最中です。」

 「そうかい!この辺かい!」

 「もう少し先なのですが。〇〇さん、明日迎えに行きますから宜しくお願いします!!」

 「はい、明日ね。お願いしますね!!」

 「大丈夫ですか?もし良ければ送りますよ!」

 「ありがとうございます。大丈夫よ。」

 一応散歩中ですが、自宅まで歩けないようなら乗ってもらおうと思いました。しかし大丈夫との事。と、そこでお別れです。

 ろまん亭以外でお会いして認識して頂けるのは嬉しい事ですね。う~ん、要介護1の認知症としてはやはりまだまだ軽度のようです。安心しました。

 この方、独居です。要介護状態での独居、認知症が進めば当然在宅生活が難しくなります。キーパーソンとケアマネージャーさんは出来るだけ住み慣れた在宅生活を・・・と、目標を立てて下さっているので、我々も全面的に応援したいと思っています。

 大丈夫、ろまん亭以外の場所で我々を認識できるのなら、まだまだしっかりしています。

 東地区界隈の利用者さんとそのご家族の皆さんとは生活圏が同じの為、今後もどこか近所でお会いする事もあろうかと思います(^-^)

 その時に認識してもらえると嬉しいなぁと思いますが、もちろん認識してもらえなくても大丈夫。ろまん亭以外の場所での利用者さんの様子も同時に見られるので、その後の支援の参考にもなります。

 いつでもどこでもお会いできれば全てを参考にして、より良い支援が出来るようにしたいと思っています。

快方に向かっています!!

2021-09-07
  ある利用者さんです。毎年夏になると何故かお尻に褥瘡のような傷が出来てしまって、処置をしながら秋を迎えます。

 今年の夏も例外なく褥瘡のような傷が出来てしまいました。認知症で要介護5の方。

 排泄はコントロール出来ません。なので夏場の失禁と蒸れからくるものではないかと思っているのですが・・・

 毎回お尻が気になり始めるとご家族に連絡します。そして受診して頂くのですが。今回も受診して頂き、処方してもらった薬で処置をしていました。

 初めに処方された薬ではなかなか状態が改善しませんでした。しかし二回目に処方された薬はその方に合っていたのか、即改善されているように見えました。

 二回目に処方された薬は少し暑さも和らいだころだったので、蒸れが少なくなったのも良い材料だったのかも知れません。

 一番嬉しかったのは、傷が出来始めた当初は痛みが伴っていたようなのです。

 「痛い」と言う表現は出来ませんが、体の反応が痛みを感じていると思わせます。初めの薬の時も痛そうな反応がありました。

 約1か月くらい経って、二回目の薬で痛みが和らいでいるような体の反応です。安心したし、嬉しく思いました。

 今日もお尻の状態を確認して処置をしたのですが、痛みはほぼなくなっている様子、傷も塞がって来ました。

 あと一歩ですね(^-^)

 毎回利用時に入浴もしています。なので入浴後に一回、夕方帰宅前に一回処置しています。

 幸い二回目の薬は沢山処方されていて、このままいけば確実に治りそうです。夏場の二か月近く、痛みがあったと思いますがあと一息!!

 認知症の為、痛みや不快感の訴えが出来ません。体の反応や表情で判断するしかないのですが、今は痛みに表情がゆがむ事は無くなり、スタッフ一同ひと安心。

 ・・・とは言え、褥瘡は油断するとすぐに戻ってしまいます。座椅子には円座を敷いたり出来るだけ傷に負荷がかからないように工夫したり。

 紙パンツ内が蒸れてしまうので、トイレ誘導時は軽い清拭をしたり・・・とにかく清潔に蒸れないように気を付けながら対応しています。

 9月に入り急に涼しくなって突如快方に向かい始めて・・・

 やはり夏場の暑さと蒸れが原因の一つかもしれません。

 秋になって改善したら、その状態を維持出来るように見守って対応して行きたいと思います。

 自身で訴えが出来ない方の場合、周囲が気付いてあげなければなりません。

 体の反応、表情などをしっかりと確認しなければなりませんね(^-^)

驚きの事実(^-^)

2021-09-06
 今日の午後は皆さんと一緒に「歌声喫茶 ろまん亭」を楽しみました♪♪

 パソコンを使ってインターネットから懐かしの曲を流して一緒に歌います。もちろんカラオケでは無いのでマイクはありません。

 歌手の本人映像+歌詞が付いている曲を探して流します。流石に歌詞無しでは歌の楽しさも半減してしまうので。

 歌詞を見ながら本人の映像を観ながら歌います。映像も込みだと歌わないくても映像で楽しめます。

 小一時間程色々な曲を流して歌ったり喋ったり。本人映像を観て「このころは若かったですね~。」などとお話をしながら楽しみました。

 歌声喫茶ろまん亭も終盤、最後の曲を流そうかと思い、何にしようかと選んでいたら・・・フッと目に付いたのが水戸黄門の歌、「ああ人生に涙あり」でした。

 水戸黄門と言えば国民的テレビドラマ。誰でも知っている番組ですね。その主題歌と言えば、当然皆さんも歌えると思い、

 「じゃぁ今日の最後の曲は皆さん必ず知っている歌を流しますね!」

 と、「ああ人生に涙あり」を流すと・・・

 何故か皆さん反応が薄い!!しかも歌えていません!!

 ・・・あら~、どうしたのかしら?・・・

 不思議に思い、皆さんに質問。

 「水戸黄門は知っていますよね?」と。すると、

 「余りよく知らないんよ。」ですって!!

 何と、あの国民的テレビドラマの水戸黄門を知らないとは!!とても驚きました。

 「見ていなかったな~。」とか「その頃は働いていたから知らないんよ。」と口々に。まさかの展開。当然の如く皆さん知っているかと思ったのですが・・・

 今日の利用者さん達は殆ど知りませんでした。こんな事ってあるんですね(^-^;

 「それは申し訳ありません。じゃぁ別の曲で最後にしましょう。」

 と、皆さんが知っている定番の曲を流して歌って本日終了。

 いやいや、まさか水戸黄門を知らないなんて、久しぶりに驚きました。スタッフも驚いていました。お互い目を合わせて笑ってしまって。。。

 こんなギャップもあるのですね。

 今日の利用者さんの年代は昭和10年前後の方々。たまたまろまん亭の利用者さん達が知らないだけだと思いますが、まさか全員知らずに歌えなかったとは、本当にびっくり。

 自分の物差しで選曲するものではありませんね。失敗失敗。

 次回は皆さんに聞きながら選曲したいと思います。

 最後はそんな感じになりましたが、それまでは小一時間声を出して楽しく歌って。我々も一緒に楽しませて頂きました。

 そうそう、もう一点。驚いたのは「子連れ狼」の歌は知っていた事(笑)僕個人的に映像を観たかったので流してみたら、皆さん歌えました~。

 って、何故??(笑)

 基準が分からない(笑)

 子連れ狼は歌えて水戸黄門を歌えないろまん亭の利用者さん達でした(^-^)

 普通は逆な気がしますが。。。(笑)

途端に始まります(^-^;

2021-09-04
 8月最後の週の猛暑から一転、9月に入って4日連続の雨模様です。気温もグッと下がって肌寒いような気候です。

 利用者さん達は寒さに敏感です。曇っていたり雨が降ったりすると夏場でも急に冬支度になったりました。夏場では何枚か脱いで頂き、適切な着衣になって頂くように心がけていましたが・・・

 寒くなるともう一点、急に始まる事があります。

 それは・・・失禁です。

 失禁が無くても、これまで朝紙パンツを交換して来て下さった方が履き替えるのが面倒で汚れたままろまん亭に来てしまったりするのです。

 暑ければ暑いで着衣等チェックが必要で、寒くなれば寒くなったで今度は失禁のチェックが必要になります。

 実際9月に入ってからそれまで紙パンツを履き替えて来てくれた利用者さんが毎回ろまん亭にて紙パンツとパットを交換しています。

 寒くなると様々な行動が面倒になるようです(^-^;

 暖かい時期には失禁が無かった方も、冬場になると突然失禁が始まったりする事もあります。急に失禁が始まるので、ご家族の皆さんは心配してしまいますが、冬から春になるまではとりあえず様子見が必要だと思います。

 何故ならば、春から初夏になり、暖かくなると今度は急に失禁が止まったりするのです。

 急に失禁が始まっても、焦る事なく対応して、暖かくなるまで様子を見た方が無難かもしれません。万一暖かくなっても失禁が治らないようなら、恐らくその後も失禁が続く可能性があります。

 その時にしっかりした対応を確立させる事が大切だと思います。

 季節の変化によって利用者さん達も浮き沈みしてしまいます。不思議な事ですが、曇りや雨の日はやはり不安定になってしまうケースは多くあります。

 季節の変わり目の期間だけ一過性で変化してしまうケースもあります。

 家族介護は毎日の負担です。なので急な変化が起こると焦ってしまったり、よりストレスが溜まってしまったりする事と思います。

 しかし急な変化でも焦らずにしばらく様子を見るようにしてみて下さい。一過性の変化かそれとも恒常的な変化なのか・・・そこを把握して、対応する事をおススメします。

 その時々によって一喜一憂してしまうのも「介護あるある」です。

 ご自宅で何事かの変化がある時は是非ろまん亭にご相談下さい。状態を見守りながら、正しい対応方法を模索します。

 今は季節の変わり目、しかも急な寒さです。

 何かしらの変化が出てしまいそうな気候。即断せずに、見守りながら、より良い対応をして行ければと思います(^-^)
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